米同性愛団体代表「メディアが性的少数派の地位向上に貢献」

2012年2月1日15時08分 印刷
 米国の同性愛者擁護団体「中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟(GLAAD)」代表のマイク・トンプソン氏は、近年の性的少数派の地位向上はメディアの後押しによるところが大きいとの考えを示している。

 同氏は毎年恒例となっている「GLAADメディア・アワード賞」の授賞式に関する声明の中で、「メディアは性的少数派の人々やその家族たちについての新しい話を語り続けており、現在大多数の米国人は性的少数派を平等に扱い、支持している」と語った。

 GLAADメディア・アワード賞は、「レズビアンやゲイ、バイセクシャル、トランジェンダーについて公正な表現を行い、彼らの生活に影響を及ぼす問題を扱ったメディアに栄誉を与えること」を目的としている。

 今年の第23回GLAADメディア・アワード賞にノミネートされたアーティストの中には、世界的人気歌手のレディー・ガガがいる。テレビ番組では、10代の視聴者をターゲットにした「グリー」や「デグラッシー」、同性愛カップルの家族が登場するゴールデン・グローブ賞受賞ドラマ「モダン・ファミリー」などがノミネートされている。

 米国での同性愛者の地位は、「アメリカズ・ネクスト・トップモデル」をはじめ、「アグリー・ベティ」「グレイズ・アナトミー」「アメリカン・ダッド」「ウィル・アンド・グレイス」など、多くのドラマや映画の中での役割によって向上している。

 ABCは昨年、GLADDから「エクセレント(優秀)」との評価を受けた。GLADDによると、同放送局の番組は同性愛者たちの間で最高視聴率55パーセントを記録したという。

 第23回GLAADメディア・アワード賞の授賞式はニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコで開催予定で、同団体が選出した、人々を楽しませただけでなく、性的少数派について「啓蒙」した名誉ある人々が賞を受ける。

 多くの宗教の保守派は、テレビが米国の文化に強い影響を及ぼしている中で、健全なテレビ番組が不足していると考えている。

 「テレビが同性愛を積極的に扱った」という内容のGLADDの昨年の報告を受けて、キリスト教南部バプテスト協議会の「倫理と宗教の自由委員会」副委員長のドワイネ・ヘイスティングス氏は、「我々福音主義クリスチャンがGLAADと同じようにテレビに関する報告をまとめるなら、それは非常に短いものになることだろう」と語った。

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