聖書をメガネに クリスチャントゥデイにおける読者の位置(その3)

2015年8月8日09時51分 執筆者 : 宮村武夫 印刷
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クリスチャントゥデイにおける読者の位置を考える基礎として、さらにマタイの福音書6章24節を覚えます。高校時代、私の生涯を決定的に左右した聖句です。

「だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません」(マタイ6:24)

金銭関係や雇用関係が全てではない。「神に仕える」一事に焦点を合わせ、自分自身はもちろん、相手に対しても、ソロバンを弾き、損得だけで関係を判断するのではない。生ける神のみを礼拝する、人間本来・私本来の姿に立ち、ヨハネの黙示録が明示する「主のしもべ仲間」の意識と交わりの実現を目指すのです。

「やめなさい。私は、あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書のことばを堅く守る人々と同じしもべです。神を拝みなさい」(黙示録22:9)

金も地位も一切のものが、人と人の間に立ち、上下関係を固定することは許されない。真の神を礼拝する恵みから、本来の自由な関係・気風が生まれるのです。これは、小社の編集会議を中心に、記事を書く記者の間で求め、少しずつ着実に実現しつつあるキリストの自由の実現です。

さらに、クリスチャントゥデイの記者と読者の区別を越えて、本来の人間・本来の私として生きる、同じ志を与えられている同志としての絆を、記事を書き、読む、静かで真摯(しんし)な営みを通して求めていくのです。(続く

(文・宮村武夫)

■ クリスチャントゥデイにおける読者の位置:(1)(2)(3)(4)

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