Skip to main content
2025年8月26日14時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
イスラム国(IS)

クリスマスのIS襲撃に備え、教会警備に警察官1500人配置 インドネシア

2015年12月23日23時54分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:インドネシアクリスマスイスラム国(IS)国際キリスト教コンサーン(ICC)オープンドアーズ世界福音同盟(WEA)
過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員+
過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員

インドネシア政府は、クリスマスシーズンに起こり得る過激派組織「イスラム国」(IS)の襲撃に備え、教会を警備するために警察官約1500人を配置する予定だと発表した。

クリスマスと新年の祝日に教会を警備する任務で、警察官はインドネシアの北スマトラ県に派遣される。「警備の任務は、すでに全ての教会で始まっています」と、メダン警察のハマム・ワヒュディ局長は述べた。「機動隊とも連携しています」

16日、「国際キリスト教コンサーン」(ICC)の南アジア支部長ウィリアム・スターク氏は取材に対し、インドネシア国内の関係者からの情報によると、クリスマスシーズンに教会を保護する努力が現実に実行されると述べた。スターク氏は、警備を強固にした理由の一つには、ISがキリスト教の礼拝堂などを標的とする恐れがあるという。また、他の問題もはらんでいる。

「さまざまな理由のうち最も顕著なことは、インドネシア政府は、国内でISの活動、襲撃がいかなる形でも起こることを望まないということです。政府は、ISが市民の一部の興味を引き、急進化させていることを認識しています。バングラデシュのように、政府は国内でのいかなるISの活動をも予防もしくは否定することになるでしょう。ですから、教会を保護することは、キリスト教徒を守るというよりも、むしろISの活動を防止する意味を持つでしょう」

世界福音同盟(WEA)をはじめとする、キリスト教の迫害に反対するほかの団体も、取材に対し、インドネシア政府が教会を守るために警官数千人を派遣することを認めた。

「事実として、政府はクリスマスイブをはじめ、12月の夜にはさらに多くの警官を配置する予定です。11月31日、私はこのことをインドネシア福音同盟に確認しました」と、WEA信教の自由委員会のゴッドフリー・ヨガラジャ氏は述べた。

イラクとシリア領内を越えて影響力を拡大しているとみられるISは、世界で最も大きなイスラム教徒の人口を持つインドネシアからの支持が上昇していることを、好意的に受け止めていると報じられている。

ゲイトストーン・インスティテュートなどのシンクタンクは、インドネシア国内でキリスト教徒に対する暴力的な聖戦とイスラム過激主義が増大しており、10月には国内で関連する事件が何件か発生したと報告している。イスラム教の指導者たちは教会を破壊しており、キリスト教徒は「アッラーの敵」だと警告している。一方地方当局は、襲撃犯を告訴できていないと、ゲイトストーン・インスティテュートは述べた。

昨年、何カ所かの教会が破壊された。当局は、問題となった教会が当初あった場所に登録されていないと述べたが、牧師たちはこの事件がキリスト教徒に対する宗教的迫害だと語った。ゲイトストーン・インスティテュートは、礼拝所を建てるためにその地域の異なる信仰を持つ60世帯以上の署名を得ることを義務付ける、2006年の礼拝堂令の施行以降、登記の許可を得るのはほとんど不可能だとも指摘した。

キリスト教徒に対する迫害の厳しさによって国々を毎年ランク付けしている「オープン・ドアーズ」は、キリスト教徒がイスラム過激派と当局による教会閉鎖の両方の迫害を受けているとして、2015年度のランキングでインドネシアを47位に位置付けた。

しかしスターク氏は、警官の派遣がキリスト教徒たちにまつわる懸念の増大、あるいは関係の改善を示しているわけではないとの見方を示した。

「インドネシアのクリスチャンにとって、教会の閉鎖は大きな問題として存在していますし、社会における差別、クリスチャンや礼拝の場を攻撃した犯人を罰しないことなども同様です。インドネシアでは、いまだ千カ所の教会が閉鎖されたままです。そのうちの80パーセントは、法的に認められるための要件を満たしているにもかかわらず、閉鎖されたままなのです」とスターク氏は語り、いまだ閉鎖されているHKBP(バタック・プロテスタント)フィラデルフィア教会、インドネシアキリスト教会の二つの大きな教会が大統領官邸前でクリスマス礼拝を持つことを明かした。

「このようなことを考えると、警官を派遣して教会を保護することは、キリスト教徒を守るというよりも、むしろISの活動を防止する意味を持つでしょう」

以前からキリスト教会は、爆弾を投げ込まれるなどの被害に遭っており、2000年のクリスマスイブには国内で襲撃事件が起こり、18人が死亡した。

宗教省によると、北スマトラ県でキリスト教徒は少数派とはいえ、人口の約30パーセントを占める。北スマトラ県には2008年、プロテスタント教会が約5400、カトリック教会が約1700あり、それぞれ約260万人と約45万人の信者がいた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:インドネシアクリスマスイスラム国(IS)国際キリスト教コンサーン(ICC)オープンドアーズ世界福音同盟(WEA)
  • ツイート

関連記事

  • イラク難民の少女「私たちが学ぶべきこと、それは『赦し』」

  • 中東での武力闘争「終わりの時が近いことの兆し」 米福音派クリスチャンの79%が認識

  • 仏でヘイトスピーチ取り締まり強化 160カ所のモスク閉鎖の可能性

  • 教皇フランシスコ、テロの脅威においても教会の門戸開くべきと主張

  • シャルリー・エブド紙の漫画家、ISに向けた作品を投稿 「もし神が存在するなら、神はあなたを憎む」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 誇り高き勇士 穂森幸一

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.