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ライフ・ホープ・ネットワーク通信

ライフ・ホープ・ネットワーク通信(2)シンシア・ルーブルの証し 塚本春美

2015年7月6日16時15分 コラムニスト : 塚本春美
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関連タグ:塚本春美中絶

シンシア・ルーブルの証し

シンシアのお母さんの証しは、次の通りでした。シンシア自身の証しから。

母は、たとえ悲惨な状況が待ち受けていたとしても、私が神のもとへ帰れるように祈っていました。母がこの祈りを始めてしばらくすると、私は人生で大変困難な状態に立ち向かわなければなりませんでした。結婚にもひずみが入り始め、心も完全におかしくなり始めていました。非常に落ち込み、もがく中で、毎日仕事のために自分を奮い立たせるのに必死でした。しかし突然、ありとあらゆるものに興味が失せてしまったのです。仕事も、家も、車も、お金も、すべてがむなしく感じ、神を探し求め始めました。

そんなある夜、マルコ8:36、37「人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう。自分のいのちを買い戻すために、人はいったい何を差し出すことができるでしょう」を読んでいて、広告という仕事のキャリアに自分の命、魂が失われていたことに気付かされたのです。そして、夫がすべての問題ではなかったことにも気が付いたのでした。私自身も大変な罪人であったと! 神に罪の赦しを泣き叫び求めました。そしてこの瞬間から私の心は変えられ、救われました。

残念なことですが、夫は、しばらくはその努力もしてくれましたが、結婚を続けようとはしなくなりました。私は広告会社の副社長を辞め、神学校に行くことにしました。そして卒業後しばらくして、日本に来ました。結婚している時、一度妊娠しました。出産を望む私の思いに反して、主人は中絶をするよう迫りました。そうこうするうちに、私は流産してしまったのです。だからこそ、中絶を強要されるということがどのように感じることかよく分かるのです。日本の多くの女性は、この精神的なプレッシャーを受けています。彼女たちにはその痛みを理解し、寄り添ってくれる誰かが必要なのです。

苦しい経験をし、神に反逆していた者だからこそ、他の女性が間違った場所に満足を探し求めていることがよく分かるのです。私たちがすべてを神に委ねていけるなら、主は私たちのどんな経験をも良きことに生かすことができるのです。主は今も昔も、私のような者を用いる恵み深いお方です。

彼女のこのようなストーリーがあるからこそ、主が彼女を用いておられることがよく分かります。母の祈りは強い! シンシアのお母さんのような祈りが誰にでもできるとは思いませんが、そのような信仰がほしいと思わず祈ってしまいます。しかし試練の後、主が必ず祝福し、幸せに導いてくれると信じていても、その間の祈られた人の苦しみを見なくてはならないのですから、それに耐える信仰がないと・・・。シンシアのお母さんの信仰は素晴らしい!

お母さんの祈りに主が応えるかのように試練が始まり、自分が間違った場所に幸福と満足を求めていたことに気付かされ、そこから人生の意味と意義を求め、探し出し、大きく人生を転換する時がシンシアに訪れました。広告会社の副社長というポストを惜しげもなく捨て、神学校に入学しました。

シンシアの強いリーダシップは、キャリアを積んでいた副社長時代にすでに養われていたのです。やはり主はすごい! 主はすべて必要なことをご存じなのだから。彼女の周りには多くの兄弟姉妹がどこからともなく集まってきます。

私は2006、07年ごろ、マネージャーとしてライフ・ホープ・ネットワーク(LHN)に従事していましたが、当時は本屋ぴりぽを四日市に立ち上げたばかりで、転勤先の愛知県と三重県の間を往復していました。月の前半8日間は四日市で本屋を開き、そして主人のいる豊橋に帰ります。その間主人は一人暮らしを余儀なくされ、今でも、「君は通算1年間、家を留守にしていたことになるよ」と言います。06年から09年後半まで、約4年間を行ったり来たりのスケージュールでしたから。本屋の業務と並行してLHNとも関わってくることができたのも、まさに神様の導きと励ましがあったからです。弱さゆえに主は強めてくださいますし、その弱さを主にあって誇ることさえ私たちはできます。その方の力がなければ、私のような者は一歩も前に進むことができませんでした。

さて次回は、なぜ彼女が日本に来たかをお話しします。

■ ライフ・ホープ・ネットワーク通信: (1)(2)(3)(4)

◇

塚本春美

塚本春美(つかもと・はるみ)

兵庫県生まれ。1984年三重県四日市市で受洗。家族は夫と子ども3人。2006年、夫の転勤先で現在の本屋ぴりぽのビジョンを主からいただき現在に至る。ライフ・ホープ・ネットワークのボランティアカウンセラー。

■ 本屋ぴりぽのホームページ

■ ライフ・ホープ・ネットワークのホームページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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