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同性愛・LGBTQ

英国国教会の男性主教が同性愛をカミングアウト 同教会の主教で初

2016年9月7日11時14分 翻訳者 : 野田欣一
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関連タグ:英国国教会同性愛LGBTQカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーローワン・ウィリアムズ
英国国教会の男性主教が同性愛をカミングアウト 同教会の主教で初+
リンカン教区の主任主教であるリンカン主教クリストファー・ローソン(右中央)から、同教区の属主教であるグランサム主教に叙任されるニコラス・チェンバレン氏(左)(写真:同教区)

英国国教会リンカン教区のグランサム主教が、同教会で同性愛者であることを初めて公にした主教となった。

グランサム主教のニコラス・チェンバレン氏は2日、英ガーディアン紙とのインタビューで、昨年11月に主教に叙任された際、先輩の主教やカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーらに自身がゲイであることを知られていたと語った。チェンバレン氏は、あえて発表するつもりはなかったが、英サンデー・タイムズ紙が暴露記事を出す恐れがあったため、そうせざるを得なかったと語った。

「私がゲイであると知られることになっても、それを私が最初に言うべきことではありません。セクシャリティーは私の一部ではありますが、私が専念すべきは主教としての職務ですから」と、チェンバレン氏はガーディアン紙に述べた。

ウェルビー氏は、「私とニック主教(チェンバレン氏)とは長年の信頼関係」にあるとし、声明では「(チェンバレン氏の)主教叙任は、リンカン教区の教会に仕える資質と召命に基づいてなされました。彼は主教としての基準を満たしていますから、彼のセクシャリティーは職務に全く関係ありません」と述べている。

チェンバレン氏は、同性愛者として主教職にあることは、ゲイの聖職者は結婚せずに独身を続けなければならないという教会規定の枠の中にある、と主張している。主教に叙任される過程において、「教会規定の範囲内で主教として生きていくことは、私にとってどんな意味があるのかを、私たちは掘り下げて考えました」と語った。

ガーディアン紙のインタビュー記事によれば、リンカン教区の主任主教であるリンカン主教クリストファー・ローソンが、チェンバレン氏を同教区の属主教であるグランサム主教に叙任し、ウェルビー氏がそれを承認した。ローソン氏は教区の人々への書簡の中で、チェンバレン氏が「ゲイの聖職者に対する教会規則を十分に理解し、それによって生きているので私は満足している」と述べている。ローソン氏は「ニコラス主教がゲイであるか、そうでないかは、決定的要素ではない」としている。

英国国教会の広報担当は、「性道徳やそれ以外の個人の生活や規律に関する教会の教えに、完全に従って生活しようとする者を、主教職を志すことから締め出してしまうのは不当なことだ、と教会はこれまでに何度も言ってきました」と語った。

今回明らかにされたことは、英国国教会内部の変化の兆しである。2003年、同性愛者であることを明らかにしたジェフリー・ジョン司祭がレディング教区の主教に叙任されなかったことは、前カンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズの任期を保障する要因の1つになった。ジョン氏は同性愛者の主教として独身を貫くとし、ウィリアムズ氏も初めのうちは支持していたが、ジョン氏の主教叙任はされなかった。

チェンバレン氏は「ゲイの主教」になりたいのではなく、「ゲイの男性として全ての人たちのための旗手」になりたいと考えているという。「私は、性の問題を超えて私たちが前に進むことに役立つことができればと切に望んでいるのです」

チェンバレン氏はまた、「このこと(自身のセクシャリティー)は重要なことではないとは言いませんし、無視することは致しませんが、しかし、教会は貧困や難民といった他の問題に集中する必要があると思います」と続けた。

英国国教会の最高決定機関である主教会は今月末、チェンバレン氏の出席を求めて会合を開くことになっている。主要な議題の1つが、教会内で同性愛カップルのために祝福や祈祷するような受け入れ方を提案するかどうかである。こうした動きに対し、同教会内の保守派からは反発が予想されるが、リベラル派の多くは遅きに失するものだと考えている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:英国国教会同性愛LGBTQカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーローワン・ウィリアムズ
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