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教会を成長させるリーダーシップ ヒルソングの拠点教会牧師夫妻が講演

2020年8月21日17時31分
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関連タグ:ヒルソング教会ジャカルタ・プレイズ・コミュニティー・チャーチ(JPCC)ライブチャーチ寸座
教会を成長させるリーダーシップ ヒルソングの拠点教会牧師夫妻が講演+
分科会1「教会人数を増やすリーダーシップ」の様子=12日、ライブチャーチ寸座(静岡県浜松市)で

ヒルソング教会や開拓20年で3万人の教会へと成長したインドネシアのジャカルタ・プレイズ・コミュニティー・チャーチ(JPCC)のリーダーたちをゲストに迎えた「ワーシップ&リーダーシップ・カンファレンス」が12日から14日にかけ、ライブチャーチ寸座(静岡県浜松市)で開催された。今年は新型コロナウイルスの感染症対策を行いながらの開催で、さらにオンラインによる参加枠も設置。3日間の日程で、3つのメインセッションと4つの分科会のほか、2日目夜にはワーシップ・ナイト、最終日には浜名湖に面した寸座マリーナで、マリーナ・プレイズ・フェスティバルも行われ、会場には約200人、オンラインでは約150人が参加した。

「教会を育てる」のがリーダーシップ

分科会1の「教会人数を増やすリーダーシップ」では、ヒルソング教会のヒルズ・キャンパスを牧会するサム・ディマウロ牧師と妻のカイリー・ディマウロ牧師が語った。ヒルズ・キャンパスは、創設者のブライアン・ヒューストン牧師と妻のボビー・ヒューストン牧師が開拓した最初の教会で、現在は世界28カ国に広がるヒルソング教会の拠点教会として、毎週約1万2千人が礼拝をささげている。

サム牧師は初め、ミニストリー(牧会)とリーダーシップの違いについて語った。サム牧師が引き合いに出したのは、マルコによる福音書1章32~38節に描かれたイエスの姿。ここでイエスは多くの病人を癒やすが、翌日にはまだ癒やしを求める人がいる中、別の場所へ行くことを選ぶ。「イエスが人々を愛しているなら、なぜ待っている病人たちの元へ行かなかったのか」と考えることもできる場面だ。しかしイエスは、他の町や村でも宣教すると言い、「そのためにわたしは出て来たのである」と話す。「イエス様のより大きな目的が、目の前の必要よりも大きかった」とサム牧師。人々のために祈ったり、ケアをしたりして「人を育てる」のがミニストリーであれば、ビジョンや方向性を示し、組織の構造や予算を考え「教会を育てる」のがリーダーシップと語った。

教会を成長させるリーダーシップ ヒルソングの拠点教会牧師夫妻が講演
ヒルソング教会のヒルズ・キャンパスを牧会するサム・ディマウロ牧師(右)と妻のカイリー・ディマウロ牧師。新型コロナウイルスの影響で来日はできず、オーストラリアからオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使用して参加した。(画像:Zoomのスクリーンショット)

神は教会の成長を望んでおられる

その上で、教会を成長させるリーダーシップとしてまず必要なのは、「神様があなたの教会の成長を望んでいることを確信すること」だと強調した。一つの町に複数の教会があっても、成長する教会もあれば、伸び悩む教会もある。「ここで問題なのは、神様ではなく、そこでリーダーシップを取っている人たち」とサム牧師。「私たちが成長しないのは、大きな教会を願わないから。私たちが成長するのは、神様は人が大好きで、たくさんの人に届きたいと願っていると信じるから。私たちには、教会が成長しなければいけないという啓示が必要」と強調した。「皆さんに信じてほしいのは、神様は可能な方であり、皆さんを通して人々に届きたいと思っているということです」

また、教会は「内側から外側」に成長する必要があるという。規模が大きくなれば、毎週日曜日の礼拝に出席する一人一人に牧師が割ける時間は限られる。そのためリーダーは、教会により積極的に関わろうとする奉仕者に自身の能力や時間を注いでいかなければならないという。ヒルズ・キャンパスでは午後5時からの夕礼拝を行っているが、出席者数も安定せず、なかなか軌道に乗らない時期があった。一時は夕礼拝自体を取りやめたこともあったが、新しい担当牧師を立て、礼拝の奉仕者の育成に力を注いでもらったところ、礼拝が成長していったという。「神様が可能な方であることを信じるだけでなく、参加したいと思っている奉仕者に集中することが大切です」

