Skip to main content
2025年11月3日15時29分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 欧州

英国国教会の総本山「カンタベリー大聖堂」でサイレントディスコ、抗議や疑問の声相次ぐ

2024年2月23日22時57分
  • ツイート
印刷
関連タグ:英国国教会カンタベリー大聖堂英国
英国国教会の総本山「カンタベリー大聖堂」でサイレントディスコ、抗議や疑問の声相次ぐ+
カンタベリー大聖堂で行われたサイレントディスコの様子(写真:同大聖堂のX〔旧ツイッター〕より)

英国国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂で最近、「サイレントディスコ」と呼ばれる若者向けのイベントが行われ、抗議や疑問の声が相次いでいる。イベントは他の大聖堂でも予定されており、中止を求める嘆願書には2500人以上が署名する事態となっている。

カンタベリー大聖堂は、英イングランド南東部カンタベリーにある大聖堂。イングランドにキリスト教を布教した聖アウグスティヌスによって、597年に建てられたとされている。世界各国・地域の聖公会で構成される「アングリカン・コミュニオン」(全世界聖公会)の世界的な「母教会」として、また英国国教会のトップであるカンタベリー大主教の主教座として、多くの巡礼者が訪れる場所となっている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されている。

サイレントディスコは、参加者がワイヤレスヘッドホンで音楽を聞き、それに合わせて踊るイベント。今回は1990年代のポップミュージックがテーマとされ、会場ではアルコールも販売された。イベントが開催された時間帯には、大聖堂の外で黙祷をささげて抗議するキリスト教徒たちもいたという。

しかし、こうした抗議の声にもかかわらず、リーズ、セント・オールバンズ、コベントリー、シェフィールド、マンチェスターなど、さらに多くの大聖堂で開催が予定されている。このうち、マンチェスター大聖堂では5月にサイレントディスコが開催される予定だが、2月末には「パンクロック・クラブ・ナイト」という別のイベントも予定されている。

カンタベリー大聖堂
カンタベリー大聖堂(写真:Hans Musil)

オンライン署名サイト「Change.org」に掲載された、イベントに反対する嘆願書(英語)には、23日時点で2500人以上が署名している。

嘆願書は、大聖堂の聖職者たちが、神聖な場所を冒瀆(ぼうとく)していると非難し、サイレントディスコが開かれるべき場所は、大聖堂ではなくナイトクラブだと述べている。その上で、キリスト教徒に反対の声を上げるよう呼びかけ、また聖職者たちに大聖堂を祈りの家とするよう呼びかけている。

「聖職者たちにその誤りを示し、人々の心に神聖な場所への畏敬の念を再び呼び起こすために、嘆願と祈りをもって抵抗しない限り、この冒瀆は止まりません」

「私たちは、歴史的な聖なる場所が冒瀆されること、特にナイトクラブとして利用されることに反対します。親愛なる英国国教会の聖職者の皆さん、ディスコを止め、大聖堂を再び祈りの場としてください」

このイベントに疑問を呈する声は他にもある。

英福音派アドボカシー団体「クリスチャンコンサーン」は、X(旧ツイッター、英語)に次のように投稿した。

「カンタベリー大聖堂の目的が、若くて純粋な礼拝者を引きつけることであるならば、サイレントディスコは絶対にふさわしい方法ではありません」

Fantastic atmosphere at last night’s Silent Disco! Thanks to everyone who joined us.

We’re looking forward to welcoming everyone this evening!

We'll be sharing more pictures later pic.twitter.com/zowUn1UErX

— Canterbury Cathedral (@CburyCathedral) 2024年2月9日

マンチェスター近郊のオールダム・ベテル教会を牧会し、ブロガーとしても活動するスティーブ・ニール牧師は、教会が福音を分かち合う意図を持たずに、その建物を人々で埋め尽くすことに意味があるのかと述べ、自身のブログ(英語)で疑問を呈した。

「私は、このような光景の中に、私たちが伝道的価値のある何かを成し遂げたと信じる理由を認めることはできません」

「単に『(教会に)来てもらう』ことは、福音のために何かをすることとは違います。単に『来てもらう』だけでは、誰をもキリストに近づけてはいません。『来てもらう』ことそれ自体では、本当に何も達成されてはいないのです」

キリスト教徒のコメンテーターであるエイドリアン・ヒルトン氏は、自身のX(英語)に次のように投稿した。

「カンタベリー大聖堂の首席司祭と参事会は、この『サイレントディスコ』を『神の家にふさわしい』(教会法F16号)活動であると見なしています。私は宣教について広い視野を持っていますが、(大聖堂で殉教した)聖トマス・ベケットが眠る大聖堂の『神聖さに反する』(教会法F15号)冒瀆的な行為に傾いていると思います」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:英国国教会カンタベリー大聖堂英国
  • ツイート

関連記事

  • 英国国教会、礼拝で同性カップルを「祝福」する祈りが使用可能に

  • 英国国教会の礼拝出席者数、2年連続で増加もコロナ前の水準下回る

  • 「3人の親」を持つ赤ちゃん、英国で初めて誕生 キリスト教団体は懸念表明

  • チャールズ英国王の戴冠式、テーマは「仕えるために召された」 カンタベリー大主教が語ったこととは?

  • 聖公会保守派、英国国教会の同性カップル「祝福」承認を拒否 「キガリ宣言」を発表

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • ワールドミッションレポート(10月29日):アンゴラとザンビアのルヤナ族のために祈ろう

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • ワールドミッションレポート(11月2日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(2)

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.