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薬物依存、売春、望まない妊娠 放蕩の末にキリストに人生を変えられた宣教師の娘の証し

2023年2月20日21時07分
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関連タグ:依存症米国
薬物依存、売春、望まない妊娠 放蕩の末にキリストに人生を変えられた宣教師の娘の証し+
ホイットニー・ハリスさん(画像:デラフェ・テスティモニーズの動画より)

米カリフォルニア州出身のホイットニー・ハリスさんは、薬物依存やアルコール依存、売春など、かつての放蕩(ほうとう)生活から抜け出す力をイエス・キリストが与えてくれたと証しする。

世界最大の証し集の作成を目指すプロジェクト「デラフェ・テスティモニーズ」によるハリスさんのインタビュー(英語)が今月初め、ユーチューブで公開された。宣教師の両親の間に生まれたハリスさんは、愛情深いクリスチャンホームで育った。しかし、12歳ごろからキリスト教に対して反感を抱くようになったという。

その結果、ハリスさんは信仰に抵抗する一方で、自己肯定感の低さや体型に対するコンプレックスなどにさいなまれるようになった。そして、生きる目的を見いだすことができず、人生そのものに憤りを感じるようになったという。

思春期にあったハリスさんはうつ病と診断され、教師や両親など、あらゆる権威に対して反抗するようになった。

「自分の肉(体)が望むことは、何でもやりたかったです。キリスト教には、お酒を飲んではいけない、タバコを吸ってもいけない、(夫婦以外で)肉体関係も持ってはいけないなど、ある意味、たくさんのルールがあることに気付いたのです」とハリスさんは言う。「(当時の)私が体験したかったのは、まさにその世界でした」

高校に入ると、タバコを吸い始め、授業をサボるようになった。また、大麻を吸い、酒を飲み、両親が望んでいない人たちと付き合うようになった。

18歳になったハリスさんは、コミュニティーカレッジで1学期だけ勉強したが、その後退学してしまう。

「学校なんていらない。私に必要なのはこんなものじゃない。好きなように生きられればいいんだと。それでその頃、何人かの人たちと一緒に暮らし始めたんです」

「金曜日まで待てないから、おしゃれして繁華街のクラブやバーに行く。それが私たちの日常でした。私にとって、それが一番大切なものでした」

そして、ハリスさんは友人たちとアリゾナ州へ引っ越す。しかし、その2週間後には飲酒運転で逮捕され、刑務所に入れられることになった。

「その時、私は『もうだめだ。誰も私を雇ってくれっこない。この年齢で飲酒運転をしたのはまずい』と思いました。車も取り上げられて、本当に落ち込みました。そしてこの時から、物事がどうでもよくなりました。自分の人生も、人のことも、何も気にしなくなったんです」

同居人の一人から薬物を渡され、それがきっかけでさまざまな薬物を乱用するようになった。やがて「本格的な依存症」になり、売春もするようになった。

薬物依存を解消するにはお金が必要だった。リハビリ施設に入ったり出たりを繰り返していたハリスさんは、最終的にホームレスになった。薬物依存で一番つらかったのは禁断症状だったとハリスさんは話す。

最終的にはキリスト教系のリハビリ施設に入所することになり、施設の女性ワーカーたちが無条件の愛で接してくれたことで、神の愛を感じたとハリスさんは振り返る。

その頃、妊娠していることも判明するが、中絶せずに子どもを出産し、養子に出すことに決めた。

それから4年たった今、ハリスさんは薬物に依存しない生活を送れている。現在は、バージニア州にあるキリスト教主義のリバティー大学で看護学を学び、神の御心に従って生きることができている。それもイエスのおかげだとハリスさんは話す。

「イエス様を表現する言葉は、いろいろあります。イエス様は私の救い主であり、贖(あがな)い主であり、癒やし主です。イエス様は私に命を与えてくださいました。私を闇から救い出し、光の中に置いてくださるほど、私を愛してくださっています」

「主は全ての人に対して憐(あわ)れみに満ちておられます。主は私の全てです。私が地上で生きているのは主のためであり、天国でお会いするまで主の御名に栄光を帰すためです。イエス様に出会ったとき、私にはまだ人生の目的があることが分かったのです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:依存症米国
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