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110歳の証し 戦争、パンデミック、人種差別「乗り越えられたのは信仰のおかげ」

2021年10月19日23時52分
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関連タグ:アメリカ人種差別新型コロナウイルス
110歳の証し 戦争、パンデミック、人種差別「乗り越えられたのは信仰のおかげ」+
今月4日で110歳の誕生日を迎えたビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウンさん(写真:米バージニア州クラーク郡)

ビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウンさんは、最悪の時代を生き抜いてきた。

1912年4月15日、タイタニック号が北大西洋に沈んだとき、彼女はまだ小さな赤ちゃんだった。第1次世界大戦が始まったとき、彼女はまだ3歳だった。1918年にスペイン風邪が大流行し始めたとき、彼女は6歳だった。そして7歳になる頃には、家政婦としてバージニア州クラーク郡で家族と共に働き、何十年も人種分離された社会で生活を送った。

1911年10月4日に生まれたブラウンさんは、こうしたあらゆる苦難を乗り越え、110歳の誕生日を迎えた。今では世界で最も高齢な一人で、ワクチンも未接種ではあるが、神は米国史上最悪の疫病である新型コロナウイルスのパンデミックから守ってくださると信じている。

今月4日に誕生日を迎えたブラウンさんは、スーパーセンテナリアンと呼ばれる110歳以上の高齢者のグループに仲間入りを果たした。彼女は神への信仰が長寿の源であると考えている。

「朝、神様が私を起こしてくれます。何をすべきか教えてくれます。私は何も心配していません」。ブラウンさんは、教会の執事であった前夫と牧師の後夫、また息子に先立たれたバージニア州クラーク郡の町ベリービルにある自宅で、クリスチャンポストのインタビューに語った。

国際的な老年学研究者団体「ジェロントロジー・リサーチ・グループ」によると、ブラウンさんより高齢だと確認されている人は世界に17人しかおらず、その全員が女性だという。そのため、クラーク郡監督委員会は、10月4日を「ビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウン・デー」と宣言した。デビッド・ワイス理事長が署名した宣言文には次のように記されている。

「ビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウンさんは、1世紀以上にわたり、クラーク郡の進歩と成長を目の当たりにし、それはわが国の成長を反映したものであり、彼女は米国史に関する独自の物語に織り込まれた特別な経験をしてきました」

「センテナリアンのビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウンさんは、現在もジョセフィン通りの自宅に住み、霊的な考察をしつつ、日常生活を送っていますが、この度、スーパーセンテナリアンとして知られる少数の特別なグループに加わることになりました」

110歳の証し 戦争、パンデミック、人種差別「乗り越えられたのは信仰のおかげ」
「ビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウン・デー」の宣言文が記された表彰盾を手渡す米バージニア州クラーク郡監督委員会のデビッド・ワイス理事長(写真:同上)

ブラウンさんのおいであるアンドリュー・ロバーツさんは、大叔母の生き方に感銘を受けた一人だ。ロバーツさんは、ブラウンさんが長寿なのは「聖人」に例えられるような模範的な信仰生活を送っていたからだと考えている。

「私の個人的な経験では、彼女の前にいるときはいつも愛と喜びに満ちています。彼女の唇からイエスが滴り落ちてこない時はありません。まるで彼女がイエスを体現しているかのようです。彼女が話すこと、することはすべて、神に敬意と賛美をささげるものです。本当にすべてです。彼女は文字通りの信仰者なのです」

「彼女が長生きしている理由の一つは、彼女の信仰、ライフスタイルと関係があると思います。彼女は多くのことに悩まされません。ストレスに耐える能力もあれば、ストレスを排除する能力もあります。彼女は自分よりも大きなものを中心に据えているのです」

ロバーツさんと、ブラウンさんの娘であるボンシル・ヒルさん(79)は、信仰がブラウンさんに完璧なまでの平穏を与えたと言い、101歳になるまで薬を必要としなかったことを明かした。

ブラウンさんの存命する唯一の子であるヒルさんは、「母は101歳になるまで、処方された薬を飲んだことがありませんでした」と言い、高血圧のために低用量の薬を飲むようになるまで、薬を一切使用しなかったと話した。

110歳の証し 戦争、パンデミック、人種差別「乗り越えられたのは信仰のおかげ」
110歳の誕生日を祝うビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウンさん=2021年10月4日(写真:同上)

ブラウンさんはそれまで、聖書と、100歳くらいまで手入れをしていた庭で育てたインゲン豆やジャガイモ、トマトなどの食べ物で、安定した生活を送ってきた。

一方、昨年5月に軽度の脳卒中を発症し、今年初めには転倒するなど、認知的にも身体的にも少しずつ衰えを見せている。現在は、補聴器と車いすが必要だ。しかし、1960年にそうしたように、ブラウンさんは再び自立して歩けるように祈るかもしれない。

クラーク郡の宣言によると、ブラウンさんは13人きょうだいの末っ子で、家族の中で最も長生きしている。1918年にクラーク郡に引っ越してきてから、一家はスプリングフィールド農場で労働者や家政婦として働いた。

