Skip to main content
2025年9月1日21時16分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

オーストラリアのキリスト教系学校校長、イスラム教徒の教師を拒否し波紋広がる

2014年6月4日10時44分
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム教オーストラリア差別
オーストラリアのキリスト教系学校校長、イスラム教徒の教師を拒否し波紋広がる+
(写真:Malate269)

オーストラリアのあるキリスト教系の学校の校長が、5月初旬に2人のイスラム教徒の教師を受け入れなかったことを受けて、反発を受けている。

チャーチ・オブ・クライストの流れをくみ、オーストラリアのクイーンズランド州に位置するレドランズ・カレッジのマーク・ベンスレー校長は、頭にスカーフを巻いたイスラム教徒の女性教師2人を拒否した決断について説明した。

「この学校で教える者には、学校が掲げるキリスト教的原理、習慣、信条を積極的に支持してもらうよう心を配ることが私の義務です」と、ベンスレー氏は5月20日に保護者へのニュースレターに書いた。

「ヒジャブ(イスラム教徒の女性が頭に巻くスカーフ)を頭に巻くということは、キリスト教的原理、習慣、信条に反する、または一致しない態度で積極的に行動することだとみなしたのです」と、ベンスレー氏はさらに書いた。「彼女達がヒジャブを身につけたいという気持ちは尊重しますが、レドランズ・カレッジでそうするのは不適切だと思います」とも述べている。

しかし、ベンスレー氏のこの決断は、レドランズ・カレッジ内の関係者全員に支持されたわけではなかった。

保護者のジェニー・デュークさんは、ソーシャルメディア上での投稿で「自分の娘がこんな学校に通い、自分が出た大学がこんな学校に先生を送っていると思うと哀しい」と書いた。

グリフィス大学イスラム研究学科長のモハマド・アブダラ助教授は、「これは教師を教育の場を初めて経験する上で不幸な状況です」と、地元の日刊紙「クーリエ・メイル」に語った。

「このような行動は、多くの教会やキリスト教系グループが異なるコミュニティー同士の理解を図るために行ってきた素晴らしい活動に逆らうものです。キリスト教系の学校がこのようなことをするなんて誰も思いませんでした」と、アブダラ助教授は語った。

学校としては声明で、「キリスト教的価値観を隠すつもりはない」こと、そしてそれでも「様々な背景、宗教を持つ人々全てに対し尊敬を愛情を持っている」と述べている。

クーリエ・メイルが当初この件をニュースにした際コメントを投稿した1人は、学校から移動を要請された女性の1人が自分であると語り、不満の理由の一つは、彼女自身がイスラム教徒であることを表明することが問題になるかどうか前もって学校に問い合わせていたからだという。

「私が言われたのは、学校の価値観を理解し、尊重している限り、信仰の表明は問題にはならないということでした」と、この女性はコメントした。

「私はトライアル授業をする日の朝、直接ベンスレー氏に会いましたが、私の頭のスカーフについて何も懸念を示しませんでした」と彼女は書いた。次の日になって、ベンスレー氏が彼女ともう一人の女性の移動を決定したことが分かったという。

「私自身は、従業員、教師、訪問者を受け入れたり、拒否したりする上で、ベンスレー氏が自分の学校の価値観とキリスト教の信仰を大事に考えたいという気持ちは理解できます。ですが、私が疑問に思うのは、なぜもっと早く言ってくれなかったのかということです」と彼女は書いた。

この件に関して寄せられたコメントの中には、「イスラム教徒として、レドランズ・カレッジが自分たちの価値観を守るためにとった行動は尊敬する」という、ベンスレー氏を擁護するコメントもあった。

「私の考えでは、あれは差別というよりも、私立学校でキリスト教の価値を守るという意志に基づいた行動だ。問題になった2人の教師はこの決定を受け入れて、また前に進んでいけばよい。イスラム教徒として、我々も他の宗教を尊重し、互いに親切にしなければならない。人生は短いので、そんなことにかまっている暇はない。むしろ、世界中にいる、我々よりも不運な人たちがよりより生活を送れるよう努力することの方が大事だ」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イスラム教オーストラリア差別
  • ツイート

関連記事

  • 「人生で一番大切なものは神」と答えた学生が入学却下、大学を告訴

  • ナイジェリアのイスラム過激武装勢力、200人以上の少女を拉致 キリスト教やイスラム教団体が非難

  • イスラム教徒殺害でキリスト者に終身刑=エジプト

  • ロシア正教総主教、モスクワのイスラム急進派に憂慮

  • 宗教対立深刻化する中央アフリカ、イスラム教徒が教会に避難

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 主キリストと共にある私たちの毎日 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • ワールドミッションレポート(9月1日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(5)

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 主キリストと共にある私たちの毎日 万代栄嗣

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 主キリストと共にある私たちの毎日 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.