沖縄
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月桃通信(15)首里城より大切なもの―それは辺野古・大浦湾の悠久の海 石原艶子
強く迫ってきた思いは、辺野古・大浦湾を埋め立てて失ってしまったら、二度と永久に戻らないという現実の厳しさでした。だから私は、あえて声を大にして叫びたいのです。首里城よりも大切なものは、神が与えてくださった辺野古・大浦湾の宝の海なんです、と。
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月桃通信(14)ゴスペルはフェンスを越えて 石原艶子
ゴスペルの歌声が闇を動かし、若者たちの魂に届き、闇を打ち破る行動が生れることを祈りたい。私は生かされて、許される日の限り、ゴスペルを歌い続けたいと思う。毎月曜、夕日が沈むころ、車の騒音の中にも確かにゴスペルの歌声は力強く聞こえている。
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月桃通信(13)沖縄の今と天皇制 石原艶子
例年より長かった梅雨と戻り梅雨が明けてから、沖縄は灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつける厳しい夏を迎えています。今回も選挙により「辺野古新基地NO」の民意を示しましたが、沖縄には民意はないものとされ、現実が変わることはありません。
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月桃通信(12)敗戦後74年「沖縄慰霊の日」 平和はキリストの十字架の下に 石原艶子
普天間基地にオスプレイが強行配備された2012年10月から、私たちは普天間基地野嵩(のだけ)ゲート前でゴスペルを歌い、聖書の御言葉に聴き、平和への祈りをささげてきました。そんな中で集い来るキリスト者としての絆が結ばれていきました。
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「紅型」と「バイブル」 造形作家・田口恵さん、宇都宮で作品展開催へ
造形作家の田口恵さん(峰町キリスト教会=宇都宮市峰=会員)が6月14日~21日、同市中央の「街のギャラリー・ファミーユ」で、沖縄の伝統工芸「紅型(びんがた)」の作品展を開催する。聖書の言葉をあしらった作品など約20点ほなどを展示する。
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月桃通信(11)朝鮮半島南北統一を祈る旅 石原艶子
朝鮮半島の平和を願う韓国訪問団に、沖縄からの31人の仲間の1人として参加させていただけたことを心から喜び、感謝しています。この旅を通して学んだことの一端をお伝えしたいと思います。
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月桃通信(10)軍事大国への道 石原艶子
去る3月5日、日本友和会(JFOR)の友人3人と共に、ずっと願っていた宮古島に行くことができました。「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子さんと、日本基督教団宮古島教会の牧師、坂口聖子さんから、現地を案内していただきました。
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聖書をメガネに 「沖縄説教塾とは」沖縄説教塾事務局・平良善郎牧師への応答・その2
平良善郎先生の沖縄説教塾についての記事を読みながら、平良先生と私の沖縄聖書神学校での出会いとそれ以来の交流の恵みの背後にある、さらなる恵みの絆を覚えました。話は1958年秋、私が日本クリスチャン・カレッジの1年生であったときに戻ります。
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聖書をメガネに 「沖縄説教塾とは」沖縄説教塾事務局・平良善郎牧師への応答・その1
2月の沖縄訪問は、例年に比較して2月2日から13日までの短期間でした。しかし充実した集会や個人・家族との深い交流を重ね、心満たされました。例えば、安慶名(あげな)バプテスト教会創立47周年記念主日礼拝で宣教(説教)を担当したことです。
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月桃通信(9)県民投票成功も一顧だにされない沖縄 石原艶子
辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票は投票率52パーセント、反対が72パーセントで43万票、有権者の4分の1超えという結果となりました。沖縄の人たちと心ひとつにして支援してくださり、お祈りくださったすべての人たちに心からの感謝を申し上げます。
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「沖縄で輝く女性牧師達」 重元清・石川福音教会牧師
「沖縄で輝く女性牧師達」と題した集会が8日、沖縄県西原町の那覇バプテスト教会で行われた。講師は沖縄で26年間牧会し、現在はクリスチャントゥデイで働いている宮村武夫牧師だった。
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月桃通信(8)県民投票の成功を祈って 石原艶子
26日(土)、県民投票キックオフ集会に3千人もの県民が結集して、辺野古新基地を絶対に造らせないとの沖縄県民の心が一つになって叫びを上げました。米軍基地キャンプ・シュワブが揺り動いているように私は体中で感じました。
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日本キリスト教協議会、辺野古基地移設に反対声明
沖縄県名護市辺野古の米軍基地移設予定海域への土砂投入が始まったことを受け、日本キリスト教協議会(NCC)は19日、基地移設に反対する声明(15日付)を公式サイトで発表した。
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月桃通信(7)沖縄は泣いている 石原艶子
辺野古の海、土砂投入始る――12月14日、沖縄防衛局は土砂投入を予告はしていましたが、本部港塩川地区の使用不可の中、まさかと思いきや、名護市安和(あわ)にある民間の琉球セメントの桟橋を使って、ついに土砂が辺野古の海に投入されました。
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「民意の蹂躙」 日本バプテスト連盟理事会、辺野古土砂投入で抗議声明
米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、埋め立て予定海域に土砂が投入されたことを受け、日本バプテスト連盟理事会は18日、土砂投入に抗議するとともに、作業の即時中止を求める声明を発表した。
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日本YWCA、辺野古海域への土砂投入に抗議
米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐって、政府が14日に埋め立て予定の海域に土砂を投入することを受け、日本YWCAは13日、公式サイトで抗議する文書(10日付)を発表した。
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月桃通信(6)国家の罪と沖縄の受難 石原艶子
工事再開――。9月30日、玉城デニー新知事誕生を共に喜び祝い踊ったあの日から、2つの台風襲来が前途の苦難を予告していたとはいえ、こんなにも早く辺野古工事再開の日が来るとは・・・。あまりにもひどい国の仕打ちに言葉を失いました。
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月桃通信(5)玉城デニー新知事誕生 国が潰せなかったウチナーのチムグクル 石原艶子
前号の月桃通信は強い危機感を持って書きました。それは名護方式という、あの名護市長選挙での敗北が悪夢のように付きまとっていたからです。もし知事選に敗北したらもう後はないと思いつめ、最悪な事態までも考える中でただ神の助けを祈っていました。
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月桃通信(4)沖縄潰しの知事選 石原艶子
あの地獄の戦争体験から73年の時がたち、若い世代は生れた時から基地があり、軍用機の爆音にも慣らされて、基地へのアレルギーもなくなり、国家に反抗することのメリットを見いださず、国策に従順に従う道を選び始めている。
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月桃通信(3)闇は光に勝たない 石原艶子
翁長知事さんが命を懸けて死の直前に撤回を表明され、力尽きて、副知事さんに託されて逝ってしまわれました。最後まで県民との約束を守り、真実を貫かれました(言いたくはありませんが、県民を裏切った前知事と180度違いました)。
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