Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア

インド北東部で部族間対立続く、キリスト教部族の死者131人に 360教会が被害

2023年9月12日16時09分
  • ツイート
印刷
関連タグ:インドヒンズー教
インド北東部で部族間対立続く、キリスト教部族の死者131人に 360教会が被害+
焼き討ちに遭ったクキ族のキリスト教徒の民家=インド北東部マニプール州で(写真:クリスチャンポスト)

インド北東部マニプール州では、キリスト教徒が多数を占めるクキ族に対する暴力が、5月の発生以来、軍の介入にもかかわらず激化している。この紛争により、最近さらに8人の命が奪われ、29人が負傷した。9月初めまでにクキ族のキリスト教徒131人が殺害され、200の村と360余りの教会が焼かれたり、破壊されたりしている。

インドのニュースサイト「ザ・プリント」(英語)によると、最近の衝突は、ヒンズー教徒が多数を占めるメイテイ族が住む同州ビシュヌプール県と、クキ族が住む同州チュラチャンドプール県の県境付近で発生した。死者8人はそれぞれの部族から4人ずつ出ている。

クキ族の指導者らは、米キリスト教メディア「クリスチャンポスト」(英語)に、メイテイ族の死者が出るのは、クキ族の居住地域にメイテイ族の一部が侵入し、命にかかわる攻撃を始めた場合だけだと語っている。

マニプール州では、これまで少数派のクキ族のために確保されていた特別経済恩恵と割り当てを、多数派のメイテイ族にも拡張するよう裁判所が命じ、物議を醸している。また、メイテイ族には州政府の後ろ盾上があるとされており、裁判所の命令には、クキ族が住む丘陵地帯の土地をメイテイ族が購入可能にする権利の付与も含まれる。

インド政府は、軍、武装警察および治安要員を約5万人配備し、部族間の緩衝地帯の警備を強化している。しかし、こうした対策にもかかわらず、マニプール州では暴徒が州警察から4千丁以上の銃と50万発以上の弾薬を略奪している。

インドの別のニュースサイト「ザ・ワイヤー」(英語)によると、インドの準軍事組織アッサム・ライフル部隊のP・C・ネール中将は「前例がない(状況)」とした上で、両部族が保有する「大量の武器」が重大な懸念事項だと強調した。その上で、「武装反乱軍と戦うために訓練された部隊にとって、群衆が部隊を取り囲み、女性が道路を封鎖することが新たな障害となっています」と続けた。

「われわれがここにいる理由は、さまざまな段階の暴力を抑えるためです。しかし、さらに重要なのは、複数の市民団体やさまざまな利害関係者と対話し、話し合いの場を持たせることです」

インドの最高裁判所も、マニプール州では「法と秩序が保たれていない」としており、紛争に関わる一連の審理は現在、隣接するアッサム州の裁判所が担当している。また、暴力を制圧できず、武器の略奪を許した州警察には非難の矛先が向けられている。

アッサム州最大の部族指導者組織「先住民部族指導者フォーラム」(ITLF)によると、クキ族はこれまでに131人が殺害され、200の村と7千軒の家屋、360の教会が焼かれたり、破壊されたりしており、少なくとも4万1425人が避難生活を余儀なくされている。

クキ族が多く住むチュラチャンドプール県内の病院には、クキ族の犠牲者の遺体が計35体しか安置されていないが、メイテイ族が多く住むインパール地域(西インパール県、東インパール県)の病院には、それを超える遺体が安置されている。この部族間の紛争では初め、インパール地域でクキ族の犠牲者の大半が殺害された。

クキ族の指導者が8月、クリスチャンポスト(英語)に語ったところによると、クキ族の犠牲者の集団埋葬は、インパール地域に安置されている遺体が、チュラチャンドプール県に移送されてから行われる予定だったが、アミット・シャー内相の要請で延期された。

マニプール州政府とインド政府は現在、双方ともヒンズー至上主義を掲げるインド人民党(BJP)が政権を握っている。

欧州議会は7月、マニプール州の平和回復を急ぐようインド政府に求める決議を採択した。

欧州議会は決議で、「政治的動機に基づいた政策により、ヒンズー至上主義や民族の分断が助長されているという懸念や、過激派グループの活動が活発化しているという懸念がある」と表明。また、「治安部隊による党派的な殺人への関与が当局への不信感を高めている」としている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:インドヒンズー教
  • ツイート

関連記事

  • 祈祷会中に牧師3人含む5人逮捕 「改宗禁止法」違反理由に インド

  • インドでキリスト教徒に対する暴力事件増加 2023年上半期に400件

  • インドのモディ首相、イースターにカトリック大聖堂を訪問 就任後初

  • 米、信教の自由「特に懸念のある国」に12カ国 インド、ナイジェリアの非指定に批判も

  • インド最高裁、キリスト教徒に対する暴力事件の検証を8州政府に命令

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • ヨハネの黙示録(3)御言葉と証し 岡田昌弘

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.