百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(6)ゲーテ 篠原元

2018年10月30日16時58分 コラムニスト : 篠原元 印刷
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ゲーテ(1749~1832)
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最初に予告します。次回11月20日アップの百人一読は、ある種の方々にとって耳が痛い内容となります。だからと言って、つまらないモノにはなりません。無価値なモノにもなりません。おおよそ、価値あるモノとか本物の情報は耳が痛いはずです。

さて、今日は(今日も)質問からですが、皆さんは、「紫陽花」という花について、どれくらいのことを知っていますか?

まず、この漢字で、アジサイと読みます。「アジサイという花は知っています」と言う方が多いはず。これが普通です。でも、「アジサイはね、こうこうこうでね、あーであーなんですよ。それでね、さらにね・・・」と言うようなスゴイ方もいるでしょうけれど、そういう方は、誰か本当にお花に興味があるような人に話してあげてください。そうしたら、一気に、その場に花が咲くでしょう。でも、あまりお花に興味がない普通の人たちにそのような説明をし出したら、花びらが散るように、その場の人たちが散っていくかもしれませんので、ご注意を。

で、聞いた話ですが、アジサイの色ですが、土壌が酸性だと青色、アルカリ性だとピンク系らしいです。土壌で色が変わるんですね、アジサイという花は。

同じく、人の表情も変わるものですね。で、どこで変わるかというと、心の状態で変わるものですね。心に悲しみや怒り、痛みがあるなら、顔の表情もそれなりのものになりますし、心に喜びや希望があるなら、顔の表情も明るくなるものですよね。

目の前の人の顔の表情で、なんとなく「あ~。今、こいつ落ち込んでんなぁ。声掛けない方がいいな」とか「うん?やけに興奮してる。何かあったかな?」とか察しがつきますよね。

皆さんのお顔は、今どうですか?はい、鏡やスマホでチェックです。「我ながら、明るく輝いていて、美しい(ハンサム)!」と言えるような(笑)状態ですか?もしかしたら、「エッ!?歯にノリが~!」ってことや、「あぁぁ!化粧がーー!」というような状態になっているかもしれません。

とにかく、真面目な話ですが、周囲の人、また目の前の人の顔の表情はどうですか?キレイですか?曇っていますか?元気そうですか?寂しげですか?イライラしてそうですか?

(あまり、ジーッと見ないでくださいね。特に異性を。変に誤解されてしまったり、トラブルのもとになる可能性が大です!)

私たちは、目の前の人の顔、また周囲の同僚や先輩たちの顔の表情で、その人の心の状態や今の精神状況を知ることができるんですね。ということは、もし、仮に皆さんが今イライラしていたり、思い悩んでいるならば、おそらく皆さんのお顔の表情も第三者から見て、「近寄りにくいなぁ」と思わせるもの、また「あぁ、この人暗いなぁ」と考えさせてしまうようなものになっている可能性が大のはずです!

モテるために、周りのみんなに好かれるために、自分の心を良い状況に保ちませんか?しょせん、ちょっとカッコよくても、ちょっと美人でも、心や内面が悪いと絶対フラれますよ(多分)!

顔が良くても、キツイ言葉ばかり口にしたり、悪口ばっかり言うような相手なんかいやじゃないですか。ちょっと顔がアレでも、背丈が低くても、心でしょ。勝負は心です。

その方法が、考えたことなかったかもしれませんが、世界のベストセラー聖書を読むことなのです。

聖書のことを、あの文豪ゲーテはこう言いました。「私自身は聖書を愛し、尊敬していた。それというのは、私はほとんど聖書だけに自分の道徳的教養を負うていて、そのなかの事件、教訓、象徴、比喩などすべてが私に深い印象をあたえ、なんらかの形で私に強い影響を及ぼしていたからである」(『100人の聖書』24、25ページ)

