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クリスマス

神の賜物による恵みと信仰 万代栄嗣

2019年12月30日10時02分 コラムニスト : 万代栄嗣
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関連タグ:万代栄嗣ルカによる福音書マタイによる福音書クリスマス

羊飼いたちが・・・羊の群れを見守っていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、・・・言った。「・・・きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」(ルカ2:8〜11)

イエスが・・・お生まれになったとき、見よ、東方の博士たちが・・・出かけた。・・・星が彼らを先導し、ついに幼子のおられる所まで進んで行き、その上にとどまった。・・・その家に入って、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。(マタイ2:1~11)

皆さん、クリスマスとは何の日のことですか?「Christ(キリスト)」「mas(礼拝・祭り)」。そう、イエス・キリストの誕生をお祝いし、礼拝するのがクリスマス。神の御子であるイエス様が、人となってこの地上に現れてくださったことは、人類の歴史の中で起こった最大の奇跡と言っていいほど、素晴らしい出来事でした。そして、2千年の間、クリスマスの喜びは廃れることなく、全世界に広がって祝われています。

聖書には、初めてイエス・キリストと出会った人々として、2つのグループの人々が描かれています。羊飼いと、博士です。彼らはキリストと出会い、喜びに満たされました。しかしこの2つのグループ、それぞれイエス様と出会い、喜び、礼拝しているのですが、その出会いの方法がずいぶん異なっています。

1. 一方的に選ばれた羊飼いたち

その当時、羊飼いとは、いわば、貧しさの極み、身分の最も低い人々でした。まともに住む所もない、文字の読み書きもできないような彼らが、突然、天からの光に照らされました。「今日、あなたがたの救い主がお生まれになった」と。聖書には、彼らがどれほどの信仰を持っていたのかを記していません。貧しく、無価値とも言えるような人々を、神様は一方的に選んでくださり、世界で最初の救い主の誕生の知らせを届けてくださいました。神様は、弱くて足りない、欠陥だらけの私たちを選んでくださり、愛してくださり、関わってくださるお方であることを感謝します。

2. 救い主に近づいた博士たち

東方の博士たちは、救い主を探して旅に出ました。その当時、違う民族の土地に入るとき、命の保証はありませんでした。それでも彼らは、救い主に近づこうと、命懸けの旅に出たのです。そして、不思議なことが折り重なり、とうとう彼らは救い主と出会います。それはいわば、私たちの信仰の歩みと似ています。

神様を求めて私たちが神様に近づこうとするとき、神様の方から私たちを引き寄せてくださり、私たちは救い主と出会い、救われるのです。私たちは心の中で神様と出会いたい、神様に救ってほしいと求める思いがありながらも、何日も何年も時間を費やしてしまうことがあるかもしれません。しかし、神様を信じて求めるとき、必ず救い主と出会うことができます。神様の導きが豊かに働いて引き寄せてくださったとき、神様に救われるのです。

最後に、エペソ人への手紙のお言葉を読みましょう。「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です」(エペソ2:8)。このお言葉はまさに、イエス様の誕生の物語のことが語られています。救いを生み出したのは、私たちではありません。救いは神様からの一方的な恵みであり、神様からの偉大な贈り物であるキリストの命が、この地に与えられました。私たちが信仰を働かせてキリストへと近づいていくとき、義と認められ、私たちは救われるのです。この救いの恵みを、自分のものとして受け止めていきましょう。

◇

万代栄嗣

万代栄嗣

(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

■ 【新企画シリーズ】動画「万代栄嗣のFUKABORI説教論!」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:万代栄嗣ルカによる福音書マタイによる福音書クリスマス
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