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主の御言葉に立って赦すこと 万代栄嗣

2015年8月13日00時50分 コラムニスト : 万代栄嗣
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「ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦(ゆる)しなさい。そうすれば、自分も赦されます」(ルカの福音書6章35~37節)

「自分の敵を愛しなさい」「裁いてはいけません」。今日の御言葉は文字通り、イエスの肉声です。もう1度お声を聞きながら、自分の心の中を確認したいと思います。そのための目の付け所が3つあります。

1. 憎しみや怒りを心の中に宿していないか

私たちはイエスを信じ、罪から救われ、愛を知りました。十字架で流された血潮を忘れないよう聖餐に与(あずか)ります。また、主の祈りでは「われらに罪を犯す者をわれらが赦すごとく・・・」と祈り、愛に溢れた人であるはずです。しかし、人を嫌ったり、敵意を持ったり、ドロドロした思いが心の中に宿っていませんか。クリスチャンで愛に溢れているはずですが、実際には、職場の同僚や、友人、愛をもって共に歩むべき家族、兄弟同士、親子、夫婦の間でも赦せない気持ちがあったりします。私たちの心の中には、常に罪や悪の力が侵入し得る危険性があるのです。だから、イエスは「自分の敵を愛しなさい」「裁いてはいけない」と語られたのです。今、世の中では原発や安全保障に対して反対デモが行われ、戦争反対と言いながら、心の中では人を憎み、実際に人を傷つけてしまうほどの、恐ろしい人間の現実があることを知らなければなりません。

2. 愛すること、赦すことを選ぶ

イエスは誰に対しても、愛すること、赦すことを心掛ける方がよいと、生の御声で語られました。裁くことよりも赦すことの方がより価値があると言われました。クリスチャンになったからといっても、すぐに完璧にはなりません。弱く中途半端な者です。しかし、諦めずイエスが指し示してくださったよきものを目指して、歩むことに価値があります。神の御言葉の原則を知っているあなたが怒るのは、よほどの理由があるのだと思います。それでもなお、赦し愛することの方がよいのです。憎み裁くより、赦し受け入れることを選び取ろうではありませんか。「あなたの敵を愛しなさい。赦しなさい。そうすれば赦される」とイエスが肉声で語ってくださいました。イエスの愛と赦しによって聖められ、憎しみや敵意から解放されることを願おうではありませんか。

3. 主の愛と赦しを忘れない

私たちは皆、自分自身が罪深いことさえ知らなかったとんでもない罪人でした。その私を、憐れみ、愛し、主が救ってくださったことを感謝しましょう。人を赦し、愛せないのは、罪人で、愛される資格もなかった自分が、赦され愛されている事実を忘れているからです。イエスは天の父なる神が恩知らずの悪人にも憐れみ深いように、あなたも憐れみ深くしなさいと語られました。恩知らずの悪人は私たちのことです。イエスが十字架にかかり救ってくださったのに、その愛をしばしば忘れる恩知らずです。自分が愛され赦されたことを思い出せば、周りの人を裁いたり、嫌ったりせず、赦し愛することができます。マタイ18章に王様から膨大な借金を赦してもらったしもべが、自分が貸した金を返せない人を赦さなかった例え話があります。私たちは、なかなか人を赦すことができません。イエスを愛し、イエスの愛で敵を一人でも赦し、愛することができるよう、祈る者でありたいと思います。

◇

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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