Skip to main content
2025年7月12日22時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア

インド最高裁、キリスト教徒に対する暴力事件の検証を8州政府に命令

2022年9月19日10時15分
  • ツイート
印刷
関連タグ:インド福音同盟(EFI)インド迫害ユナイテッド・クリスチャン・フォーラム(UCF)改宗禁止法
インド・ニューデリー+
インドの首都機能が置かれるニューデリー(写真:Unsplash / Laurentiu Morariu)

インド最高裁は、2022年の最初の5カ月間に約200件の暴力事件があったとして保護を願い出ていたキリスト教団体の主張を検証するよう、8つの州政府に命じた。

インドのキリスト教指導者らは、この命令を歓迎しており、請願者の1人であるベンガルール大司教区のピーター・マチャド大司教は、カトリック系のUCAN通信(英語)に対し、「私たちは最高裁の命令に満足しています」と語った。

最高裁の命令は8州の首席秘書官に対し、4カ月以内に請願書に記載されている暴力事件のリストを検証し、内務省に報告するよう指示するもの。

具体的には州政府に対し、警察の予備報告書、捜査の状況、逮捕、起訴などの諸情報を提供しなければならないとし、請願者らに対しては、暴力事件の詳細な内訳をトゥシャール・メータ法務長官に提供するよう指示している。

インドの英字日刊紙「ヒンズー」(英語)によると、命令を下されたのは、ビハール、ハリヤーナー、チャッティースガル、ジャールカンド、オリッサ、カルナータカ、マディヤプラデシュ、ウッタルプラデシュの各州。

インド政府は、被害を訴えるキリスト教徒らの主張について、「中途半端で自分勝手な事実、また利己的な記事や報告」だとし、「単なる推測に基づくものだ」と主張。そのため、最高裁は今回、事実関係の検証が必要だと判断した。

内務省は先月、キリスト教徒らの請願に対し、次のように回答している。

「このようなまやかしの請願書を提出することには、何か隠されたよからぬ意図があるように思われます。国中に不安を引き起こすもので、おそらくはわが国の内政に干渉するために外国の援助を受けるための行動でしょう」

今回の命令について最高裁は、「主張の真偽について、いかなる意見も形作るものではない」としている。

請願書は、マチャド大司教と、全国連帯フォーラム(NSF)、インド福音同盟(EFI)によって提出され、キリスト教徒に対する暴力事件増加に関する調査や、警察による礼拝所の警備を要求している。NSFは、2008年に東部オリッサ州カンダマルなどで起きたキリスト教徒襲撃事件を受け、70以上の団体が集まって設立した組織。EFIは、世界福音同盟(WEA)に加盟するインドの福音派組織で、インドの200以上の福音派教団が加盟している。

21年だけでキリスト教徒を狙った暴力事件が全国で約500件も発生したと報告したコリン・ゴンザルベス上級弁護士は、ナレンドラ・モディ首相とヒンズー民族主義のインド人民党(BJP)が率いるインド政府の主張に対し、正式な反論を表明した。

インドでは、人口に占めるキリスト教徒の割合はわずか2・3パーセントで、対するヒンズー教徒は約80パーセントとなっている。

同国の幾つかの州では、改宗禁止法が制定されており、ヒンズー民族主義のグループはしばしば同法を利用して、キリスト教徒に冤罪(えんざい)を着せ、強制改宗の疑いを口実に襲撃を行うことがある。

米迫害監視団体「オープンドアーズ」は報告書(英語)で、「インドにおけるキリスト教徒の迫害は、ヒンズー過激派がその存在と影響力を一掃することを目指しているために、激化している」としている。

「この原動力は『ヒンズートバ』と呼ばれるイデオロギーで、これは、外国勢力と結び付きを持つインドのキリスト教徒や他の宗教的少数派を真のインド人ではないとして無視し、この国から彼らの存在を一掃すべきだと主張するものである」

「ヒンズートバの信奉者は、偽情報を広め、憎悪をかき立てるためにソーシャルメディアを使用するなど組織的で、しばしば暴力的かつ慎重に組織され、キリスト教徒や他の宗教的少数派を標的とする行動につながっている」

インドのキリスト教系人権団体「ユナイテッド・クリスチャン・フォーラム」(UCF)は、キリスト教徒を狙った暴力事件が21年に少なくとも486件発生したとし、同国史上「最も暴力的な年」だったとしている。

UCFは、キリスト教徒に対する暴力事件の多発は、当局による暴徒らの「不処罰」に理由があるとし、暴徒らが「強制改宗の疑いで警察に引き渡す前に、祈っている人々に脅迫や身体的暴行を加えること」を許していると主張している。UCFによると、警察は486件の暴力事件のうち、34件しか正式な事件として扱っていないという。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:インド福音同盟(EFI)インド迫害ユナイテッド・クリスチャン・フォーラム(UCF)改宗禁止法
  • ツイート

関連記事

  • 洗足木曜日の礼拝参加中の36人逮捕 「強制改宗」容疑で インド北部

  • 覆面の男5人が自宅に押し入り牧師を刺殺 インド中部

  • インドでヒンズー過激派の暴徒約200人が家の教会を襲撃、牧師ら負傷 強制改宗も

  • インド政府、神の愛の宣教者会を再認可 海外からの寄付受け取り可能に

  • 米国際宗教自由委員会、インドなど4カ国を「特に懸念のある国」に指定勧告

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 初めの愛に戻りなさい 佐々木満男

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(7)共同体の重視 臼田宣弘

  • ワールドミッションレポート(7月12日):アゼルバイジャンのために祈ろう

  • 第一のことを第一にする人生の祝福 菅野直基

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 紛争地の宗教者らが参加、第3回東京平和円卓会議 赦しの重要性、即時停戦など呼びかけ

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.