2018年グラミー賞:シーシー・ワイナンズやヒルソングがキリスト教音楽部門で受賞

2018年1月31日17時16分 翻訳者 : 山本正浩 印刷
+2018年グラミー賞:シーシー・ワイナンズやヒルソングがキリスト教音楽部門で受賞
左から、ヒルソング・ワーシップのベン・フィーディングとブルック・リガートウッド、ザック・ウィリアムズ、リーバ・マッキンタイア(写真:それぞれのツイッターより)

第60回グラミー賞の授賞式が28日(日本時間29日)、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された。同賞のキリスト教音楽部門では、シーシー・ワイナンズ(53)、ヒルソング・ワーシップ、ザック・ウィリアムズ(36)、リーバ・マッキンタイア(62)の4組が栄冠に輝いた。

グラミー賞の「ゴスペル・現代キリスト教音楽(CCM)」カテゴリーは全5部門。ワイナンズは「Never Have to Be Alone」で最優秀ゴスペル賞、「Let Them Fall in Love」で最優秀ゴスペル・アルバム賞を受賞。ヒルソング・ワーシップは「What a Beautiful Name」で最優秀CCM賞、ウィリアムズは「Chain Breaker」で最優秀CCMアルバム賞を受賞した。そして、カントリー音楽界の重鎮でありプロデューサーでもあるマッキンタイアが、「Sing It Now: Songs of Faith & Hope」で最優秀ルーツ・ゴスペル・アルバム賞を受賞した。

2011年以来の受賞となったワイナンズは、今回2部門で受賞したことで、グラミー賞通算受賞数を12に伸ばした。ゴスペル歌手として30年以上活動するワイナンズは、通算レコード売上枚数が世界で1200万枚を超える。昨年リリースした7年ぶりのアルバム「Let Them Fall in Love」は、息子のアルビン・ラブ3世がプロデュース。昨年10月には、ゴスペル音楽協会(GMA)の第48回ドーブ賞の2部門でも受賞している。

オーストラリアのメガチャーチ、ヒルソング教会の賛美チームであるヒルソング・ワーシップは今回が初の受賞。公式ツイッターには受賞を喜ぶコメントを投稿し、「What a Beautiful Name」に込められたメッセージを強調した。

「イエスの御名。私たちの人生を変えてくれた一番素晴らしい名前。ありがとう」

「皆さんが、神の愛をどれほど遠く(あるいは近く)感じていようとも、神の愛はどんな愛よりも大きく、主の御名はいかなる名よりも力強く、素晴らしくて、麗しい。この受賞がイエス様の栄光となりますように」

ヒルソング・ワーシップは同曲で、ビルボードの「トップ・クリスチャン・アーティスト」(17年)にも選ばれている。

ウィリアムズは07年、バンド「ザック・ウィリアムズ&ザ・リフォーメイション」のリードボーカルとしてデビュー。4年間の活動休止期間を経て、16年にソロ歌手として活動を再開した。「Chain Breaker」は同年リリースしたソロ初アルバム。収録曲「Old Church Choir」は今年1月、ビルボードの「クリスチャン・エアプレイ」で20週1位を獲得し、ソロ歌手の歴代記録を更新した。グラミー賞の受賞は初めてで、自身のツイッターには次のように投稿した。

「非常に驚いています。完全なショック状態にあります。私はこの部門の皆さんの大ファンなので、受賞できたことを光栄に思っています。でも、神様なしではまったく無理だったでしょう。皆さんの愛とご支援に感謝しています」

マッキンタイアは3回目の受賞。29枚目のアルバムとなる「Sing It Now: Songs of Faith & Hope」はディスク2枚入りで、1枚目には伝統的な讃美歌が、2枚目にはオリジナル曲が収録されている。受賞後には「私はカントリー歌手ですが、このアルバムに収録されている曲を人生の中でいつも歌ってきました」とコメント。「音楽は癒やしです。私はこの仕事が大好きです。これをできることを心から感謝しています。この受賞の栄光を神に帰します」と語った。

授賞式のオープニングパフォーマンスには、世界を代表する黒人ラッパーでクリスチャンとしても知られるケンドリック・ラマーが登場。同じくクリスチャンの歌手として知られるU2のボーカル、ボノとフューチャリングした「XXX」などを歌い、黒人差別などを訴える政治的メッセージの濃いパフォーマンスで幕開けを飾った。パフォーマンスには、実際にボノが登場したほか、U2のギタリストであるジ・エッジも参加。黒人コメディアンのデイヴ・シャペルも加わった。

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