神様から休息を得て、神の声を祈り求めるリーダーへ

2011年9月30日09時28分 印刷
+神様から休息を得て、神の声を祈り求めるリーダーへ
ジーザスライフハウスカンファレンスで講義を行うロド・プラマー氏=23日、ベルサール飯田橋ファースト(東京都文京区)で(写真:ジーザス・ライフハウスチャーチフォトチーム提供)

23日、24日の二日間にわたり、ジーザスライフハウスカンファレンスがベルサール飯田橋ファースト(東京都文京区)で開催された。同カンファレンスは08年から行われており、今年で4回目の開催となった。カンファレンスには全国および海外の青年クリスチャンらが、二日間の延べ人数で1200人以上参加した。

ジーザスライフハウスチャーチは、オーストラリアの複数の教会からサポートを受け、日本で神様を伝えることにビジョンと情熱を持つロド・プラマー師を主任牧師として02年8月に東京で活動を開始、今年で活動の9年目を迎えている。同教会では、「今の日本の人々には、絶対に神様の愛が必要だ」というメッセージを信徒一人ひとりが確信し、それぞれが与えられた場所で真剣に神様のことを伝えている。毎週水曜日、土曜日、日曜日の礼拝は英語・日本語の2カ国後で行われ、ヒルソングなど若い人たちに受け入れられやすいコンテンポラリー・ミュージックでの賛美がなされている。

ジーザスライフチャーチは現在国内においては東京、大阪、横浜、札幌、名古屋で活動が展開されており、仙台でも10月から活動が行われている。現在までに1800人を超える信徒が集まり、神様に心から仕える若い世代のリーダー達が育成されている。

カンファレンスでは、二日間にわたって地域に根差した日本の教会発展のためのリーダーシップに関する分科会が開催された他、ジーザスライフハウスチャーチによる力強い賛美がなされた。ゲストスピーカーとして豪州シドニーのヒルソングチャーチ牧師のブレンデン・ブラウン氏および千葉ホープチャーチ牧師のスティーブン・ケイラー氏が招かれ、ロド・プラマー氏とともに日本の教会成長、青年リーダーシップ育成のための視点が提供された。

~教会奉仕に疲れ果てないために~

ロド・プラマー氏は、教会のリーダーとして健全に教会を発展させるために、まず神様の御前に心を静め、休息を得、神様の声を祈り求める姿勢が必要であると指摘した。ロド氏は旧約聖書の大預言者エリヤも、神様の預言者として大きな勝利を収めた後、自身の命を追われる身となり、神様の使命を果たすのに疲れ果ててしまった時があったことを指摘した(Ⅰ列王記19・3~4)。

預言者エリヤは使命に疲れ果て、自身の命を取ってもらうように神様に祈ったが、その祈りは神様には聞かれなかった。偉大な勝利を体験した預言者エリヤであったが、神様に死を求めるようになっていた。この場面について、ロド氏はクリスチャンの奉仕者と対比して、「このような時にエリヤを励ましてあげられる友達がいればまた違ったのではないでしょうか。落ち込んだときに励ましてくれる友達が必要です」と述べた。

使命に疲れ果ててしまっているエリヤに対し、神様はまずエリヤのためにひとりの御使いを送り、食べ物を食べさせリラックスさせた(Ⅰ列王記19・5)。ロド氏はエリヤの働きぶりと日本の教会のリーダーたちの働きぶりを対比させ、「日本の教会リーダーの方々はとても良く忠実に働かれていると思います。しかし神様のために忠実でなければならないといつも鼻息を荒くして取り組んでいるようであってはいけません。神様の御前に休息を取ることが必要です。疲れ果て、一番失望しているときが、イエス様を仰ぎ見るチャンスです」と述べた。

イエス・キリストは「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです(マタイ28・28~30)」と述べている。奉仕に疲れ果ててしまったように感じるとき、まず重荷を主の御前に下ろして、神様との関係を回復させるための休息を得ることの重要さが指摘された。

