Skip to main content
2021年3月6日23時48分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア

改宗禁止条例、インド各州で相次いで施行 迫害監視団体が危惧

2021年1月24日23時59分
  • ツイート
印刷
関連タグ:リリース・インターナショナル改宗迫害インド
改宗禁止条例、インド各州で相次いで施行 迫害監視団体が危惧+
インド東部コルカタで発生したカトリック修道女強姦(ごうかん)事件に火をともしたろうそくを持って抗議するカトリック修道女ら=2015年3月16日(写真:Arindambanerjee / Shutterstock.com)

インド中部のマディヤラデーシュ州で9日、「改宗禁止条例」が施行された。インドでは昨年11月、北部ウッタルプラデシ州で同様の条例が施行されたばかり。キリスト教人権監視団体「リリース・インターナショナル」(RI)は、こうした流れがインド全土における伝道禁止につながる恐れがあると危惧している。

改宗を禁止する条例は、マディヤラデーシュ州を含め少なくともインド国内の9つの州で施行されている。しかし同州の条例は特に厳格で、警察が令状なしで容疑者を逮捕できるばかりか、保釈制度も適用されず、容疑者自身が自ら無実を証明しなければならない義務があることから、インド国内にいるRIの協力者らは強い懸念を表明している。

条文には次のように記されている。「いかなる者も、直接的あるいは間接的に他者を改宗させてはならず、改宗を試みてもいけない。その手段が不正確な説明や勧誘であっても、武力による脅迫や過度の影響力であっても、威圧、結婚、あるいは他の詐欺的手段であっても、これを禁ずる」

条例の意図は強制的な改宗の防止とされているが、実際にはキリスト教徒による支援物資の配布までも犯罪と見なされているとRIは警鐘を鳴らしている。

ウッタルプラデシ州では条例施行から1カ月後の昨年12月、韓国人キリスト教徒1人とインド人3人が詐欺的改宗を試みたとして、逮捕・勾留された。4人は当時、新型コロナウイルス対策による都市封鎖の影響を受けた人々に食料を配布していただけだったという(関連記事:「改宗禁止条例」でキリスト教徒に初の逮捕者、貧困層への支援活動中に インド北部)。

「一見、それは理に適っているかのように見えるかもしれません。しかし、こうした法律は、不寛容と過激主義をあおる道具にすぎないのです」とRIのポール・ロビンソン最高責任者(CEO)は話す。

RIが先ごろ発表した迫害動向調査(英語)によると、インドは迫害が懸念される国の一つで、キリスト教徒への迫害が今年、悪化する恐れがあるという。

ロビンソン氏によると、改宗禁止条例はインドにおけるヒンズー教国粋主義の台頭を反映しており、ヒンズー教徒であることとインド人であることを同一視する「ヒンドゥトヴァ」と呼ばれる概念に基づくイデオロギーだという。

2014年にインド人民党が政権を取って以来、ヒンズー教国粋主義は成長を遂げている。そのためインドのキリスト教界では、キリスト教徒に対する襲撃の増加を懸念する声が上がっている。

改宗禁止条例が施行された州の一つである中部チャッティースガル州では昨年9月、最大で3千人の暴徒が同州の3つの村でキリスト教徒らを襲撃する事件が発生した。

「インドで改宗を防ぐ動きが出てきた一因は、カースト制の下層階級であるダリットの中でキリスト教を信じる人々が増加していることにあります」とロビンソン氏は続ける。

「その人たちは、いわゆる不可触民です。不可触民はトイレ掃除や道路掃除など、卑しい仕事をするために生まれてきたと多くの人は考えています。当然のことながら、ダリットの多くはキリスト教の愛と受容のメッセージに応答しています」

「改宗禁止条例の下では、無実を証明できない限り有罪にされるようです。今は、世界最大の民主主義国家であるインドにとって暗黒の時代です。信教の自由はあらゆる自由の基盤です。信教の自由はインド憲法でも保証されています。その権利を取り除こうとする試みは、世界最大の民主主義国家を保護している憲法に対する違反です」

