Skip to main content
2026年7月21日17時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
不条理なる死を不可知の光で中和せよ

天にお金は積めません(その1) マルコ福音書10章17〜22節

2026年2月20日18時18分 コラムニスト : 藤崎裕之
  • ツイート
印刷
関連タグ:マルコによる福音書藤崎裕之
不条理なる死を不可知の光で中和せよ─キリスト教スピリチュアルケアとして─(90)+

不条理なる死を不可知の光で中和せよ─キリスト教スピリチュアルケアとして─(90)

せめてお金で解決できたらと思うことがある。そして、それは全く意味のない願望であると、打ちひしがれることもしばしばある。

普段、自らの信仰を振り返ることはあるにはあるが、どこまで真剣にやれているかといえば、疑問がある。特に罪を言葉で告白するというのは、実のところとても難しいのではないか。そう思えてならない。

わが生涯に罪あり、というのは当たり前であるが、では、例えばこの数日、月曜日から今日までに私はどのような罪を犯したのか。いろいろと考えてみるが、具体的なことは思い浮かばない。キリストに気持ちが向かわなかったとか、あまり祈らなかったとか、そういう抽象的なことは挙げられるが、具体的な罪を具体的な言葉で簡潔に伝えるとなると、それはかなり骨が折れる作業になってしまう。

旧約聖書には十戒というものが書かれていて、その存在自体は割と一般社会でも知られている。十戒は、出エジプト記20章に書かれた戒めである。十戒は、神がイスラエルの民に守るように命じた戒めであって、つまり神定である。人間が人間に対して取り決めた「法律」とは相当に違う。まずこの点が大事だ。

モーセの時代、つまり今から3千年以上前の戒めであるから、その時代の諸事情が反映されているといってはならない。神定というのは、どの時代においても、時代背景からその内容が吟味されるようなものではない。また、過去・現在・未来においても、神定はそのまま残るのだ。

では、そのようなものに対して、私自身がどのように向き合っているかというと、実は日頃から十戒を意識することはほとんどない。恐らく世襲のキリスト教徒として、幼い時から十戒の内容を何度も聞かされていると思うし、牧師時代には十戒について説教もしたし、講義もしたはずだ。

ではあるが、要するに、日常的に意識しているのかどうかは怪しい。怪しいが、改めて十戒を読んでみても驚きはない。実際に守れているかどうかはともかく、内容は自分にとってごく当たり前のことである。これらをしっかりと守るように誓えと言われても、重い決断が必要というわけではないのだ。誓えと言われれば、素直に従えると思う。

さて、イエスが旅に出ようとしたときに、ある人が走り寄ってきた。その人はひざまずいて、イエスに「善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか」と尋ねた。ここから読み取れるのは、ある人が急いでその答えを得たいと願っていたということである。「永遠の命を受け継ぐ」ために何が必要か、私も知りたいと思う。

永遠の命という言葉は、キリスト教徒にとってなじみ深いものではあるが、さりとてジャストな答えはない。もちろん永遠に生き続けるということではなくて、いわば最高の命を生きるということである。永遠の命とは、過去・現在・未来において最良の答えと希望を見いだせるということだ。もちろん死後も含めてである。

そういう意味で、永遠の命というのはほとんど誰もが求めているものであり、同時にほとんど誰もがその答えを持っていない。もしかしたら、少しばかりの人は、永遠の命のかけらであれば、手にしているのかもしれない。

キリスト教徒としては、それは洗礼であるとか、キリストの体を与えられる聖餐であるとか、そういうものであろう。私にはそれ以上は回答不可能なのであるが、とにかくその答えをあまり先延ばしできないという意味では、少しばかり急がなければならないだろう。

人は重大な事柄については、その答えや解決を急ぐものである。なかなかじっくりとは向き合えない。向き合えないけれども「何とかしたい」という思いが、人を宗教世界に向かわせている。

大げさにいえば、今までの人生で何を得たとしても、それが全く無価値なものに思われるのが、永遠の命を味わうということだ。「今すぐ」には無理だろうと思いつつ、いつかは永遠の命に対する答えを持ちたい。問題は、その答えを得るには、私はいかにあるべきかということだろうか。あるいは、無為無策でもよいのだろうか。(続く)

<<前回へ     次回へ>>

 

◇

藤崎裕之

藤崎裕之

(ふじさき・ひろゆき)

1962年高知市生まれ。明治から続くクリスチャン家庭に育つ。88年同志社大学大学院神学研究科卒業。旧約聖書神学専攻。同年、日本基督教団の教師となる。現在、日本基督教団隠退教師、函館ハリストス正教会信徒。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:マルコによる福音書藤崎裕之
  • ツイート

関連記事

  • 十字架を背負う(その1) マルコ福音書8章31節~9章1節

  • 都合の悪いお言葉(その1) マルコ福音書10章1~12節

  • 私の名を使って(その1) マルコ福音書9章38~41節

  • イエスが自分にしてくださったこと マルコ福音書5章1~20節

  • 天に上げられた ルカ福音書24章50~53節

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ジャスティン・ビーバー、W杯決勝ハーフタイムショーで「エブリシング・ハレルヤ」熱唱

  • 【書評】ディートリヒ・ボンヘッファー著『キリストに従う』

  • フランスで安楽死・自殺ほう助認める法案可決 福音主義協議会「深い悲しみと強い懸念」

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • キリストの声を聞き分ける 穂森幸一

  • 聖書のイエス(37)神の「ことば」の力 さとうまさこ

  • 日本YMCA同盟、カリタスジャパン、日本基督教団 ベネズエラ地震の緊急支援募金開始

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • ジャスティン・ビーバー、W杯決勝ハーフタイムショーで「エブリシング・ハレルヤ」熱唱

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 【書評】ディートリヒ・ボンヘッファー著『キリストに従う』

  • 韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い

  • フランスで安楽死・自殺ほう助認める法案可決 福音主義協議会「深い悲しみと強い懸念」

  • キリストの声を聞き分ける 穂森幸一

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

編集部のおすすめ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.