論説・コラム
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(158)閉鎖的な地域教会に宣教の活力を 広田信也
日本には8千近くの地域教会があり、地域宣教の拠点として備えられていますが、残念なことに多くの場合、宣教活動が滞り、教会に集う住民の数は減少傾向にあるようです。さまざまな要因が語られますが、そもそも「タテ社会」を基本とする日本社会では…
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新・景教のたどった道(77)付録3:景教碑の書体と漢字について1 川口一彦
景教碑は漢字とシリア文字で構成されています。漢字は楷書体と行書体の混成で書かれ、書いた人物は呂秀巖です。優れた書体でまとめていることに大変驚きます。今回から、彼が生きた唐代で書をよくした人物である欧陽詢や虞世南らの書と比較しつつ、景教碑の…
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この道を歩く 菅野直基
北原白秋作詞、山田耕筰作曲の「この道はいつか来た道」という童謡があります。私にとっての「この道」は、聖書が語る「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」(ヨハネ14:6)と言われた道です。「イエス・キリスト」のことです。
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わが足のともしび 穂森幸一
先日の夕方、知人に書類を届けようと思って町外れまで車で向かいました。車を降りたら、薄暗くなっていました。知人の在宅を確認しようと思って携帯を手にし、足を進めたとき、前のめりに転倒してしまいました。
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ルカ福音書を読む(28)「悔い改めの呼びかけ」―そして救いの業へ― 臼田宣弘
今回は、13章1~9節を読みます。この箇所は、新共同訳聖書では別々の段落になっていますが、一つのお話として読んだ方がよいと思います。また、このお話は他の福音書に並行記事のない、ルカ福音書に固有なものです。
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労働者の母―ケーテ・コルヴィッツの生涯(18)戦争の爪痕
この第1次世界大戦は何だったのだろうか。ケーテは必死で考えた。最愛の息子を戦争で失い、その後続く極度に貧しい生活。そして労働者を自立させようとする革命の失敗。さらにリープクネヒトとローザ・ルクセンブルクの虐殺――など次々に襲う労働者への…
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(92)聖書と考える鑑定バラエティ番組「開運!なんでも鑑定団」
1994年からテレビ東京などで毎週火曜日に放送されている、この番組。現在は火曜日午後8時54分から(つまり今日の夜)ですね。MCは、今田耕司さんと福澤朗さん、アシスタントがテレビ東京の片渕アナです!
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神ご自身に備わっている癒やしの恵み 万代栄嗣
私たちは、幼子のような素直な信仰を持つことで、神様からの恵みを受け止めることができることを覚えておきたいと思います。先月、東京に新しい伝道拠点を構えることができました。
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あなた方の希望 岡田昌弘
私たちの人生の希望は何でしょうか。進学したい学校があるとか、ある企業に就職したいといった狭義の希望もあれば、尊敬される人になりたいとか、名誉や名声がほしいといった広義の希望もあるでしょう。
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リーダーの指示にただ従うだけで十分か 加治太郎
ダビデは、主に油注がれたサウルに敬意を示すという動機で、サウルを殺したと伝えたアマレク人の男を殺害しました。神様の御心は、リーダーを立てることではなく、民と直接的な関係を築くことでした(参照・1サムエル8:7〜9)。
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小菊時計(6)帰還 星野ひかり
「わたしは、ねたむ神である」(出エジプト20:5)。主はそのように、ねたむほどに人を愛しておられるといいます。ねたむ、なんて少しかわいらしいですが、そのねたみはかわいらしいに程遠く、恐ろしいものでありました。
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生ける者と死ねる者への裁き(その2)―マルコ5章の隠されたテーマ―
5歳くらいの時に脳炎を患ったらしいのだが、何となく記憶はあるが、深刻さは覚えていない。風疹(ふうしん)脳炎になり、もうちょっとで天使になりそうだったらしく、母親がオンオンと泣いていたと後から知った。
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ルカ福音書を読む(27)「主人の帰りを待つ僕」―再臨のイエス様を待つ― 臼田宣弘
今回は、12章35~48節を読みます。このペリコーペ(聖書におけるまとまった一つの単位)は、マタイ福音書24章36~51節のペリコーペと重複するところがあります。しかし、並行記事といえるほどのものではありません。
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パン食い競争から離脱せよ 安食弘幸
日本昔ばなし『鶴の恩返し』の現代版を紹介します。若者が助けた鶴が、美しい娘に姿を変えてお礼にやってきました(ここまでは今までと一緒です)。「私がいいと言うまで絶対戸を開けてはいけません」
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(91)聖書と考えるバラエティー番組「あしたの内村!!」
聖書は「あした」について、どう語っているでしょうか。有名な聖句です。「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります」
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主キリストによりすでに与えられている恵み 万代栄嗣
天地宇宙を造り、私たちにいのちを与え、生きるのに必要なものを豊かに与えられる恵みの神様から、とびっきりの恵みの秋を頂きましょう。どれほど屈強そうに見える人も、いのちに関しては神様に委ねないと平安を得られません。
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奇跡と救い さとうまさこの漫画コラム(45)
イエスが「最初のしるし」として人々の前で奇跡を行われたのは、ガリラヤのカナであった婚礼でのことでした。母マリアの願いを聞いて、イエスは水をぶどう酒に変える奇跡を行われました。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(157)弱さに寄り添う宣教の拡大 広田信也
幼い頃の記憶ですが、昭和30年代、駅前の商店街には、先の大戦で負傷した帰還兵が、傷ついた身を横たえ、物乞いをする姿がありました。戦地で負傷し、苦労を重ねて帰還したにもかかわらず、憐(あわ)れみを求めて物乞いをする姿は、幼い私の目にも…
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素直に生きよう 菅野直基
聖書は、人をマインドコントロールする書物ではありません。神からのラブレターであり、救いに至る道と、救われた人がどのように生きていったらよいかを教えます。「信じる者は救われる」という聖書のメッセージを伝えると、大きく分けて3種類の反応が…
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祝福を受け継ぐ 岡田昌弘
レガシーといえば、スバルの高級車にもありますが、「受け継がれたもの・遺産」という意味です。大きな集会でメッセンジャーがこの言葉を使っていて、カッチョイーと思った記憶があります。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(230)「善き隣人」を支えたい 広田信也
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キリストの道 穂森幸一
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私の名を使って(その3) マルコ福音書9章38~41節
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