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聖公会保守派、英国国教会の同性カップル「祝福」承認を拒否 「キガリ宣言」を発表

2023年5月1日13時16分
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関連タグ:聖公会世界聖公会未来会議(GAFCON)アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)全聖公会中央協議会(ACC)同性愛英国国教会ジャスティン・ウェルビー
聖公会保守派、英国国教会の同性カップル「祝福」承認を拒否 「キガリ宣言」を発表+
聖公会の世界的保守派グループが主催する「世界聖公会未来会議」(GAFCON)の第4回会議。4月17日から21日にかけて、ルワンダの首都キガリで開催された。(写真:Jeff Walton)

英国国教会が2月に行われた総会で同性カップルの祝福を承認したことを受け、聖公会の保守派グループは4月21日、世界各国・地域の聖公会で構成される「アングリカン・コミュニオン」(全世界聖公会)を「リセット」するよう呼びかけた。

聖公会の世界的保守派グループが主催する「世界聖公会未来会議」(GAFCON)の第4回会議が、4月17日から21日にかけて、ルワンダの首都キガリで開催された。会議には、52カ国から約1300人が参加。参加者には、300人を超える主教と、司祭や執事ら主教以外の聖職者450人余りが含まれている。

GAFCONの代表者らは21日に発表した「キガリ宣言」(英語)の中で、聖職者が同性カップルを祝福することを認めた英国国教会の決定を拒否するとともに、同性愛を受け入れるあらゆる聖公会の権威を拒否した。宣言では、次のように述べている。

「主は同性カップルを祝福されませんので、父、子、聖霊の御名による祝福を祈願する祈りを作成することは、牧会的に欺瞞(ぎまん)であり、冒涜(ぼうとく)です」

「カンタベリー大主教をはじめとする英国国教会の指導者たちが、同性(カップル)の祝福を支持する公の声明を出すことは、誤りを取り除き、聖書が教える真理を支持し、擁護するという聖職按手(あんしゅ)と聖別の誓いを裏切るものです」

キガリ宣言は、1998年のランベス決議第1条10項(英語)を引用し、「同性愛の実践は聖書と相いれない」とした上で、「同性婚の正当化または祝福」に反対するよう勧告。「聖書の正統性から逸脱した管区や教区、指導者は、聖書の教えを守れなかったことを悔い改める」よう求めている。

その上で、「悔い改めることを拒む者は、聖公会の中でリーダーシップを発揮する権利を放棄した者と見なし、聖書的な土台の上に聖公会をリセットするために、正統派の首座主教や他の指導者と協力することを約束します」と宣言している。

GAFCONの代表者らは、英国国教会のカンタベリー大主教を霊的最高指導者として置くアングリカン・コミュニオンを「リセット」することも呼びかけている。

「このような正統性からの逸脱により、もはやカンタベリー大主教には『同等の者たちの中の第一の者』(first among equals)として、世界の聖公会を指導する役割を認めることはできないという見解を、グローバルサウスとGAFCONの首座主教は共有しています」

「聖公会をリセットすることは緊急の課題です。さまざまな管区における法的・法憲的な複雑さに対処すべく、適切で強固な基盤が必要です。目標は、世界中の正統派聖公会が明確なアイデンティティーと、世界に誇れる『霊的故郷』を持ち、グローバルな聖公会として安定と方向性をもたらす強力な指導体制を持つことです」

カンタベリー大主教の公邸であるランベス宮殿の広報担当者は、キガリ宣言を受けてコメント(英語)を発表した。

「私たちは、第4回世界聖公会未来会議が本日発表したキガリ宣言が、聖公会の構造について以前から指摘されていたのと同じ点を多く含んでいることに注目しています」

「カンタベリー大主教が以前に述べたように、こうした構造は時代とともに常に変化することが可能ですし、過去においてもそうでした。大主教は、最近ガーナで開催された全聖公会中央協議会(ACC)第18回総会で、聖公会の正式な構造に対する変更は、聖公会の意思決定機関である『コミュニオンの器』(Instruments of Communion=カンタベリー大主教、ランベス会議、全聖公会中央協議会、首座主教会会議)によって合意されない限り、行うことができないと述べています」

その上で、ランベス宮殿の広報担当者は、アングリカン・コミュニオンの指導者の間で、「私たちの相違や不一致を一致と交わりの中に留めておくことができるように、辛抱強く建設的に協力して、『コミュニオンの器』の見直しを行うことへの支持が広まっている」と指摘した。

「大主教は他の首座主教たちと定期的に連絡を取り続け、今後も引き続きこの問題や他の多くの問題について首座主教たちと議論できることを期待しています」

「聖公会として共に歩み続けることは、困窮の中に置かれている世界にキリストの愛を伝える最善の方法であるだけでなく、イエス・キリストが御父から遣わされたこと、また、たとえ意見の相違があっても互いに愛し合うことを、御父が求めておられることを世界に知らしめる方法でもあります」

英国国教会は2月に開いた総会で、同教会の主教らが事前に発表していた同性カップルの祝福を認める提案を承認した。一方、「一人の男性と一人の女性の間で生涯続くもの」とする結婚に関する教義は変更しないとしている。

また、承認された提案は、聖職者個人が同性カップルを祝福することに反対の立場である場合、祝福することを拒否することを認めている。英公共放送BBC(英語)によると、現カンタベリー大主教であるジャスティン・ウェルビー大主教自身は、立場上、同性カップルを祝福することは控えると発言している。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:聖公会世界聖公会未来会議(GAFCON)アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)全聖公会中央協議会(ACC)同性愛英国国教会ジャスティン・ウェルビー
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