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もしそうでなくても 穂森幸一

2023年6月18日20時26分 コラムニスト : 穂森幸一
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しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。(ダニエル書3:18)

今やリベラル左派の思想が全世界を席巻し、各国の政策にも大きな影響を及ぼしているといっても過言ではありません。その最たる例がLGBT・性的マイノリティーの人たちへの理解を促進する法案です。

もしこの法案が成立すれば、女性トイレ、更衣室、銭湯などでトラブルが起こる可能性があります。また、教育現場にも影響があり、間違った性教育が行われて子どもたちを混乱させてしまい、精神の発育に問題が起こるかもしれません。海外ではLGBT推進の影響で、性犯罪も増えてしまっているといわれます。とても由々しき事態だと思います。

創世記に「神は、男と女を創造された」(1:27)と記されています。また「あなたの父と母を敬え」(出エジプト記20:12)と教えられています。聖書の教えに従って世の中の秩序を守り、家庭を大切にしていくのは私たちの使命です。世の風潮に流され、神の御心から逸脱することはできません。

外国の例ですが、同性婚のカップルがウエディングケーキを、あるクリスチャンが経営するケーキ屋に注文しました。このオーナーは自分の信条に合わないということで、注文を受け付けませんでした。そうすると「差別を受けた」ということで、訴えられたのです。その結果敗訴し、損害賠償を命じられました。有罪になり、罰を受けなければならないケースもあるそうです。

私はチャペル結婚式の牧師をしています。もし同性婚の司式を頼まれたらどうするか考えてみました。私は、自分の信条に基づいて拒否したいと思っています。もしそのことで訴えられ、有罪になったとしても、自分の考えを変えるつもりはありません。

この世の中には、理不尽なことが多々あります。聖書の理念に従って、ひたすら正直に真面目に努力してもうまくいかず、挫折してしまうこともあります。私の知り合いに、数学の勉強が大好きだという人がいました。「微分積分とか頭が痛くならないですか」と尋ねると「微分積分は楽しい」と言うのです。

文系を選んだ私からしたら、信じられない世界です。世の中の出来事は割り切れないことが多いですが、数学の世界では方程式に当てはめると答えが出てくるから、スッキリするらしいです。しかし、数学的に割り切れないのが現実社会です。

私は祈りのノートを実践したことがあります。自分が祈ったこと、願ったことをノートに記し、その日時も書いておきます。そして祈りが聞かれたら、〇印をつけるようにしました。そのノートを読み返してみると、ほとんど全部〇印がついていて驚いたことがあります。だから祈るときには、祈りが聞かれたことを信じて「感謝します」と言うことが必要だと思いました。

祈りの実践ノートで分かったことがあります。人の予定表と神の予定表にタイムラグがあることです。私たちは、自分たちの希望する時に奇跡を期待するのですが、人の目から見て、神の時と大きなずれが生じることがあります。神はその予定表に従って、一番のタイミングで応えてくださっているのです。

昔、英国の田舎町に一人の老牧師がいました。とても真面目で誠実な人でしたが、地道な働きをする人で、あまり目立たない人でした。この牧師のもとに一人の少年が導かれ、忠実に学び、洗礼を受けました。

やがて、この老牧師は引退しますが、この人が洗礼を授けたのはたった一人だったと、周りからばかにされました。しかし、この少年がやがて有名な大衆伝道者になり、大勢の人を信仰に導きました。

ゴッホといえば、誰もが知っている有名な画家です。彼の絵は、数十憶円で取引されています。しかし彼の生存中、彼の絵はほとんど売れず、極貧の中でこの世を去ったのです。時代の波が少しかみ合えば、いい思いをしたのかもしれません。

この地上では、不正義がまかり通り、権力者の横暴な政治に振り回されることもあります。しかし、不正は長続きしません。必ず不正は暴かれ、裁きを受ける時がやって来ます。この世の不合理に苦しめられても、耐え忍んで神の時を待たなければなりません。

どんな時でも「もしそうでなくても神に従います」という生き方が求められているのではないかと思います。明けない夜はありません。日本の信仰者に求められている、世界の中の立ち位置があります。希望を高く掲げましょう。

そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。(ローマ5:3〜5)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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