Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア
中国迫害

中国のキリスト教迫害、2020年に増大 米チャイナエイドが報告

2021年5月4日18時23分
  • ツイート
印刷
関連タグ:チャイナエイド(対華援助協会)中国共産党迫害米国際宗教自由委員会(USCIRF)オープンドアーズ中国
中国当局、3千人収容のメガチャーチを破壊 牧師らを拘束+
ショベルカーで取り壊される安徽(あんき)省阜南県の教会(写真:チャイナエイド)

中国の迫害状況を監視する在米団体「チャイナエイド」はこのほど、中国における宗教的迫害が2020年に増大し、何千人ものキリスト教徒が教会閉鎖やその他の人権侵害の影響を受けたとする報告書を発表した。

チャイナエイドが4月22日に発表した「年次迫害報告書2020」(英語)によると、中国政府は昨年、少なくとも9つの教会を取り壊し、それによって信徒や礼拝参加者ら5千人以上が影響を受けた。中国政府はまた、あらゆる政府非公認の「家の教会」を迫害し、そのすべての主要な指導者らを召喚し、尋問したという。

習近平国家主席の指示の下、中国当局は完全に管理できる「宗教」を作り上げるため、政府公認教会と「家の教会」の両者に対し、国旗の掲揚や、愛国的な歌を礼拝で歌うよう命じた。また、牧師や司祭に対しては、説教を中国共産党のイデオロギーに合致する「中国化」した内容に変更するよう指示をした。この他、家庭集会に対する強制捜査も行われ、多くのキリスト教徒が、ホームスクーリングを行ったり、子どもたちを教会運営の学校に送ったりしたことで罪に問われ、起訴されたという。

チャイナエイドはこうした事例をまとめた上で、次のように結論付けている。

「チャイナエイドによる2020年の調査では、キリスト教徒や他の何らかの信仰を表明している人々に対する中国政府による迫害が、前年の報告件数を再び上回ったことが確認されました。隠されていた事実が明るみに出るにつれ、中国共産党の迫害による長期的な悪影響が、まるで当初は正体が分からなかった新型コロナウイルスのように現れています。それは、悪臭を放つような脅威であり、諸外国がそれに対しいかに注意を払うかが問われています」

チャイナエイドの報告書に先立ち、米国際宗教自由委員会(USCIRF)は4月、2021年の年次報告書(英語)を発表し、特に中国政府によるキリスト教徒とウイグル人イスラム教徒に対する著しい人権侵害を報告している。

USCIRFは報告書で、中国当局が昨年、宗教的少数派を監視・追跡するために、最新の監視技術の前例のない使用を継続したとし、「中国共産党は長期にわたり信教の自由を抑圧し続けてきたが、近年、宗教に対して一層敵対的になった」としている。その上で、信教の自由に対し、体系的で継続的かつ著しい違反に関与しているとして、中国を信教の自由に関して「特に懸念のある国」として指定を継続するよう米政府に勧告した。

中国の人権迫害を伝える「ビター・ウィンター」(英語)によると、中国の学校ではキリスト教が「邪悪なカルト」だと教えられ、宗教に批判的な教育が行われているという。また、家族の信仰に疑問を持ち、近親者さえも当局に密告するように促されているという。

USCIRFのゲイリー・バウアー委員は、報告書の中で次のようにコメントしている。

「中国共産党は、神を求め礼拝する権利を含む市民の基本的人権を否定しているだけではありません。世界中の発展途上国に対し、自国を新しい権威主義的な統治モデルとして提供しているのです。中国共産党は国際的な人権基準の弱体化に積極的に取り組んでおり、増大する軍事力を利用して隣人を威嚇し、脅迫しているのです」

キリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」は、キリスト教に対する迫害がひどい50カ国をまとめたリストで、中国を17位にランク付けしている。

オープンドアーズのボイド・マクミラン戦略研究室長は最近、英デイリー・エクスプレス紙に対し、中国共産党は国内のキリスト教人口の増加に危機感を募らせており、その結果として宗教に対する取り締まりを強化していると語った(関連記事:中国のキリスト教人口、2030年に3億人か 共産党指導部に募る危機感)。

「中国の教会がそれほどまでに狙われていると私たちが考える根拠は、中国共産党の指導部が教会の規模や成長を恐れていることにあります。教会が1980年以降と同じ速度で成長すると仮定した場合、年間の成長率は約7~8%になります。その場合、2030年までに3億人強の集団となることが見込まれます。ご存じの通り、中国の指導部はかなり長期的な計画を立てています。彼らの経済計画は2049年まで続きます。そのためこのことは、指導部にとって悩みの種なのです。教会がそのように成長し続けた場合、彼らは将来的に権力の共有を迫られることになるからです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:チャイナエイド(対華援助協会)中国共産党迫害米国際宗教自由委員会(USCIRF)オープンドアーズ中国
  • ツイート

関連記事

  • 中国、障がい児向けカトリック系孤児院を閉鎖 現地司祭がバチカン合意への裏切りと批判

  • 「中国のエルサレム」温州市で再び十字架撤去の動き、無告知で夜間に5教会が被害

  • 香港で教会開拓、中国系米国人牧師フランシス・チャン氏のビザ取り消し

  • 米、中国のウイグル族など少数派に対する「ジェノサイド」を認定

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 安らぎの中で体験する勝利 加治太郎

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.