Skip to main content
2025年11月7日12時36分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア

インド各州で「改宗禁止法」が相次いで施行 迫害監視団体が危惧

2021年1月24日23時59分
  • ツイート
印刷
関連タグ:リリース・インターナショナル改宗迫害インド改宗禁止法
改宗禁止法、インド各州で相次いで施行 迫害監視団体が危惧+
インド東部コルカタで発生したカトリック修道女強姦(ごうかん)事件に火をともしたろうそくを持って抗議するカトリック修道女ら=2015年3月16日(写真:Arindambanerjee / Shutterstock)

インド中部のマディヤラデーシュ州で9日、「改宗禁止法」が施行された。インドでは昨年11月、北部ウッタルプラデシ州で同様の州法が施行されたばかり。キリスト教人権監視団体「リリース・インターナショナル」(RI)は、こうした流れがインド全土における伝道禁止につながる恐れがあると危惧している。

改宗を禁止する州法は、マディヤラデーシュ州を含め少なくともインド国内の9つの州で施行されている。しかし同州のものは特に厳格で、警察が令状なしで容疑者を逮捕できるばかりか、保釈制度も適用されず、容疑者自身が自ら無実を証明しなければならない義務があることから、インド国内にいるRIの協力者らは強い懸念を表明している。

条文には次のように記されている。「いかなる者も、直接的あるいは間接的に他者を改宗させてはならず、改宗を試みてもいけない。その手段が不正確な説明や勧誘であっても、武力による脅迫や過度の影響力であっても、威圧、結婚、あるいは他の詐欺的手段であっても、これを禁ずる」

州法の意図は強制的な改宗の防止とされているが、実際にはキリスト教徒による支援物資の配布までも犯罪と見なされているとRIは警鐘を鳴らしている。

ウッタルプラデシ州では州法施行から1カ月後の昨年12月、韓国人キリスト教徒1人とインド人3人が詐欺的改宗を試みたとして、逮捕・勾留された。4人は当時、新型コロナウイルス対策による都市封鎖の影響を受けた人々に食料を配布していただけだったという(関連記事:「改宗禁止法」でキリスト教徒に初の逮捕者、貧困層への支援活動中に インド北部)。

「一見、それは理に適っているかのように見えるかもしれません。しかし、こうした法律は、不寛容と過激主義をあおる道具にすぎないのです」とRIのポール・ロビンソン最高責任者(CEO)は話す。

RIが先ごろ発表した迫害動向調査(英語)によると、インドは迫害が懸念される国の一つで、キリスト教徒への迫害が今年、悪化する恐れがあるという。

ロビンソン氏によると、改宗禁止法はインドにおけるヒンズー教国粋主義の台頭を反映しており、ヒンズー教徒であることとインド人であることを同一視する「ヒンドゥトヴァ」と呼ばれる概念に基づくイデオロギーだという。

2014年にインド人民党が政権を取って以来、ヒンズー教国粋主義は成長を遂げている。そのためインドのキリスト教界では、キリスト教徒に対する襲撃の増加を懸念する声が上がっている。

改宗禁止法が施行された州の一つである中部チャッティースガル州では昨年9月、最大で3千人の暴徒が同州の3つの村でキリスト教徒らを襲撃する事件が発生した。

「インドで改宗を防ぐ動きが出てきた一因は、カースト制の下層階級であるダリットの中でキリスト教を信じる人々が増加していることにあります」とロビンソン氏は続ける。

「その人たちは、いわゆる不可触民です。不可触民はトイレ掃除や道路掃除など、卑しい仕事をするために生まれてきたと多くの人は考えています。当然のことながら、ダリットの多くはキリスト教の愛と受容のメッセージに応答しています」

「改宗禁止法の下では、無実を証明できない限り有罪にされるようです。今は、世界最大の民主主義国家であるインドにとって暗黒の時代です。信教の自由はあらゆる自由の基盤です。信教の自由はインド憲法でも保証されています。その権利を取り除こうとする試みは、世界最大の民主主義国家を保護している憲法に対する違反です」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:リリース・インターナショナル改宗迫害インド改宗禁止法
  • ツイート

関連記事

  • ネパールで「改宗禁止法」成立、大統領が署名 キリスト教団体が懸念

  • キリスト教徒の24歳女性、イスラム教への改宗伴う結婚拒否し射殺される

  • 戦争地帯でイエスと出会う イスラム教から改宗したシリア人女性の証し

  • シリアの正教会府主教2人、改宗強要を拒否し殉教

  • 「キリスト教こそ探し求めていた宗教」 過激派の残虐行為で改宗、シリアのクリスチャンたちの証し

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • ひと足ひと足、主にすがりて 菅野直基

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 都合の悪いお言葉(その2) マルコ福音書10章1~12節

  • 主は生きておられる(241)カレンダーあと1枚 平林けい子

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(251)聖書と考える「良いこと悪いこと」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.