日本基督教団、活動再開に当たっての指針示す 緊急事態宣言解除受け

2020年5月30日09時33分 印刷
+「試練の時」乗り越えたい 日本基督教団、感染対策の具体例示し注意喚起
日本基督教団の事務局や出版局などが入居する東京・早稲田の日本キリスト教会館

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、日本基督教団は29日、各教区や教会、伝道所、関連施設の関係者に向けた注意喚起の第4信を発表した。現段階で感染拡大への警戒を解くことはできないとしながらも、「今後、それぞれの教会・伝道所のご判断で、徐々に、あるいは段階的に、通常の活動の回復をはかっていかれることと思います」とし、活動再開に当たって注意すべき点を指針として示した。

発表では初めに、「ペンテコステ(聖霊降臨)の喜びのときを迎えようとしているこのとき、『緊急事態宣言』の解除が出されました」と、31日のペンテコステ約1週間前に緊急事態宣言が全国で解除されたことに言及。「いまだ油断することはできませんが、新型コロナウイルスによる感染拡大が一時的に収まりつつあることに感謝をささげます」と述べた。

その上で、「私たちプロテスタント教会の命である『礼拝』を守るために、この期間、祈りと力と知恵を尽くし続けました」と振り返り、「一つひとつの教会・伝道所が、学校・団体が、そして、そこに生きる一人ひとりが、神への信仰の決断の下、さまざまな選択をされたことと思います。そのすべてにおいて、主の豊かなる顧みがありますようにと祈ります」と述べた。

感染の危険性が高い地域では、極力会堂に集わない方法で礼拝をささげるよう求めていた第3信(4月10日付)の要請については、「多くの教会・伝道所あるいは関係団体において、お願いを受け止めてくださった」と感謝を述べ、「初期の目的を一応達した」との見解を示した。

その上で、活動再開に当たって注意すべきこととして、以下の4点を示した。

  1. 密閉、密集、密接の「3密」を避ける方法で礼拝やその他集会を行うこと。また、換気と消毒にはくれぐれも留意すること。
  2. 主日礼拝や大きな集会は、時間差で数回に分散して行うことも一つの方法。
  3. これまでのデータから、高齢者、基礎疾患のある人は、感染によって重症化する確率が高いことが分かっている。体調の変化などが見られた場合は、礼拝などには出席せず、自宅で過ごすよう勧めること。
  4. 今回の感染拡大により、教会の内外で、傷つき、痛みを負った大勢の人々がいる。その人々へ愛の配慮をすること。

最後に、「聖霊降臨は、愚かな一致を図ろうとした人間の罪によって散らされた “民” が、聖霊によって再びまことの一致に導かれた出来事」と説き、「イエス・キリストの霊によって、一人ひとりが豊かに結ばれています。主が与えられている恵みと賜物に感謝して、なお、一層、諸各教会・伝道所と関係団体・学校とが、そして、一人ひとりが、なすべき務めに仕えて、連帯して行きましょう」と呼び掛けた。

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