蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(19)独身女性に敬意 ミュリエル・ハンソン

2016年9月9日06時56分 コラムニスト : ミュリエル・ハンソン 印刷

私たちには「母の日」「父の日」「こどもの日」、その他たくさんのお祝いする日があります。しかしある時「独身女性の日」を作ってはどうだろうか、と持ち出した女性がいました。

彼女は、自分も「年を重ねた人になった」と思っていたからです。独身女性をお祝いするのに、もっと素敵な呼び方をどなたか考えてくださると良いのですが。

それはさておき、未婚の女性を尊敬するという考えはとても有意義だと思います。何かと中傷されてきた独身女性が大いに世の中に尽くしていることを思い起こしたら、なおのこと、未婚女性に敬意を示す意味があります。学校で働いている未婚の教師を考えてください。彼女たちは、お金のために、また、任務のために働いているのではなく、骨身惜しまず仕事に専念しています。

私たちは、口先だけではなく、心から主に感謝しましょう。このような教師たちは情熱を持って私たちの子どもたちに関心を寄せ、また重荷を担ってくださっているのですから。中には結婚してもまだ子どもがいない教師も多くいます。彼女たちの働きも覚えてください。日曜学校、子ども会、夏のキャンプリーダーの先生方にも同じことが言えます。

宣教の分野においても同じです。もし、独身女性が仕事を男性に任せてしまっていたら、宣教の働きはどうなるのでしょう。立ち行かなくなるのではないでしょうか。独身者に敬意を払う、年一度の祝日などという考えに興味を持つ人は、多分誰もいないでしょう。お祝いしないとしても、私たちの祈りの中で独身女性に心を寄せ、感謝しているでしょうか。

独身のクリスチャン女性がいることを神様に大いに感謝しましょう。彼女たちは世間が考えるごく普通の女性としての人生を歩まないで、主の御心を行う真実な生き方をしているからです。また、彼女たちの働きを私たちがどんなに喜んでいるか、折りあるごとに分かち合ってはどうでしょうか。

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【書籍紹介】
ミュリエル・ハンソン著『蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ

蜜と塩

読んでみて!

一人でも多くの方に読んでいただきたいエッセイです。聖書を読んだ経験が有る、無しにかかわらず、著者ファミリーの普段着の生活から「私もそのような思い出がある」と、読者が親しみを抱くエッセイです。どなたが読んでも勉強になります。きっと人生の成長を経験するでしょう。視野の広がりは確実です。是非、読んでみてください。

一つは、神を信じている者が確信を持って生きる姿をやさしく、ごく当たり前のこととして示しているからです。著者は、日本宣教のため若き日に、情熱を燃やしながら来日しました。思わぬ事故のためにアメリカへ帰らなければなりませんでしたが、生涯を通して神への信頼は揺るぎませんでした。

もう一つは、日常の中に働いている聖霊のお導きの素晴らしさを悟ることができるからです。私たちの日常生活が神様のご意志のうちに在ると知ることは、安心と平安を与えるものです。

さらに、著者のキリスト者生活のエピソードを通じて、心が温まるものを感じます。私たちの信仰生活に慰めと励ましが与えられます。信仰が引き上げられて、成長を目指していく姿勢に変えられていく自分を発見するでしょう。

長く深く味わうために、急がずに、一日一章ずつでもゆっくりと読んでみてはいかがでしょうか。お薦めいたします。

ハンソン夫妻の長い友  神学博士 堀内顕

ご注文は、全国のキリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

ミュリエル・ハンソン

ミュリエル・ハンソン(Muriel Hanson)

ミュリエル・ウエッスマン(Muriel Wessman)はミネソタ州出身、カルヴィン・ハンソン(Calvin Hanson)はカリフォルニア州出身。2人は、イリノイ州シカゴにある福音自由教会聖書学校で出会う。その後、ディヤーフィールド(Deerfield)郊外にあるトリニティー(Trinity)神学校で学ぶ。両氏はウィートン大学(Wheaton)で学び、ミネソタ大学(Minnesota)を卒業。1947年6月7日に結婚。

夫がミネアポリスで牧会に携わっていた時の1949年3月、2人はアメリカ福音自由教会から日本への初代宣教師としての召命を受け、遣わされることになる。

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