Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア
中国迫害

「中国のエルサレム」温州市で再び十字架撤去の動き、無告知で夜間に5教会が被害

2021年2月14日22時17分
  • ツイート
印刷
関連タグ:中国殉教者の声(VOM)迫害
「中国のエルサレム」温州市で再び十字架撤去の動き、無告知で夜間に5教会が被害+
教会堂上部にあった十字架が撤去された永中街道滄河(そうか)基督教会(左、写真:華人基督徒公義団契〔CCFR〕のフェイスブックより)と、クレーン車を使って十字架を撤去される水心基督教会(写真:チャイナエイド)

中国東部の浙江省温州市で、事前の告知なく5つの教会から十字架が撤去された。温州市は中国でも特にキリスト教徒が多く、「中国のエルサレム」と呼ばれている地。浙江省では十字架を撤去する政府主導の迫害が7年前に本格化し、2年間で千以上の教会が被害に遭ったが、その再来に懸念が高まっている。

迫害監視団体「殉教者の声・韓国」(VOMK)によると、直近の十字架撤去は1月15日夜に始まり、竜湾区の永中街道滄河(そうか)基督教会など市内の4つの教会が被害に遭った。さらにその後、2月1日未明には市内の水心基督教会でも十字架が撤去された。

VOMKのヒョンスク・フォーリー理事長によると、地元の政府関係者がクレーン作業員を雇って十字架を撤去したという。被害に遭った教会の中には、すでに2014年に一度、十字架の撤去を経験した教会もあった。これらの教会はその後、以前より小型の十字架を設置していたという。

フォーリー氏によると、永中街道滄河基督教会の教会員は1月16日、地元公安局に「教会の十字架が盗まれた」と被害届を提出した。しかし、温州市公安局竜湾区分局は「盗まれた十字架は本公安局の管轄には該当しない」とし、「公安機関が捜査に当たることはない」と通達したという。

地元の牧師たちは、政府による十字架の撤去が2021年も行われる可能性があると予想していた。温州上江教会の厳暁潔(ヤン・シャエジェ)牧師はソーシャルメディアに、「悪の波は2021年に再来するだろう」「またもや強制解体、違法解体、無差別解体、夜間解体が」と投稿していた。フォーリー氏は「実際、最新の十字架撤去は暗闇の中で行われたのです」と強調した。

永中街道滄河基督教会と水心基督教会は共に100年以上の歴史がある教会だった。浙江省はキリスト教人口が100万人を超え、特にキリスト教徒が多い温州市には、公式に登録されているだけでも千以上の教会が存在する。

温州市における十字架の撤去は2014年2月から本格的に始まった。中国共産党浙江省党委員会書記(当時)で、習近平国家主席の元側近として知られている夏宝龍氏が、省内のすべての十字架を撤去するよう命令。同省ではそれから2年の間に千以上の教会から十字架が強制的に撤去された。

14年4月には、完成目前だった温州市の公認教会である三江教会が、違法建築を理由に取り壊される事件も発生した。2千人収容可能な中国でも指折りの規模の教会堂となるはずだったが、数千人の信者たちが教会周辺で抗議する中、取り壊しが強行された(関連記事:中国政府、キリスト教会への迫害を開始? 温州市の三江教会が取り壊される)。温州市ではこの他、半年の間に聖職者が行方不明となる事件が20件も発生するなどした。

フォーリー氏は、「これら5つの教会に対し2度にわたって行われた夜襲は、十字架の撤去が過去のものではないことを示しています。私たちは温州市の教会と中国全土の教会のために立ち上がり、熱心に祈る必要があります」と訴えた。

VOMKは、中国の「家の教会」と協力して活動を行っており、寄付の受け付けも行っている。寄付に関する詳細はこちら(英語)。

関連タグ:中国殉教者の声(VOM)迫害
  • ツイート

関連記事

  • 中国のキリスト教人口、2030年に3億人か 共産党指導部に募る危機感

  • 香港で教会開拓、中国系米国人牧師フランシス・チャン氏のビザ取り消し

  • 米、中国のウイグル族など少数派に対する「ジェノサイド」を認定

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 宗教教育や献金受領も禁止 中国、外国人の宗教活動を制限する草案発表

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月9日):カンボジア ポル・ポトの迫害を乗り越えた西チャム族のために祈ろう

  • ヨハネの黙示録(3)御言葉と証し 岡田昌弘

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.