サム牧師はまた、教会が成長するには何よりもリーダー自身の成長が必要だと指摘。リーダーの成長がなければ教会の成長もないと言い、自身もヒルズ・キャンパスの担当牧師として自らの成長に意識を向けていることを語った。

教会の成長には「健康な文化」が必要

次にサム牧師は「文化」について語った。文化とは「共有された価値観や信念」であり、教会に集う一人一人の声の調子や行動、人の扱い方に表れるもので、健康な文化の構築は「リーダーシップにとって最も大切」だという。

聖書の「種まきのたとえ」(マルコ4:26~29)では、「種」は神の言葉であり、「土」は教会の文化と考えることができる。神の言葉である「種」がまかれ成長するかどうかは、「土」である教会の文化にかかっているとサム牧師。「よい土がなければ、神様がその教会を用いることは難しいのです。文化が健康的でなければ、リーダーシップを変えても、ミニストリーを変えても成長しません。リーダーとしての最も大切な仕事は、健康な文化をつくることです」

教会を成長させるリーダーシップ ヒルソングの拠点教会牧師夫妻が講演
分科会1では他にも「ワーシップの導入の仕方」や「音響セミナー」など複数のプログラムが行われた。

リーダーを育てる3つのポイント

続いてカリー牧師は、士師記6章に描かれた士師ギデオンの姿からリーダーの育成について語った。ギデオンはわずか300人の勇士と共に、イスラエルの民の脅威であったミディアン人を打ち負かした勇者として知られている。しかし神が最初に見いだしたときのギデオンは、ミディアン人を恐れて酒ぶねの中で隠れているような人だった。

「教会のほとんどの人たちは『自分は教会に貢献できることなんてない』と思い、隠れているような人たちです」。カリー牧師はそう言い、リーダーを育てる1つ目のポイントとして、人々の中にある可能性を「見る」ことを挙げた。「神様がギデオンを見て可能性を見いだしたように、今の状態を見るのではなく、可能性を見るのです」

2つ目は「語る」こと。酒ぶねの中に隠れていたギデオンに可能性を見た神は、御使いを通してギデオンに「勇者」だと言い、ミディアン人を倒すために出て行くよう言う。「まずは可能性を見つけること。そして、その可能性をどんどん語っていかなければならないのです」。しかし可能性を語っても、ギデオンのように「私にはできません」と否定する人は多い。そのため一対一で話し合える時間を作り、何度も繰り返し、まるで神が見ているように見、そして神が語り掛けるように、可能性を語っていく必要があるという。一方、人によっては自分の可能性に目覚めるまで何年もかかる場合があり、そのため一人のリーダーを立てることだけに集中するのではなく、何人ものリーダーを同時並行的に立てていく必要があるとアドバイスした。

3つ目のポイントは「始める」こと。人々の中の可能性を見、その可能性を語ったら、実際の奉仕を始めてもらうことが必要になる。しかし最初は小さなことから。神がギデオンに最初に命じたことは、父親が持っていた異邦の神バアルの祭壇を壊し、アシュラ像を切り倒すことだった。これはミディアン人との戦闘に比べれば小さなことだが、それでもギデオンは恐れ、日中ではなく夜中にこっそり実行した。リーダーを育てるのも同じで、まずはリーダーの会議に参加してもらったり、会議の中で祈ってもらったり、さらにスモールグループの副リーダーやリーダーになってもらったりと、最初は小さなことから始め、徐々にステップを踏んでいく必要があると語った。

「まずは自分が文化に」「すべての人に可能性がある」

分科会では、参加者からの質問を受ける時間も設けられ、多数の質問が寄せられた。「どうすれば健康な文化を形成できるか」という質問には、「文化を築くためには、まず自分が文化にならなければならない」とサム牧師。まずはリーダー自身が模範を示すことが必要であり、さらに一貫性を持って語り続けること、また健康な文化に沿う言動があればそれを励まし、逆の言動があれば注意することが必要だと語った。

リーダーとなる可能性のある人の見極め方を尋ねる質問には、「すべての人が可能性を持っている。まずは1対1で話すことが大切。どんな人でも奉仕できる。しかし、正しい適切な場所で奉仕させなければいけない」とサム牧師は言い、「リーダーは生まれてくるものではなく、作られるもの」と語った。

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■ ワーシップ&リーダーシップ・カンファレンス:(1)(2)(3)(4)

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