世界福音同盟(WEA)は15日、同組織の2人目の副代表としてスイス人のウィルフ・ガッサー博士を任命したことを発表した。
ガッサー博士は牧師兼精神科医として15年間牧師およびファミリー・セラピストとして活躍、その後経営学の学びを経てビジネスコンサルタントとしても活躍してきた。その後スイスベルンの市議会議員を5年間務めた後、2008年からスイス福音同盟議長として奉仕してきた。
ガッサー博士は任命を受け、「(WEAという)この世界規模のキリストのからだの中には、計り知れないノウハウや才能、善意が満ちあふれています。大変多くの神を愛する人々がこの世界に変化をもたらそうとされておられます。その潜在力をさらに引き出すために奉仕させていただくことは、私にとってわくわくすることであり、WEAの多様な組織、団体が共に一致して進んでいくことでそれぞれの諸教会、団体のが協働していくことによる相乗効果を生み出していくことに貢献させていただくことが出来ればと思っています」と述べている。
WEA代表のジェフ・タニクリフ博士は「私はウィルフ博士が私達のチームに加わって下さったことを嬉しく思います。彼の豊富な経験とキリスト者の一致のための情熱、天の御国の影響を強めたいという熱望は、私達WEAおよび加盟全教会にとって力強い資産でもあります」と述べている。
WEAはプレスリリースで「異なる社会の分野に属する人々の間のネットワーク作りを含め、多様な人生経験を有するガッサー博士をゴードン・ショウエル-ロジャース氏とともに副代表に任命することによって、WEAの世界的な一致をさらに強めることになるでしょう。両氏が共にWEAの任務やイニシアチブ、WEAの地域および各国同盟のため、グローバルパートナー、協力団体のために奉仕していく予定です」と伝えている。
世界20億人以上のキリスト教徒を代表する組織として世界三大キリスト教共同体が存在しており、WEAはそのうちのひとつであり、6億人超の福音主義キリスト教徒を代表する組織として1846年に設立され、世界福音主義キリスト教徒の一致のために奉仕している。WEAは世界7地域129カ国の福音同盟、150団体超の組織によるダイナミックな運動を続けている。WEAの使命は福音主義キリスト者の信頼のある声を伝え、会員を強め、世界にインパクトのある福音主義の指導者たちを養成し、それぞれの会員をつなげ、共に神の支配を促進するための共通の行動を促していくことにある。
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