Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア

インド各州で「改宗禁止法」が相次いで施行 迫害監視団体が危惧

2021年1月24日23時59分
  • ツイート
印刷
関連タグ:リリース・インターナショナル改宗迫害インド改宗禁止法
改宗禁止法、インド各州で相次いで施行 迫害監視団体が危惧+
インド東部コルカタで発生したカトリック修道女強姦(ごうかん)事件に火をともしたろうそくを持って抗議するカトリック修道女ら=2015年3月16日(写真:Arindambanerjee / Shutterstock)

インド中部のマディヤラデーシュ州で9日、「改宗禁止法」が施行された。インドでは昨年11月、北部ウッタルプラデシ州で同様の州法が施行されたばかり。キリスト教人権監視団体「リリース・インターナショナル」(RI)は、こうした流れがインド全土における伝道禁止につながる恐れがあると危惧している。

改宗を禁止する州法は、マディヤラデーシュ州を含め少なくともインド国内の9つの州で施行されている。しかし同州のものは特に厳格で、警察が令状なしで容疑者を逮捕できるばかりか、保釈制度も適用されず、容疑者自身が自ら無実を証明しなければならない義務があることから、インド国内にいるRIの協力者らは強い懸念を表明している。

条文には次のように記されている。「いかなる者も、直接的あるいは間接的に他者を改宗させてはならず、改宗を試みてもいけない。その手段が不正確な説明や勧誘であっても、武力による脅迫や過度の影響力であっても、威圧、結婚、あるいは他の詐欺的手段であっても、これを禁ずる」

州法の意図は強制的な改宗の防止とされているが、実際にはキリスト教徒による支援物資の配布までも犯罪と見なされているとRIは警鐘を鳴らしている。

ウッタルプラデシ州では州法施行から1カ月後の昨年12月、韓国人キリスト教徒1人とインド人3人が詐欺的改宗を試みたとして、逮捕・勾留された。4人は当時、新型コロナウイルス対策による都市封鎖の影響を受けた人々に食料を配布していただけだったという(関連記事:「改宗禁止法」でキリスト教徒に初の逮捕者、貧困層への支援活動中に インド北部)。

「一見、それは理に適っているかのように見えるかもしれません。しかし、こうした法律は、不寛容と過激主義をあおる道具にすぎないのです」とRIのポール・ロビンソン最高責任者(CEO)は話す。

RIが先ごろ発表した迫害動向調査(英語)によると、インドは迫害が懸念される国の一つで、キリスト教徒への迫害が今年、悪化する恐れがあるという。

ロビンソン氏によると、改宗禁止法はインドにおけるヒンズー教国粋主義の台頭を反映しており、ヒンズー教徒であることとインド人であることを同一視する「ヒンドゥトヴァ」と呼ばれる概念に基づくイデオロギーだという。

2014年にインド人民党が政権を取って以来、ヒンズー教国粋主義は成長を遂げている。そのためインドのキリスト教界では、キリスト教徒に対する襲撃の増加を懸念する声が上がっている。

改宗禁止法が施行された州の一つである中部チャッティースガル州では昨年9月、最大で3千人の暴徒が同州の3つの村でキリスト教徒らを襲撃する事件が発生した。

「インドで改宗を防ぐ動きが出てきた一因は、カースト制の下層階級であるダリットの中でキリスト教を信じる人々が増加していることにあります」とロビンソン氏は続ける。

「その人たちは、いわゆる不可触民です。不可触民はトイレ掃除や道路掃除など、卑しい仕事をするために生まれてきたと多くの人は考えています。当然のことながら、ダリットの多くはキリスト教の愛と受容のメッセージに応答しています」

「改宗禁止法の下では、無実を証明できない限り有罪にされるようです。今は、世界最大の民主主義国家であるインドにとって暗黒の時代です。信教の自由はあらゆる自由の基盤です。信教の自由はインド憲法でも保証されています。その権利を取り除こうとする試みは、世界最大の民主主義国家を保護している憲法に対する違反です」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:リリース・インターナショナル改宗迫害インド改宗禁止法
  • ツイート

関連記事

  • ネパールで「改宗禁止法」成立、大統領が署名 キリスト教団体が懸念

  • キリスト教徒の24歳女性、イスラム教への改宗伴う結婚拒否し射殺される

  • 戦争地帯でイエスと出会う イスラム教から改宗したシリア人女性の証し

  • シリアの正教会府主教2人、改宗強要を拒否し殉教

  • 「キリスト教こそ探し求めていた宗教」 過激派の残虐行為で改宗、シリアのクリスチャンたちの証し

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ヨハネの黙示録(3)御言葉と証し 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(6月9日):カンボジア ポル・ポトの迫害を乗り越えた西チャム族のために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.