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「人生で一番大切なものは神」と答えた学生が入学却下、大学を告訴

2014年4月30日14時13分
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関連タグ:信教の自由アメリカ差別米国法律正義センター(ACLJ)
「人生で一番大切なものは神」と答えた学生が入学却下、大学を告訴+
ボルティモア郡コミュニティカレッジ(CCBC)のエセックス・キャンパス(写真:Kevin Smith)

「法と正義のためのアメリカンセンター」(ACLJ)が、あるメリーランド州のコミュニティカレッジを訴えている。ある学生が、人生で一番大切なものは神だと言ったことが原因で、大学への入学を却下されたためだ。

ボルティモア郡コミュニティカレッジ(CCBC)の放射線療法学科に入学を希望していたブランドン・ジェンキンスさんは、入学に必須な最低限の条件を遥かに超えていたにもかかわらず、試験と面接を終えた段階で、2013年度秋学期入学には不合格との通知を受け取った。

次の学期に向けて入学を再出願するため、ジェンキンスさんがCCBCの関係者に問い合わせて不合格の理由を尋ねたところ、不合格の理由の1つは彼の専攻が「宗教には適さない」からだと伝えられたという。

5人の面接官との面接の際、ジェンキンスさんは「あなたにとって最も重要なこととは何か」と質問され、「神様です」と答えていた。

しかし、ワシントンDCに拠点を構え、世界中の憲法と人権法の保護に焦点を置いているACLJによると、ジェンキンスさんが自身の宗教的信条についてコメントしたのはこのときだけだという。また、ACLJは、そもそもCCBCの面接官の1人がそのような質問をしたために、彼はそのような返答をしただけだと指摘。

カレッジへの入学を許可し、許可が遅れたことによる損害賠償を求める連邦裁判所への告訴を21日、ジェンキンスさんに代わってACLJが提出した。

ジェンキンスさんが不合格についての回答をCCBCに求めると、放射線療法学科のアドリエンヌ・ドウアティ学科長が、ジェンキンスさんに「宗教が貴方の人生の重要な部分を占めていることは理解していますし、貴方の推薦書からもそれは明らかでしたが、この分野は宗教には適していません」と回答した。

ドウアティ学科長はさらに「私達のところには治療を求めてたくさんの患者が来ます。色々な宗教の人がいますし、全く無宗教の人もいます。将来面接するときには、貴方の個人的な考えや信条は面接では触れないようにするのがよいでしょう」と回答した。

ACLJの首席弁護士デビッド・フレンチ氏は23日、ジェンキンスさんに対する学科長の回答は「端的に違法であるだけでなく、差別的」だと米クリスチャンポスト紙に語った。またフレンチ弁護士はさらに続けて、「カレッジ側の弁護士は、ジェンキンスさんは自身の信仰を大っぴらにふれまわるべきではないと言ったそうです」と語った。

「いかなる状況だと、神が自分の人生で一番大事だと答えることが、他の宗教の人達や無宗教の人達を治療できないという意味になるんでしょうか」とフレンチ弁護士は問う。「それはカレッジ側の思い込みであって、ジェンキンスさんが面接中に言ったことには何の根拠もありません」

フレンチ弁護士はこれまで何年もの間、宗教的自由に関する訴訟を扱ってきたが、大学が志願者の宗教的信条を不合格の理由の1つに挙げた例は初めてだと言う。「長年、大学における宗教的自由に関するケースを扱ってきましたが、正直に言って、入学審査でこれほどあからさまなのは初めてです」とフレンチ弁護士。

「問題は、全ての点において入学の資格がある若者がいるのに、不合格通知で、彼の信仰を不合格の理由として取り沙汰しているということです。単純に違法です」と断言する。「それは人種や性別を取り沙汰するのと全く同じに違法です。 宗教を取り沙汰するのは違法で、憲法に違反しています」

ジェンキンスさんは放射線療法学科に出願する前から更生訓練施設の運営を手伝っており、今もそれを続けているが、そんな彼をフレンチ弁護士は「立派な人物」と称える。

「彼は模範的な市民です」とフレンチ弁護士。「彼のような学生のためにコミュニティカレッジというものは存在しているんです。社会の一員として生産的であり、そのために自分のキャリアスキルを広げたいという人達のためにです」

またフレンチ弁護士が強調するのは、ジェンキンスさんに問われた質問――人生において最も重要なことは何か――は、学問的な質問ではないということだ。「放射線療法のプログラムには関係のないことです。彼らは学問的なプログラムの領域を遥かに超えた質問をして、最も大事なことについてクリスチャンから正直な回答を得た。そしてそれを理由に彼を差別した。実に馬鹿げています」

21日ACLJが連邦裁判所に提出した告訴で要求しているのは、ジェンキンスさんを学科に入学させ、そしてフルタイムの学生になる予定であったところを入学却下され、仕事を再開することになったため彼が被った損害を賠償するよう、大学に強制命令を出すことだ。

フレンチ氏がクリスチャンポスト紙に語ったところによれば、ACLJは訴訟を回避しようとCCBCに書状を送ったが、彼らはジェンキンスさんがクリスチャンであることが不合格の理由だと「さらに拍車をかけた」という。

「我々としてはカレッジを訴えたくありませんでした。正しいことをして、彼の出願を宗教的信条には関係なく検討して欲しかった。彼らはジェンキンスさんを入学させないという決定を再度明言しただけでなく、彼の信仰が問題だという主張にさらに拍車をかけました」とフレンチ氏。

ドウアティ学科長がジェンキンスさんに不合格の原因として挙げた他の理由は、彼の3.2というGPAが他の出願者よりも低いということ、彼が放射線療法士として他の州ではなくメリーランド州で働きたいと願書に書いたこと、10年前に問われた刑事罰が1つあるので就職先を見つけるのが難しいだろうということだった。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:信教の自由アメリカ差別米国法律正義センター(ACLJ)
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