神様はエリヤをリラックスさせた後、小さな声で話しかけられた(Ⅰ列王記19・9~14)。ロド氏は、エリヤが疲れ果ててしまった理由について、「正しい事をきちんと行い続けてはいるものの、(神の御前で)休んでいなかった」事を指摘、自分の頭の中で事をすべて行おうとせず、神様との良い関係を築き、神の声をまず求めるべきであると指摘した。神の御前に休息し、神の声を聞くことが、リーダーの心を励ますことになるという。

神様から休息を得て、神の声を祈り求めるリーダーへ
ジーザスライフハウスカンファレンスで全国の青年クリスチャンらが共に集い、力強い賛美が捧げられた(写真:ジーザス・ライフハウスチャーチフォトチーム提供)

逆境にあるときにあくまで自分の力で踏ん張り続けようとするのではなく、休みをとりながら、「神様から基本的な計画」を受けることが必要であると指摘した。その上で、教会のリーダーが疲れ果ててしまう理由として、「全部自分だけでやろうとしてしまう」ことを指摘した。神様の計画を頂き、「他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねて(Ⅱテモテ2・2)」教会を立て上げていくことが必要であるという。

また神様との正しい関係を築くにあたって、神様と格闘したヤコブの姿(創世記32・28)を例に挙げた。クリスチャンとなって教会の奉仕を行う身となっても悪魔が「おまえは何者なのか」とその姿を疑う声や、過去が自身を縛りつけてくるような経験をすることがある。そのようなときに、神様の御前にまっすぐに自身の悩みや葛藤を打ち明け、神様の御前に悔い改めることで、神様と共に次の段階へ移行していこうという姿勢が必要であるという。そのようにして、自分自身で立ち上がろうとするのではなく、神様によって立ち上がっていく必要があることを指摘した。

預言者ハバククは、主の御前で「主よ。私が助けを求めて叫んでいますのに、あなたはいつまで、聞いてくださらないのですか。私が『暴虐。』とあなたに叫んでいますのに、あなたは救ってくださらないのですか(ハバクク1・2)」と心から叫びの声を上げて主に求めている。ロド氏は教会のリーダーもこのような叫びをすることが必要であると指摘した。神様の御前に高慢な姿になり、「どうして自分のために何もしてくれないのか」と思ってふさぎこんでしまうような姿となることなく、イエス・キリストを純粋に愛する心で、主に叫び求める姿が必要であるという。

教会のリーダーの姿勢として、「逆境の中にあるときにこそ、どんどん神様に近づいて、神様と格闘しようとする姿勢、自分の中に神様をしっかりと持っている姿勢」が必要であると述べた。その上で、答えが見えるまで祈り(ルカ18・1)、神様と格闘し終えたヤコブが「もものつがいを打たれた」ことで足を引きずって歩いたように、私たちが神様の御前に自分たちの中にある弱さを認めることで、その弱さを通して神様の強さの表れ(Ⅱコリント12・9)となり、弱さの中に神様の恵みが注がれていくことを指摘した。

■ ロド・プラマー氏
タイとオーストラリアで牧師として活躍し、数カ国での教会の設立のための責任を負ってきた。ロド氏はスタッフ・トレーニングを得意とし、クリスチャンとしてのスタッフや専任牧師として若者を何百人も育ててきた。オーストラリア、クインズランド州のトゥオンバ市での大きな成長教会を辞して、東京でのエキサイティングで新しいチャーチをスタートさせるため2002年8月からジーザスライフハウスチャーチ主任牧師として活動を開始した。ロド氏の心からの祈りは、何百人もの日本の若者や外国から来ている指導的な人々の心を燃やして、人生のコーチとして彼らを育て、リーダーとして備えさせ、日本の人々の必要に対応できるリーダーにしていくことであるという。

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