「子どもの頃、私たちは農場に住んでいて、線路を渡ることは許されませんでした」。ブラウンさんは2016年、当時のことを地元紙「ウィンチェスター・スター」の特集記事で回想している。「私はテーブルの給仕をしたり、床をモップで拭いたり、皿を洗ったりしていました」

1960年、ベリービルの中心街にある家で働いていたとき、ストーブが爆発してブラウンさんは足を負傷した。医者は二度と歩けないだろうと思っていたが、意志の強いブラウンさんは、お尻を使って階段を上り下りしていたと、ヒルさんは同紙に語っている。

ヒルさんはクリスチャンポストに、ブラウンさんが「私は歩ける。神様が私に歩くようにって言ってくれたのよ」と話していたと語った。果たしてブラウンさんは、半年余り自宅で療養したものの、その後歩くようになったという。

110歳の証し 戦争、パンデミック、人種差別「乗り越えられたのは信仰のおかげ」
2019年に108回目のクリスマスを祝った際のビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウンさん(写真:同上)

ヒルさんは、亡くなった兄ががんと診断されたとき、ブラウンさんがかつて卵巣がんを患ったことがあることを聞かされた。

「私は兄が病気になるまで知りませんでした。彼はがんだったのですが、母は『これだけは言っておきたいの。私はがんだったけど、みんなには言わなかったわ』と言っていました。父に言わなかったのは、『妻ががんになったことを通りの人に話す彼の姿が目に浮かぶから』と言っていました。そして母は『誰にも言わなかったわ』と言っていました」

「医者が言うかのように、母は『心配していると、それだけでほとんどの人が亡くなってしまうのよ』と言い、『私は心配しなかったわ。神の手に委ねたの』と言っていました。そして、私の兄ががんになったとき、彼女は33年ぶりに手術を受けたのです」

ヒルさんは、ブラウンさんが神に望むものは何でも、祈りによってそれを手にするのを見てきた。

「母が神様にお願いすると、たいていそれが実現するのです。母は病気の人たちと一緒に祈り、そして実際にその人たちは良くなりました」

ヒルさんは、母親の信仰が自分の人生にどのような影響を与えたかについても説明した。

「私には娘がいたのですが、彼女は麻薬に手を出してしまい、(刑務所に)入ってしまいました。母は『彼女が出てくることを神様が示された』と言っていました。娘は終身刑と懲役30年を言い渡されていました。母は私たちに、娘が自由になると書かれた紙を(幻で)見たと言っていました。果たして娘は11年後に釈放されたのです」

ブラウンさんは、ベリービルのシオンバプテスト教会の会員。この教会は、歴史的に黒人が多く住んでいたジョセフィンシティ歴史地区のジョセフィン通り沿いにある。彼女の家もジョセフィン通り沿いにあり、教会からは歩いて5分もかからない。

新型コロナウイルスのパンデミック以降、教会の他の会員と直接会って過ごすことは少なくなったが、ヒルさんによると、若い頃は教会でとても活発に活動していたという。

「私たちは朝から晩まで教会にいました。母はそこで日曜学校をしていました。子どものいる人の家を訪れ、教会の誰かが子どもを迎えに行ってもいいかを聞いていました。母は教会の執事の一人で、34年間も会計係を務めていました。彼女は素晴らしいメンターでもありました。私は、一日一日を生き抜くために、この人生には神が必要だと信じています」

110歳の証し 戦争、パンデミック、人種差別「乗り越えられたのは信仰のおかげ」
ビオラ・ロバーツ・ランプキン・ブラウンさんの家族。左上から時計回りに、娘のボンシル・ヒルさん、おいの息子のアンドリュー・ロバーツさん、孫娘のチャーシル・ケラムさん、ビオラ・ロバーツさん、ひ孫娘のナイジャ・デービスさん(写真:Sandy K. Williams)

ブラウンさんは自分の好きな聖句について話すのが好きだという。ロバーツさんによると、ブラウンさんのお気に入りは詩編27編だ。

「彼女の影響というのは、私たちが不足の中にあっても、愛を体現することにあります。その精神が心の支えとなるのですが、彼女がそれをいつも思い出させてくれるのです。それが見え見えのものであろうと、露骨なものであろうと、それが彼女なのです。彼女のそばにいると、自然と良い気分になります。彼女はポジティブなエネルギー、霊に満ちたエネルギーを持っているのです」

ロバーツさんによると、ブラウンさんが昨年、軽度の脳卒中になったのは、30代前半のロバーツさんの長女が亡くなった数日後のことだった。ブラウンさんは治療のために病院へ行かなければならなかったものの、長居はしなかったという。

「彼女は病院に行きましたが、病院が嫌いなのですぐに家に帰りたがり、3日で退院しました。その後の彼女は完全に正常な状態というわけではありませんでした。認知機能が少し低下していて、時々忘れてしまうこともありました。でも、私は彼女に『ビオラおばさん、そんなこと気にしないで』と言います。彼女は私を見て『時々、自分の名前を忘れるの』と言いますが、私は『大丈夫だよ、ビオラおばさん。私たちはあなたのことを知っていますよ』と言うのです」

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカ人種差別新型コロナウイルス
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