石川明人
-
神学書を読む(48)石川明人著『キリスト教と日本人―宣教史から信仰の本質を問う』
まず目に飛び込んできたのは、本書の帯に書かれた衝撃的な言葉である。「世界最大の宗教をなぜ日本人の99%は信じないのか?」 この問いは、古くて新しい。私が物心付いたとき以来、現在に至るまで、常に日本のキリスト教界で問われ続けてきたことである。
-
『キリスト教と戦争』著者・石川明人氏インタビュー(3)キリスト教徒の研究者として戦争を考える
戦争という舞台を十分に見つめれば、人間の本性の良い面と悪い面が両方見つけられる。そういう意味では、宗教学として宗教そのものを探求するよりは、戦争を通して人間を見つめるほうが結果として宗教学になっているような気がするんです。
-
『キリスト教と戦争』著者・石川明人氏インタビュー(2)日本のキリスト教会と戦争
これは私の印象ですが、「キリスト教が日本国憲法9条を支持している」のではなく、「憲法9条が日本のキリスト教に影響を与えた」のではないかと思ってるんです。
-
『キリスト教と戦争』著者・石川明人氏(桃山学院大准教授)インタビュー(1)
著者の石川明人氏は、これまで従軍チャプレンなどを扱った『戦場の宗教、軍人の信仰』など、キリスト教と戦争をテーマに数冊の本を出版してきた。このテーマにおいては数少ないというより、ほとんど日本で唯一の研究者だ。
-
戦争とキリスト教を読む(2)戦場の聖職者、キリスト者軍人・自衛官の信仰から「戦争のリアル」を考える 『戦場の宗教、軍人の信仰』
著者の石川明人氏(桃山学院大学准教授)にお会いしたとき、戦争と宗教に興味を持ったきっかけをこう語っていた。「宗教にしろ、哲学にしろ、極限状況でこそ立ち現れてくるものがある。それが戦争だと思うんです」
人気記事ランキング
-
ハマス急襲から1年、教皇フランシスコが10月7日に祈りと断食を呼びかけ
-
上智大学、次期学長に杉村美紀教授 1913年の創立以来初の女性
-
大宣教命令達成のため協力を 第4回ローザンヌ会議、最終日にリック・ウォレン氏ら講演
-
準強姦罪などで起訴の「摂理」教祖、控訴審で懲役17年の判決 6年減刑
-
4人の子を持つキリスト教徒の母親に死刑判決、冒瀆罪で パキスタン
-
投獄経験した教会開拓者2人が証し 迫害下で急成長するイランの教会
-
ワールドミッションレポート(10月4日):米国 現代のマグダラのマリア、イエスはいかにして彼女をポルノ業界から救ったのか(6)
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(207)AIを中心とする先端技術と民主主義の危険 広田信也
-
ワールドミッションレポート(10月3日):米国 現代のマグダラのマリア、イエスはいかにして彼女をポルノ業界から救ったのか(5)
-
ノアの日のごとく 穂森幸一
-
石破茂氏が自民党総裁に選出、次期首相へ 曽祖父が牧師の4代目クリスチャン
-
4人の子を持つキリスト教徒の母親に死刑判決、冒瀆罪で パキスタン
-
ローザンヌ運動、「ソウル宣言」の同性愛に関する一部表現を修正
-
「ソウル宣言」発表 ローザンヌ運動4つ目の重要文書は何を語っているのか
-
投獄経験した教会開拓者2人が証し 迫害下で急成長するイランの教会
-
大宣教命令達成のため協力を 第4回ローザンヌ会議、最終日にリック・ウォレン氏ら講演
-
日本キリスト教病院協会、「スタッフへのケアと人材育成」テーマに第4回総会開催
-
米南部バプテスト連盟、本部ビルを売却へ 性的虐待問題の調査・訴訟費用膨らみ
-
袴田巌さんの再審無罪判決「心から歓迎し、神に感謝」 カトリック司教協議会会長が談話
-
ワールドミッションレポート(9月29日):米国 現代のマグダラのマリア、イエスはいかにして彼女をポルノ業界から救ったのか(1)
-
石破茂氏が自民党総裁に選出、次期首相へ 曽祖父が牧師の4代目クリスチャン
-
4人の子を持つキリスト教徒の母親に死刑判決、冒瀆罪で パキスタン
-
投獄経験した教会開拓者2人が証し 迫害下で急成長するイランの教会
-
大宣教命令達成のため協力を 第4回ローザンヌ会議、最終日にリック・ウォレン氏ら講演
-
ローザンヌ運動、「ソウル宣言」の同性愛に関する一部表現を修正
-
上智大学、次期学長に杉村美紀教授 1913年の創立以来初の女性
-
「ソウル宣言」発表 ローザンヌ運動4つ目の重要文書は何を語っているのか
-
準強姦罪などで起訴の「摂理」教祖、控訴審で懲役17年の判決 6年減刑
-
『氷点』 キリスト教の「原罪」描いた三浦綾子の記念碑的作品
-
袴田巌さんの再審無罪判決「心から歓迎し、神に感謝」 カトリック司教協議会会長が談話