Skip to main content
2025年10月18日17時15分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
同性愛・LGBTQ

ドイツ議会が同性婚の合法化を可決、メルケル首相は反対票 カトリック教会は遺憾表明

2017年7月4日23時50分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ドイツ同性愛アンゲラ・メルケルカトリック教会結婚
ドイツ議会が同性婚の合法化を可決、メルケル首相は反対票 カトリック教会は遺憾表明+
ドイツ連邦議会議事堂(写真:Cezary Piwowarski)

ドイツ連邦議会は6月30日、同性婚を合法化する法案を賛成多数で可決した。牧師の娘でもあるアンゲラ・メルケル首相は、結婚は男女間のものであるべきだとする個人的な考えに基づき、反対票を投じたが、結果を受け「今日の投票が、異なる意見を尊重する態度を促進するだけでなく、社会にまとまりと平和をもたらしてくれることを願っています」と語った。

ドイツではこれまで、同性カップルに対して「シビル・ユニオン」(市民婚=結婚に準じた権利を認める制度)は認められていたが、今回の法案が可決されたことで、子どもを養子にするなど、結婚に伴うすべての権利が認められることになる。

法案は、賛成393、反対226、棄権4で可決。左派政党や同性愛者の権利擁護家らは結果を歓迎した。結婚の平等を求める活動家のスーレン・ラントマン氏は、「これは本当に、ドイツにとって歴史的な日です」と語った。

ドイツ福音主義教会(EKD)の牧師を父に持つメルケル首相は採決後、記者団に対して、「私にとって、基本法の結婚は男女間のものです。そしてこれこそ、私が今日、この法案に賛成票を投じなかった理由です」と語った。一方、メルケル首相は、これが個人的な決断であることを強調した。

政府の調査によると、国民の8割以上が同性婚の合法化を支持していた。だが、メルケル首相が党首を務めるキリスト教民主同盟(CDU)と、会派を組むキリスト教社会同盟(CSU)は反対の立場。野党はすべてが同性婚を支持しており、連立を組むものの、同性婚については立場が異なっていた社会民主党(SPD)は25日、同性婚に対する方針について合意できない場合、連立を解消することも示唆していた。

このような中で、翌26日にドイツの女性誌が主催するイベントに出席したメルケル首相は、各議員が自身の良心に基づいて投票するべきだという考えを表明。同性婚反対に対し党議拘束をしない方針を示唆した。イベントでは、地元の選挙区で8人の子どもを育てるレズビアンのカップルと食事をしたことも明かし、「心に残る経験」だったと話した。採決後には、同性カップルが養子を迎えることが、合法的に認められるべきだと確信するようになったとも語った。

一方、ドイツでは9月末に総選挙が予定されており、同性婚が争点となることを避けるため、今の時期に方針を変更したとの見方もある。

今回の採決に対し、一部の保守派やカトリック教会は批判の声を上げている。

CDU元党員で、現在は無所属のエリカ・シュタインバッハ議員(73)は、「これは、結婚が男女間のものであるとするCDUの綱領に反します。CDUの決定は、明らかに紙くず同然に価値がないものです」と強く批判。「これがどれほど不快極まることであるかを、これ以上大げさに言うことは難しいでしょう」と語った。シュタインバッハ議員は、移民受け入れに関するメルケル首相のリベラルな政策をめぐり、今年1月にCDUを離党している。

ベルリン教区のハイナー・コッホ大司教は、ドイツのカトリック教会を代表して、「同性愛の共同生活に対する理解は、これとは異なる形の制度によっても表すことができます」とコメント。ドイツ連邦議会の決定を遺憾だとした。

法案は7月7日以降、フランクワルター・シュタインマイアー大統領の署名を経て成立する。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ドイツ同性愛アンゲラ・メルケルカトリック教会結婚
  • ツイート

関連記事

  • グラハム氏、カナダで伝道集会 イスラム教徒や同性愛者に対する発言めぐり地元で賛否分かれる

  • 絵本『一つになろうよ!!』韓国で再出版 同性愛問題などに関する新ページも追加

  • 米合同メソジスト教会、同性愛などめぐり保守派が新グループ 創立総会に1800人以上出席

  • 英国国教会の男性主教が同性愛をカミングアウト 同教会の主教で初

  • 同性愛者に対して教会は謝罪すべき 教皇

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • 栄光への脱出の道 穂森幸一

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(10月18日):エチオピア アファル族に福音を

  • 花嫁(35)古い人を脱ぎ捨てて 星野ひかり

  • 都合の悪いお言葉(その1) マルコ福音書10章1~12節

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 加速する聖書翻訳、3日に1つのペースで新しい言語訳の聖書が誕生

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.