Skip to main content
2025年12月12日23時51分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教育

フラー副学長「3年経つ今こそ、震災の経験語り直すべき」 東日本大震災国際神学シンポ

2014年2月18日10時06分
  • ツイート
印刷
関連タグ:東日本大震災フラー神学校
フラー副学長「3年経つ今こそ、震災の経験語り直すべき」 東日本大震災国際神学シンポ+
「震災への関わりと震災の語り」をテーマに発題するパネリストたち=15日、東京都千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで

日米の神学者たちが今後100年の日本のキリスト教会のあり方を見据えつつ、震災後の教会が今なすべき働きについて考える第3回「東日本大震災国際神学シンポジウム」(東日本大震災救援キリスト者連絡会など主催)が15日、東京都千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで開かれた。フラー神学大学院副学長のホアン・マルティネス(Juan Martinez)氏が「イエスの示したように苦しみ、また仕える―災害後の意味形成について―」と題して講演し、「大震災から3年が経つ今こそ、キリスト者がどのようにあの災害に応答したかを語り直すべき」と語った。

マルティネス氏は、「(震災の経験を語り直すことは)痛みを伴う」としつつも、「このプロセスを行う最も重要な理由は、神の臨在のうちにあの震災を語り直すことにある」とし、人類を救いに導く神の計画の中に震災の経験を見出すための作業として「繰り返し語る」ことの重要性を強調した。

マルティネス氏は、キリストの十字架について「命をもたらすものであるばかりか、キリストに従う者が歩むべき人生の道でもある」と説き、「神は私たちの苦しみのうちに働き、痛みのなかにあっても神の働きを認識するよう招いておられる」と述べた。

また、「キリスト者が宣教や奉仕にその人生を捧げる時、それは一種の犠牲を伴う苦しみとして理解することができる」とし、「これは他者のためにキリストになることでもあり、残り物をささげるのではなく、自分の存在の中心にあるものをすべてキリストの名のために捧げることでもある」と説いた。

マルティネス氏は、「苦しみがそれ自身の目的になる時や、苦しみを解釈する理論的な枠組みがない時、苦しみは簡単に運命として片付けられてしまう」とし、「震災とそれへの応答の話を繰り返し語ることによって、皆さんは苦しみの中にいる人たちに、彼らの苦しみの持つ意味を示唆することができる」と語った。

さらに、「この意味を作り出す作業を可能にするには、私たち自身が、神が私たちの生活の中で働くことを許し、また神の臨在と未来の希望の中に歩むことが求められる」とし、「そのためには、人間の歴史に展開する神の壮大な物語と働きの中に私たちの物語をつなげなければならない」と強調した。

マルティネス氏は、「私たちの苦しみをキリストの苦しみのうちに見い出すにつれて、私たちの人生さえもキリストの働きとキリストの臨在の約束によって守られているということを理解できるようになる」と説き、「過去を振り返るという行為を通して、聖霊にある新しいいのちと神がたゆまず励ましてくださっているという事実を経験することができる。同時に、神は私たちの人生のうちに新しいものを創り続けており、新しくされた未来に導いてくださっていることも知ることができる」と述べた。

マルティネス氏は、「(痛みや死についてと同時に)災害時の奉仕と犠牲の証も語られなくてはならない」と強調し、「震災について語られることばは、災害が人々に与えた影響に対して、人間が何をすることができ、何をすべきか教えてくれる」と語った。

また、「私たちの語りは、死の問題についてもふれなくてはならない」とし、「死を深く認識することは、同時に、『身体のよみがえりととこしえのいのちを信』じる信仰を私たちが持っていることを、世界に宣言する機会が与えられたことでもある」と述べた。

最後にマルティネス氏は、「災害時に何があったかを分かち合うことは、今日でもまだ多くの仕事が残されていることを理解するきっかけにもなる」とし、「私たちの語りが未来への方向性をもつ助けになり、そして日本の諸教会がより忠実に神の宣教に携わることを可能にする」と語った。

関連タグ:東日本大震災フラー神学校
  • ツイート

関連記事

  • 震災にどのように対応してきたのか 東日本大震災国際神学シンポ

  • 震災をどのように認識すべきか 東日本大震災国際神学シンポ

  • 東日本大震災3年を迎え祈りの集い、日本同盟基督教団が開催

  • 震災から満3年、復興支援へ超教派で祈祷会 東京で3月11日

  • 「福島の被災者のために祈りを」 震災から2年11カ月、被災地覚え東京で祈祷会

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(34)教会も、町も生まれ変わる

  • 花嫁(最終回)真昼の花嫁 星野ひかり

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(17)「制御不能な突然の出来事」 臼田宣弘

  • サマリタンズ・パースの輸送機、南スーダンでハイジャックされる 容疑者は拘束

  • ワールドミッションレポート(12月12日):タイ 人知を越えたキリストの平安

  • ワールドミッションレポート(12月11日):ウズベキスタン シルクロードの青き都に注がれる命の水

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • 旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(34)教会も、町も生まれ変わる

  • 米最大の民間慈善財団、神学教育機関やキリスト教団体に総額1千億円超を助成

  • もしもクリスマスがなかったら 万代栄嗣

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

編集部のおすすめ

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.