記事一覧
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(37)大きすぎるバンズ ミュリエル・ハンソン
親しい友人に招かれて、裏庭でのハンバーガー・パーティーに親子で行きました。食べ物が手渡された、ちょうどその時です。息子の言動に私は一瞬、唖然(あぜん)となり顔を赤らめ、どぎまぎして心臓が止まるかと思いました。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(36)自動霜取り装置 ミュリエル・ハンソン
何でも自分でできるからといって、神の御力を忘れないようにしましょう。神様が与えてくださった美しいものを見失うことがないように、生活の煩わしさに心を奪われないようにもしたいものです。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(35)自分の日を数えよ ミュリエル・ハンソン
春休みがやってきました。息子と、彼の3人の友達は、学校から解放されて待ちに待った春休みの過ごし方について、念入りに案を練っていました。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(34)親の愛 ミュリエル・ハンソン
息子のケントと彼の友達が庭でレスリングをしている様子を、私は見ていました。本気で殴ったり蹴ったりする格闘はあまりに乱暴で、私の髪の毛がさらに白くなる思いをしました。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(33)しばし黙考、そして実行 ミュリエル・ハンソン
親として、いろいろな苦しみ、緊張はありますが、昨晩はこれ以上の苦しみはないと思うほどの痛みに晒(さら)されました。子どものピアノ発表会でのことです。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(32)周りの人の目 ミュリエル・ハンソン
ある日、私たちが使っている椅子の1つが困ったことになりました。背もたれが壊れてしまったのです。日曜大工で直せるような壊れ方ではありませんでした。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(31)笑って、こらえる? ミュリエル・ハンソン
私と子どもたちは日本で思ってもみない災難に見舞われました。それは1959年のこと、お風呂場で一酸化炭素中毒症にかかったのです。今日の私は、その事故の3カ月後、数週間にわたって再入院していた頃にあった1場面を思い出しています。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(30)祭壇 ミュリエル・ハンソン
1957年に私たちが京都にいた時のことです。家の裏口から歩いて5分とかからず行ける所に、昔ながらの墓地がありました。そこは手つかずの自然そのままですが、荒れた感じではありません。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(29)言葉のニュアンス ミュリエル・ハンソン
女の子たちにとって長い髪を短く切ってしまうのは、体にメスを入れるとか骨を切断するのと同じくらい、つらいことのようです。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(28)読むならば ミュリエル・ハンソン
何年も前に京都にいたときのことを思い出しています。私は野外での集会を終えた後、止めてあるジープに乗り込みました。座席に座って外を見ていましたら、手渡されたヨハネの福音書の小冊子を、日本の人たちが興味深そうに受け取っていました。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(27)行って、見つけなさい! ミュリエル・ハンソン
娘たちのクローゼットの中に、使い古した薄型トランクがあります。今ではそのトランクに、娘たちの宝物がぎっしり詰まっています。ところが、ある日、5歳の娘がうっかりトランクのふたをパタンと強く閉めたため、鍵がかかってしまいました。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(26)劇的な瞬間 ミュリエル・ハンソン
どういうわけか、今日の私は、東京に滞在していた時(1949年)の事に思いを馳せています。2階建ての宿舎の窓から遠方に、かの有名な冠雪の富士山の雄姿が見晴らせたのですが、もっと近くで見たいと常々思っていました。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(25)イエス様のお誕生日 ミュリエル・ハンソン
今では毎年恒例になっていますが、11月の感謝祭の日が来ないうちから、巷(ちまた)ではクリスマスの飾り付けが始まります。そしてまた、時を同じくして始まるものがあります。叫び声です。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(24)やる前とやった後 ミュリエル・ハンソン
ある日の午後、娘と娘の友達がやってはいけない事をしていました。子どものいたずらを目撃するというのは、多くの母親が度々経験することでしょうが、私も現場を見てしまったのです。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(23)重すぎる盾 ミュリエル・ハンソン
もうすぐ9歳になる息子は、地下室で何やら忙しくしています。トントンと叩く音が聞こえてきますし、タイル張りの床に固いハンマーの先をぶつけている光景が目に浮かんできます。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(21)カロリーにご注意 ミュリエル・ハンソン
カロリー計算、減量前と減量後の誇らしげな写真の数々、こうすれば体重管理がうまくいくとお墨付きのさまざまなダイエット法。これらのどれもがますます私たちのダイエット熱をあおり、しまいにはやりきれない気分にさせられます。一言でダイエットといっても、種々あります。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(20)母親の務め ミュリエル・ハンソン
わが子の1人がまたやってしまいました。母親なら誰でも、子どもが思わぬ事をするのは分かっていますが、今度は温度計を床に落として壊したのです。子どもたちの手にかかり犠牲になった物がどんどん増えていきますが、この温度計も新たに壊れ物のリストに加わったわけです。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(19)独身女性に敬意 ミュリエル・ハンソン
私たちには「母の日」「父の日」「こどもの日」、その他たくさんのお祝いする日があります。しかしある時「独身女性の日」を作ってはどうだろうか、と持ち出した女性がいました。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(18)助手席の運転手 ミュリエル・ハンソン
運転席に座っていないのに、運転手に「ああせよ、こうせよ」とお節介を焼く人々がいます。誰もが認めていることでしょうが、このような悪評判を作っているのはもっぱら女性だと言われても、無理はないと思います。
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蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(17)失って分かったこと ミュリエル・ハンソン
パーミーがおもちゃの乳母車と人形を失(な)くし、わが家には「大変だ」という空気が漂っていました。乳母車は新品同様でしたが、人形は彼女が物心ついた頃からずっと遊んでいる人形です。
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