Skip to main content
2025年8月19日06時55分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
ナイジェリア女子生徒拉致

帰りたがらないチボクの少女たち、解放後に待ち受ける社会的レッテル

2016年10月25日16時40分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ナイジェリアボコ・ハラム
ボコ・ハラム, チボク, ナイジェリア+
2014年にイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」によって拉致されたナイジェリアの女子生徒たち。イスラム教の女性衣服「ヒジャブ」を着用させられている。

イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が2014年4月、ナイジェリア北東部のボルノ州チボクにある中高一貫の女子学校を襲撃し、女子生徒276人を拉致した事件で、拉致された少女たちのうち、100人以上が過激思想に染められたり、解放後に直面するであろう社会的なレッテルを恐れたりして、帰りたがらないでいるという。

ナイジェリア政府は、現在も拘束されている少女たちのうち、83人の解放のためにボコ・ハラムと交渉している。しかし、チボク開発協会のポグ・ビトラス会長はAP通信に対し、多くの少女たちが恥ずかしさのため、戻る気になれないでいると述べた。

今月13日、ボコ・ハラムとの交渉の末、21人の少女が解放された。ビトラス氏のコメントは、この解放後に述べられたものだ。21人が解放されたという知らせは、ナイジェリア聖公会に「喜び、安堵(あんど)、楽観」をもって受け入れられた。しかしビトラス氏は、地元社会でさらなる虐待を受けることを避けるため、解放された少女たちは海外で教育やケアを受けるべきだと述べた。

「私たちは、彼女たちが、地元社会、またこの国から(どこか別の国に)連れて行かれることの方が良いと考えています。(ボコ・ハラムの元捕虜という)不名誉が彼女たちの残りの人生に影響するからです」とビトラス氏。「実際、ボコ・ハラムによって虐待されたと見なされている女性は悪いイメージで見られるでしょう」と語った。

これまでにボコ・ハラムから逃れた少女たちは全員、「ボコ・ハラムの妻たち」というレッテルを貼られ、自分たちの生まれ故郷を去っている。

児童売買に関する国連特別調査員でもあるビトラス氏は18日、声明で、ナイジェリアは「彼女たちを不名誉、村八分、拒絶から守る」ために、「断固とした態度」を取らなければならないと述べた。このコメントは、特にチボクの小さな町、イスラム教徒が多数派を占めるナイジェリア北部にある保守的なキリスト教の地域社会に向けられた。

解放された少女たちの証言によると、ボコ・ハラムに拉致された少女たちは、最初に捕らえられたとき、2つのグループに分けられた。多くがキリスト教徒だった彼女たちに、ボコ・ハラムは、イスラム教に改宗して聖人となる選択肢を与えたという。

既に解放された少女たちと、現在交渉が続けられている少女たちは全員、改宗を選ばず、奴隷となることを選んだ第2グループに属していた。ビトラス氏によると、この第2のグループに分けられた少女たちは自分の両親に対して、それ以後、別のグループに分けられた少女たちを決して見ることはなかったと語ったという。解放された少女たちは、家庭内労働者、運搬人として使われたが、報道によると、性的な虐待を受けることはなかったとされている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ナイジェリアボコ・ハラム
  • ツイート

関連記事

  • ボコ・ハラムから解放の女子生徒らが家族と再会

  • ボコ・ハラムに誘拐されたチボクの少女2人救出「もう211回の奇跡を望むだけ」

  • ボコ・ハラムによるナイジェリア生徒誘拐事件から2年 女子生徒家族らの苦悶

  • ナイジェリアの教団代表「ボコ・ハラムに教会員8千人が殺された」

  • ナイジェリアでキリスト教徒へ対する継続的な虐殺増大

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • ワールドミッションレポート(8月19日):ガーナのレレミ族のために祈ろう

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.