Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 欧州

英国国教会の総本山「カンタベリー大聖堂」でサイレントディスコ、抗議や疑問の声相次ぐ

2024年2月23日22時57分
  • ツイート
印刷
関連タグ:英国国教会カンタベリー大聖堂イギリス
英国国教会の総本山「カンタベリー大聖堂」でサイレントディスコ、抗議や疑問の声相次ぐ+
カンタベリー大聖堂で行われたサイレントディスコの様子(写真:同大聖堂のX〔旧ツイッター〕より)

英国国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂で最近、「サイレントディスコ」と呼ばれる若者向けのイベントが行われ、抗議や疑問の声が相次いでいる。イベントは他の大聖堂でも予定されており、中止を求める嘆願書には2500人以上が署名する事態となっている。

カンタベリー大聖堂は、英イングランド南東部カンタベリーにある大聖堂。イングランドにキリスト教を布教した聖アウグスティヌスによって、597年に建てられたとされている。世界各国・地域の聖公会で構成される「アングリカン・コミュニオン」(全世界聖公会)の世界的な「母教会」として、また英国国教会のトップであるカンタベリー大主教の主教座として、多くの巡礼者が訪れる場所となっている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されている。

サイレントディスコは、参加者がワイヤレスヘッドホンで音楽を聞き、それに合わせて踊るイベント。今回は1990年代のポップミュージックがテーマとされ、会場ではアルコールも販売された。イベントが開催された時間帯には、大聖堂の外で黙祷をささげて抗議するキリスト教徒たちもいたという。

しかし、こうした抗議の声にもかかわらず、リーズ、セント・オールバンズ、コベントリー、シェフィールド、マンチェスターなど、さらに多くの大聖堂で開催が予定されている。このうち、マンチェスター大聖堂では5月にサイレントディスコが開催される予定だが、2月末には「パンクロック・クラブ・ナイト」という別のイベントも予定されている。

カンタベリー大聖堂
カンタベリー大聖堂(写真:Hans Musil)

オンライン署名サイト「Change.org」に掲載された、イベントに反対する嘆願書(英語)には、23日時点で2500人以上が署名している。

嘆願書は、大聖堂の聖職者たちが、神聖な場所を冒瀆(ぼうとく)していると非難し、サイレントディスコが開かれるべき場所は、大聖堂ではなくナイトクラブだと述べている。その上で、キリスト教徒に反対の声を上げるよう呼びかけ、また聖職者たちに大聖堂を祈りの家とするよう呼びかけている。

「聖職者たちにその誤りを示し、人々の心に神聖な場所への畏敬の念を再び呼び起こすために、嘆願と祈りをもって抵抗しない限り、この冒瀆は止まりません」

「私たちは、歴史的な聖なる場所が冒瀆されること、特にナイトクラブとして利用されることに反対します。親愛なる英国国教会の聖職者の皆さん、ディスコを止め、大聖堂を再び祈りの場としてください」

このイベントに疑問を呈する声は他にもある。

英福音派アドボカシー団体「クリスチャンコンサーン」は、X(旧ツイッター、英語)に次のように投稿した。

「カンタベリー大聖堂の目的が、若くて純粋な礼拝者を引きつけることであるならば、サイレントディスコは絶対にふさわしい方法ではありません」

Fantastic atmosphere at last night’s Silent Disco! Thanks to everyone who joined us.

We’re looking forward to welcoming everyone this evening!

We'll be sharing more pictures later pic.twitter.com/zowUn1UErX

— Canterbury Cathedral (@CburyCathedral) 2024年2月9日

マンチェスター近郊のオールダム・ベテル教会を牧会し、ブロガーとしても活動するスティーブ・ニール牧師は、教会が福音を分かち合う意図を持たずに、その建物を人々で埋め尽くすことに意味があるのかと述べ、自身のブログ(英語)で疑問を呈した。

「私は、このような光景の中に、私たちが伝道的価値のある何かを成し遂げたと信じる理由を認めることはできません」

「単に『(教会に)来てもらう』ことは、福音のために何かをすることとは違います。単に『来てもらう』だけでは、誰をもキリストに近づけてはいません。『来てもらう』ことそれ自体では、本当に何も達成されてはいないのです」

キリスト教徒のコメンテーターであるエイドリアン・ヒルトン氏は、自身のX(英語)に次のように投稿した。

「カンタベリー大聖堂の首席司祭と参事会は、この『サイレントディスコ』を『神の家にふさわしい』(教会法F16号)活動であると見なしています。私は宣教について広い視野を持っていますが、(大聖堂で殉教した)聖トマス・ベケットが眠る大聖堂の『神聖さに反する』(教会法F15号)冒瀆的な行為に傾いていると思います」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:英国国教会カンタベリー大聖堂イギリス
  • ツイート

関連記事

  • 英国国教会、礼拝で同性カップルを「祝福」する祈りが使用可能に

  • 英国国教会の礼拝出席者数、2年連続で増加もコロナ前の水準下回る

  • 「3人の親」を持つ赤ちゃん、英国で初めて誕生 キリスト教団体は懸念表明

  • チャールズ英国王の戴冠式、テーマは「仕えるために召された」 カンタベリー大主教が語ったこととは?

  • 聖公会保守派、英国国教会の同性カップル「祝福」承認を拒否 「キガリ宣言」を発表

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 安らぎの中で体験する勝利 加治太郎

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.