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ミャンマー軍事クーデター

「キリスト教徒に対する迫害強まっている」 ミャンマー情勢めぐり専門家がパネル討論会

2021年7月15日16時35分
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関連タグ:国際キリスト教コンサーン(ICC)米国際宗教自由委員会(USCIRF)世界キリスト教連帯(CSW)オープンドアーズミャンマー
クーデターから4カ月、ミャンマー情勢受け緊急共同声明 NCC総幹事や司教らも賛同+
国軍によるクーデターに抗議するミャンマー市民=2月11日(写真:ボイス・オブ・アメリカ=VOA)

2月1日に発生したクーデターにより軍政下に置かれたミャンマーで、キリスト教徒や少数民族など同国の少数派がより大きな危険にさらされていると、専門家らが警告している。

米国に拠点を置く迫害監視団体「国際キリスト教コンサーン」(ICC)は8日、ミャンマーのキリスト教徒たちが直面している厳しい状況に焦点を当てたパネルディスカッションを開催した。ICCは6月、ミャンマーのキリスト教徒の状況に関する最新の報告書(英語)を発表。パネリストらは、この報告書を基に議論を行った。

報告書は、「空爆や地上戦が国中のさまざまな地域に広がり、暴力的な事件がエスカレートしている。何万人もの人々が避難しており、今後数カ月の間にさらに多くの人々が避難することが確実視されている」「不安定さ、食糧不足、そして多くの人命の喪失がミャンマー国民、特に弱い立場にある少数民族を脅かしている」などと伝えている。

ミャンマーは仏教国だが、カチン族やチン族、カレン族など、比較的キリスト教徒の割合が多い少数民族も存在し、イスラム教徒が主体とされるロヒンギャの人々の中にもキリスト教徒はいる。報告書はこの他、ワ州やカヤー州のキリスト教徒やインド・中国系のキリスト教徒についても触れている。

国教となっている仏教を信仰する人は、人口5400万人の約90パーセント。キリスト教徒は約6・2パーセントにすぎない。国軍から迫害を受けているのはキリスト教徒だけでなく、多くの少数民族が信教の自由を侵害されている。

ミャンマー国軍、教会を再び砲撃 小神学校でボランティアの青年1人殺害
国軍による砲撃を受けたミャンマー東部カヤー州デモソにある「ダーヌガンカ平和の女王マリア教会」(写真:アジア・ニュース)

米国際宗教自由委員会(USCIRF)のナディーン・マエンザ委員長は、パネルディスカッションの中で、「(ミャンマーでは)どの少数民族も迫害や差別から守られていません。しかし、2月1日のクーデター以降、状況は著しく悪化しています」と強調。民主化を目指すミャンマーにおいて、宗教的少数派が受けている残虐行為に国際社会が関心を持ち、行動を起こすよう求めた。

国軍は昨年11月の総選挙の結果を受け入れず、不正があったと主張。1年間の非常事態を宣言し、文民指導者を軟禁している。国軍が主導した2月1日のクーデターは、広範囲にわたる暴力、抗議行動を引き起こし、宗教的少数派の状況を悪化させた。この数カ月も、攻撃を逃れようと人々が避難していた教会に国軍が砲撃を加え、死傷者が出たり、教会が破壊されたりしている。

国連は6月、「治安部隊による市民地域への無差別攻撃」などを含むカヤー州での戦闘激化により、推定で10万人が避難していると発表。同州やミャンマー南東部で「治安と人道的状況が急速に悪化している」と懸念を表明した。

ICCは報告書で「教会への攻撃の増加は、国軍のキリスト教に対する敵意と人命軽視を示している」と述べている。

ミャンマー国軍、カトリック教会を砲撃 4人死亡 ヤンゴン大司教「人道的悲劇」
ミャンマー国軍による砲撃で破壊された東部カヤー州カヤンタヤルにあるカトリック教会「聖心教会」の内部の様子(写真:挙国一致政府〔NUG〕国際協力省〔MOIC〕)

ミャンマー現地で奉仕しているキリスト教系人道支援団体「フリー・ビルマ・レンジャーズ」のデビッド・ユーバンク氏は、危機的な状況の中、常に危険と隣り合わせの状況があるとし、最近、田植えの最中に国軍から銃撃を受けた話を紹介した。

ユーバンク氏は、ミャンマーでは直接的な人道支援とともに、国際社会からの政治的承認や介入が必要だと語った。

キリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」は「2021年ワールド・ウォッチ・リスト」(英語)で、ミャンマーを世界で18番目にキリスト教徒に対する迫害が深刻な国としてランク付けしている。それによると、ミャンマーは仏教を重視する宗教的ナショナリズムにより、キリスト教徒に対する迫害レベルは「非常に高度」だという。

国際人権団体「世界キリスト教連帯」(CSW)の東アジアチームリーダーで人権活動家のベネディクト・ロジャーズ氏は、ミャンマーの悪化した状況への対応は長期的なものでなければならないと述べた。

「(国軍に対する)圧力は可能な限り強く、対象を絞る必要があります。しかし、これは恐らく長くて手強い闘争、あるいはミャンマーの進行中の闘争における長い新章になるだろうということを認識した上で、できるだけ持続的なものでなければなりません。そのためには、強力であると同時に持続的なものでなければなりません」

抵抗運動参加の在日ミャンマー大使館職員を支持 日本キリスト教協議会が声明
ミャンマー最大の都市ヤンゴンで国軍のクーデターに抗議する人々=3月4日(写真:Maung Nyan / Shutterstock.com)

ICCは報告書で国際社会に対し、制裁の発動や団結した連合体の設立、国民統一政府への支援、国軍の同盟国に対する圧力などを提言。「長い間、国軍に迫害されているミャンマーの多くの少数民族や宗教的少数派のグループを保護することは、非常に重要なことであり、国際社会の優先事項の上位に置かなければならない」としている。

報告書の執筆者の一人であるICCの東南アジア地域マネージャーを務めるジーナ・ゴー氏は、「クーデターによる混乱は今後数カ月、あるいは数年は収まらないでしょう」と警告する。

「私たちはすでに、チン州やカヤー州などで、教会や宗教指導者たちが国軍に狙われているのを目撃しています。抵抗勢力が戦いを続ける中、人道支援や医療支援を切実に必要とする国内避難民は数万人に上る可能性があります。私たちは黙っていてはいけません」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:国際キリスト教コンサーン(ICC)米国際宗教自由委員会(USCIRF)世界キリスト教連帯(CSW)オープンドアーズミャンマー
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