なにゆえキリストの道なのか(213)聖書は簡単に言えば何を教えているのか? 正木弥

2019年9月21日11時20分 コラムニスト : 正木弥 印刷
関連タグ:正木弥

聖書は簡単に言えば何を教えているのか。

主なことは4つにまとめることができます。

1)神がいる、ということ。2)神が人を造ったということ。3)神が(イエス・キリストとして)この世に来られたということ。4)神が(聖書において人類のすべてに)語り掛けたということ。この4点です。以下、要点を述べましょう。

1)神がいる、という場合の「神」とは、八百万(やおよろず)の神ではなく、神話の神でもなく、抽象的な真理とか法則とかの神でもありません。天地の主なる神であります。このような方はほかにはいないので、唯一の神です。他に並ぶ者のいない絶対的な神です。この神は、考え・表現する主体としての人格神です。絶大の知恵と力に満ちた全知全能の神です。永遠、普遍、完全、無限、特に、義と愛の神です。このような神が我々を見つめ、導き、神の子にしようとしておられます。

2)宇宙万物、特に人間は、創造者なる神が造ったということです。神は、太陽・月・星から動植物に至る自然世界を造り、そして、神と同じ考える存在としての人間をお造りになりました。それらは、永遠にあり続けてきたものではなく、あるとき偶然に(ひとりでに)できたものでもなく、神がその計画と知恵と力により創造したものだというのです。それゆえ、万物、特に人間は、おのれの存在の根源である方「神」をあがめ、敬い、拝むべきです。この方が人を神の子にしようとしていることに感謝し、従うべきであります。

3)神は2千年前にイエス・キリストとしてこの世に来られました。それは、人間が創造目的から離れ、どの人も滅びる生き方をしていたから、今後もするからです。その滅びから救い出し、神の子とし、いずれ天の御国へ迎え入れ、永遠のいのちに生きる者にしようと、父なる神のもとを離れ、この世にくだって来られました。そして、人間が罪ゆえに受けるべき罰を身代わりで受けるため、十字架上で死を遂げ、復活されました。人がこのキリストを信じるとき、その罪を赦(ゆる)すこととしてくれたのです。さらに、信じる人を支え・助けるため、聖霊を賜りました。これらは、神の愛のゆえです。また、ご自身の義を完遂されるためでありました。

4)神は、聖書によって、人間にみこころを示し、善悪正邪を教えています。聖書は、人間が思うままに書いたのではなく、その内容・思想は壮大で深遠で、奇しさに満ちており、神が語ったものです。人は神の語り掛けを聞くべきです。

聖書は、以上の4つの要点を中心に書かれ、記録されています。

<<前回へ     次回へ>>

正木弥

正木弥(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版
ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書
ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ
創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から
なにゆえキリストの道なのか

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ

関連タグ:正木弥

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。

コラムの最新記事 コラムの記事一覧ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース