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日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(185)キリスト教の「死生観」が日本を救う 広田信也

2023年11月18日19時39分 コラムニスト : 広田信也
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関連タグ:広田信也

多死社会を迎え、さまざまな働きが日本人のエンディングを支えています。それらの内容は、介護、医療、亡くなったときの葬儀やお墓に関すること、その後の遺産相続、身辺整理など、幅広い分野にわたっています。

それぞれの分野には、専門家や多くの事業者が存在し、固有のサポートを提供していますので、不安を抱える当事者や家族にとって、大変ありがたい支えになっています。

ところが、前回のコラムでお伝えしましたように、分野を超えて連携する専門家が少ないこと、さらに、肝心の「死」に直接寄り添える専門家(宗教者)が身近にいないことから、納得できるエンディングになりにくい課題を抱えています。

「死」に寄り添えない宗教者

日本人の約80%が仏式葬儀を行っていることから、本来、宗教者として仏教の僧侶が、直接「死」に寄り添うべきかもしれません。しかし仏教は、葬儀仏教として長年、日本文化の中に組み込まれてきましたので、僧侶は、死後でなければ寄り添えないように思います。

一方、キリスト教の牧師や神父は、教育や福祉における貢献もあり、生前から寄り添うことを期待されています。キリスト教の病院や施設の中には、生前から「死」に至るまで寄り添い、その後のキリスト教葬儀や納骨の働きをサポートするところも存在します。

また、日本各地に約6千カ所もある地域教会の教会員は、多くの場合、生前から「死」や死後に至るまで、牧師のサポートを受けることができます。慣れ親しんだ教会に集う高齢者にとって、教会の存在は大変ありがたいものだと思います。

しかしながら、大半の日本人は、キリスト教との接点が少なく、地域教会とは疎遠な関係にありますので、生前はもちろんのこと、「死」に関わる全てにおいて、地域教会のサポートを得られない状況にあります。

キリスト教の死生観

キリスト教の死生観には、他の全ての死生観と比べ、「死」に対する明確な解決が存在し、「死」の痛みを乗り越えるいのちの輝きが示されています。イエス・キリストの十字架と復活は、歴史上の事実であり、信じる者に「死」に関わるあらゆる暗闇の解決を与えています。

以下の絵は、私が終活セミナーで用いている、聖書信仰に基づく死生観のイメージです。

日本人に寄り添う福音宣教の扉(185)キリスト教の「死生観」が日本を救う 広田信也

人は、生きていく中で、さまざまな試練や痛みの体験をします。「死」に向かって身体が弱まる中、不安は募るばかりです。

通常、人はそれらの暗闇を処理できず、「死」の不安を抱えたまま、弱さを重ねることになります。しかし、それらの全てがイエス・キリストの十字架によって処分され、彼の復活によって永遠のいのちの希望が与えられると、聖書には示されています。

信仰者のうちに住む聖霊は、そのことを強く示してくれますので、「死」に向かう弱さの中にあっても、「死」を乗り越え、目標である天国の前味を実際に味わうことができるのです。

キリスト教の「死生観」が日本を救う

多くの日本人は、死んだら「天国」に行くと漠然と考えています。根拠もなく、実体に触れていなくても、「天国」を求める気持ちが伝わってきます。これらの日本人に、分かりやすく「天国」の希望をお伝えする役割は、それぞれの地域教会が担っています。

日本人に寄り添う福音宣教の扉(185)キリスト教の「死生観」が日本を救う 広田信也

(一社)善き隣人バンクとブレス・ユア・ホーム(株)は、地域教会が、それぞれの地域住民に寄り添い、「傾聴」の働きを通して「善き隣人」となり、「天国」を目標に、輝いた人生を送れるように、さまざまなサポートを備えてきました。

働きの展開は着実に進み、やがて地域教会が地域の葬儀文化を担い、キリスト教の「死生観」が日本人を救うことになると信じています。日本人にとって「天国」は、実体のある人生の目標になることでしょう。

全国の教会に出向き、終活セミナーを実施しています。お気軽にご相談いただければ幸いです。広田(電話:080・3645・8107)まで。

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◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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