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同性愛・LGBTQ

カンタベリー大主教の辞任求める声上がる、同性間の性交渉支持する発言巡り

2024年11月2日22時15分
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関連タグ:ジャスティン・ウェルビー英国国教会聖公会同性愛LGBTQクリスチャンコンサーン欧州聖公会ネットワーク(ANiE)国際長老教会(IPC)英国国教会福音主義評議会(CEEC)
カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー+
カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー=2016年1月15日(写真:Anglican Archives)

カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーが、同性間の性交渉を支持する発言をしたことを受け、英国内の福音派から辞任を求める声が上がっている。カンタベリー大主教は英国国教会の首席聖職者で、世界の聖公会の霊的最高指導者の立場にある。

ウェルビー大主教は、英人気政治ポッドキャスト「ザ・レスト・イズ・ポリティクス」で、司会を務める労働党の元スポークスマンでジャーナリストのアリステア・キャンベル氏のインタビューに応えた。この中で、セクシュアリティーに関する自身の見解は進化しており、今では「全ての性行為は、それがストレートであろうとゲイであろうと、献身的な関係の中で行われるべきだ」と信じていると発言した。ウェルビー大主教は続けて、次のように述べた。

「言い換えれば、性交渉は、結婚やシビルパートナーシップ(法的に承認された同性カップル)という関係の中で行われるものだという考えを私たちは諦めていません。私たちは、シビルパートナーシップや、2014年に施行された法律に基づく平等な結婚である同性婚を経て、彼らは地元の教会に来て、人生を共にする彼らのための祈りと祝福の礼拝を持つことができるべきだという提案を提出しました。ですから、私たちはそれを受け入れます。これは教会で同性婚を行うこととは程遠いものだと思います」

その一方でウェルビー大主教は、結婚とセクシュアリティーに関して伝統的な見方を保持する英国国教会の信者は、「英国国教会内に完全で疑いの余地のない居場所」があるとも述べた。

このウェルビー大主教の発言は、性交渉は婚姻関係にある異性間に属するという英国国教会の公式の教義と矛盾しており、英国内の福音派から辞任を求める声が上がっている。

それでもウェルビー大主教は、自身の見解を貫く姿勢を示している。インタビュー後、カンタベリー大主教の公邸であるランベス宮殿は声明(英語)を発表し、次のように述べた。

「ウェルビー大主教は性的親密さに関して、自分自身やヨーク大主教、その他多くの主教が現在保持している立場を反映する個人的な見解を述べました」

「彼は多くの祈りと神学的な熟考、特に『愛と信仰に生きる』(英国国教会の性的少数者などに対する取り組み)を通じて、自身の思いが長年にわたって進化してきたことを包み隠さず述べてきました。彼は今もこの見解を誠実に保持しています。それは、性的少数者の人々を歓迎し、愛し、これまでよりも完全な形で教会生活に受け入れ続けるという彼の決意を反映しています」

英福音派アドボカシー団体「クリスチャンコンサーン」の公共政策責任者であるティム・ディエップ氏は、ウェルビー大主教の辞任を求める声明(英語)の中で、大主教の見解は英国国教会の教義に対する「露骨な無視」を露呈しているとし、伝統主義的な英国国教会の信者らに対する責任を「過小評価している」と述べた。

「ウェルビー大主教の論理は、実際には完全に逆行しています。『伝統的な見方』を持つ人々こそが、英国国教会に最もしっかりと属している人々です。彼らはこれまで受け継がれ、理解されてきた教義を支持しているのです」

「英国国教会の鮮明で明確な教えから逸脱する主教たちは辞任すべきです。彼らの信念がいかに真摯(しんし)なものであったとしても、英国国教会に居場所がないのは彼らの方です。露骨な無神論者が主教になることがあってはなりません。英国国教会の教義に対する率直な不信は、主教としてとどまることを正当化するものではありません」

「性的不道徳を心から信じることは、心からの異端です。ウェルビー、(ヨーク大主教スティーブン・)コトレル、そして性的不道徳を支持する他の主教たちは、異端者以外の何者でもありません。もし彼らが誠実さを持っているなら、彼らは辞任するでしょう。しかし、羊の皮をかぶった狼(おおかみ)は辞任しませんので、破門する必要があります」

英キリスト教月刊誌「エバンジェリカルズ・ナウ」も社説(英語)でウェルビー大主教の辞任を求め、大主教の立場を「支持できなくなった」と述べた。

「何と嘆かわしく、哀れな状況でしょう。その多くがジャスティン・ウェルビー大主教の直接の責任であるというのは、悲しく、心が痛むことです。彼は辞任すべきです」と同誌は記している。

国際長老教会(IPC)の元総会議長で「大いなる愛宣言」の共同執筆者であるマシュー・ロバーツ牧師は、自身のX(旧ツイッター、英語)に、「カンタベリー大主教は、英国国教会の教義を否定していると述べたのだから辞任する義務がある」と投稿した。

英国国教会福音主義評議会(CEEC)のメンバーであるアンドリュー・ゴダード牧師は、CEECのウェブサイト(英語)で、ウェルビー大主教の見解は「衝撃的な」ものだとし、次のように述べた。

「これは壊滅的な発言です。なぜなら、英国国教会、アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)、そして世界中の他の全ての主要なキリスト教の教派が信じている教義からの明確な逸脱を示しているからです」

また、欧州聖公会ネットワーク(ANiE)のアンディ・ラインズ首座主教は、次のように述べた。

「これを単なる一個人の失敗と見なすのは間違いでしょう。悲しいことですが、確かに間違いです。衰退しつつある組織の大部分と同様に、彼は明らかに聖公会の世界の大多数が保持している、いのちをもたらすイエスの御言葉に対する確信を失っています。だからこそ、欧州聖公会ネットワークは、英国国教会ではなく、世界聖公会未来会議(GAFCON)の世界的な交わりに加わっていることをうれしく思うのです」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ジャスティン・ウェルビー英国国教会聖公会同性愛LGBTQクリスチャンコンサーン欧州聖公会ネットワーク(ANiE)国際長老教会(IPC)英国国教会福音主義評議会(CEEC)
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