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:リリース・インターナショナル改宗迫害インド
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • ネパールで「改宗禁止法」成立、大統領が署名 キリスト教団体が懸念

  • キリスト教徒の24歳女性、イスラム教への改宗伴う結婚拒否し射殺される

  • 戦争地帯でイエスと出会う イスラム教から改宗したシリア人女性の証し

  • シリアの正教会府主教2人、改宗強要を拒否し殉教

  • 「キリスト教こそ探し求めていた宗教」 過激派の残虐行為で改宗、シリアのクリスチャンたちの証し

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「神に触れられた」 トム・ハンクスの息子、無神論から大転換した経験語る

  • 全米最大の福音派養子縁組・里親支援団体、LGBTカップル容認を表明 福音派指導者からは失望の声

  • ビジネスと聖書(11)魂のエクササイズ 中林義朗

  • アレサ・フランクリンの「アメイジング・グレイス」を収録した幻のライブ、撮影から49年経て映画に

  • 教皇、5日から4日間イラクを訪問 歴代教皇初 途中ヘリでの移動も

  • 信仰と不信仰の距離 安食弘幸

  • 同性愛めぐり分裂見通しの米合同メソジスト教会、保守派が新教団名発表

  • 日本のカトリック教会が「性虐待被害者のための祈りと償いの日」

  • 「大きな味方」はきっといる 貧民街の聖者、賀川豊彦の生涯を朗読

  • いのちより大切なもの 菅野直基

  • 「神に触れられた」 トム・ハンクスの息子、無神論から大転換した経験語る

  • 2021年の「レント(四旬節)」始まる、きょう「灰の水曜日」 その意味と由来

  • 宮城労働局が涌谷保育園元園長牧師のパワハラ認定、日本基督教団議長「解決に向けて全力尽くす」

  • 同性愛めぐり分裂見通しの米合同メソジスト教会、保守派が新教団名発表

  • 米南部バプテスト連盟、4教会を除名 性犯罪歴ある牧師雇用や同性愛支持で

  • 信仰と不信仰の距離 安食弘幸

  • 聖書はコロナ禍のクリスチャンに希望を与えている 英国聖書協会が調査

  • 「聖書は神の言葉ではない」 進歩主義の米教会がSNSの投稿で炎上

  • ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪

  • 全米最大の福音派養子縁組・里親支援団体、LGBTカップル容認を表明 福音派指導者からは失望の声

  • 「神に触れられた」 トム・ハンクスの息子、無神論から大転換した経験語る

  • 2021年の「レント(四旬節)」始まる、きょう「灰の水曜日」 その意味と由来

  • 宮城労働局が涌谷保育園元園長牧師のパワハラ認定、日本基督教団議長「解決に向けて全力尽くす」

  • 同性愛めぐり分裂見通しの米合同メソジスト教会、保守派が新教団名発表

  • 信仰と不信仰の距離 安食弘幸

  • 米南部バプテスト連盟、4教会を除名 性犯罪歴ある牧師雇用や同性愛支持で

  • 「聖書は神の言葉ではない」 進歩主義の米教会がSNSの投稿で炎上

  • 聖書はコロナ禍のクリスチャンに希望を与えている 英国聖書協会が調査

  • ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪

  • 全米最大の福音派養子縁組・里親支援団体、LGBTカップル容認を表明 福音派指導者からは失望の声

編集部のお勧め

  • 「クリスチャンだからこそ、もっと知って祈って関わってほしい」 人身取引に取り組む「ゾエ・ジャパン」

  • パンデミック時代の宗教の可能性探る IPCR国際セミナーで日中韓のキリスト者も発題

  • コロナ禍で増える自殺、奥田知志牧師「宗教にできること、いっぱいあるのでは?」

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • 「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.