また、「聖書は、読めば読むほどすばらしくなる。聖書は、理解が進んで、この自分と関わりがあるとわかるにつれて、美しくなる」とも (『100人の聖書』25ページ)。

かの文豪ゲーテにここまで言わせる、書物・聖書を手に取って、実際熟読してみないなら、あなたの人生でメチャクチャ大きな損です!聖書を読んで、聖書に書かれている教訓、命令通りに生きるなら、絶対に自分自身が良くなり、心の状態も変化していきます。だから、あなたのお顔の美しさ、カッコよさ、その他良い要素がどんどん増していくわけですね。

急に映画の話になります。映画「恋は雨上がりのように」(2018年5月公開。大泉洋さん小松菜奈さん主演)で、女子高生同士の「壁ドン!」シーンがありました。

よくある男子が女子に「壁ドン!」ではありません。あまり関係ない話ですが、映画「覚悟はいいかそこの女子。」(2018年10月公開。中川大志さん主演)では、女子高生(唐田えりかさんが演じます)が男子高生に「壁ドン!」するシーンがありましたが、「恋は雨上がりのように」では、女子が女子にです。

女子高生が女子高生に恋をして・・・という流れでありません。ある女子が、ある女子に本気でぶつかっていくわけです。その結果が、女子による女子に対する、真面目な「壁ドン!」です。

とにかく、本気でぶつかるって大事です。何事でも。で、他人に本気でぶつかってもらえたら、うれしいですよね?これが、「想っている人」からだったら、めちゃくちゃうれしいですねぇ!

今日から、「私?こんなものよ。私の人生?ま、こんなもんでしょ。だって、そんなに本気出してないもの」とかいうような生活はやめて、本気を出して、文豪ゲーテがああまで言った、聖書という書物を手に取って、生き出しませんか?人生、変えませんか?

さて、今年のある頃(すみません。この瞬間、本当にいつだったのかを忘れました)、山と湖の自然がすぐそばにある美しい美術館に行ってきました。

一人では美術館なんて(「なんて」なんて、言い方ダメですね。ごめんなさい!)行かないタイプです。どっちかというと好みの場所ではありません。チケットをもらって「行っておいで」と言われても、まず行かないはずです。

そんな篠原が、久しぶりに美術館に。「行くルート」の中に組み込まれていたので篠原が運転して、行ったわけです。

でも、静かに作品を眺めたり、説明をじっくり読むようなタイプではありません。他の来館者の皆さんはじっくりと時間をかけて、作品を鑑賞している。でも私は、サッと鑑賞を切り上げ、あるコーナーにずっといました。

いやぁ、その空間での時間の有意義だったこと。申し訳ありませんが、作品を眺めているより、そのコーナーにあった、「ひとことノート」を読みまくることに熱中していました。はたから見たら、変なやつというか、「あのー。ここ美術館なので・・・。他のフロアも行きましょうね」でしょう。

しかしながら、篠原は、その「ひとことノート」を何冊も読みあさっていました。その美術館を訪れた人々が、自由に感想などを書き込めるノートです。

読んでいて思ったことですが、今はまさにグーグル検索やらスマホの時代ですね。ペンや鉛筆で紙に書くというようなことが少なくなっていますよね。皆さんもあまり手紙なんて書かないんじゃないですか?メールやラインとかで済ますことができますから。

これは、別の日の出来事ですが(美術館の話とは別です)、ある日、ある電車に乗りました。すると、男一人と女数人のグループが近くに。話の内容からして、多分、予備校か塾か何かの教師グループ。

男は新人(新入り)。周りの女性たちは古株ってところ。あっちは、私を意識してなかったでしょうけれど、こっちは話が聞こえてくるので、いろいろ推理。おそらく、女性たちは彼に気(もしくは興味)があるよう。

話の内容は、ある人(その場にいない誰か)の家のすごさ・・・。どうやら、風呂場にテレビがあるらしい。

あ、ちなみに、篠原の記憶力スゴイでしょ。これは、キリストの神様のおかげなんです!あと、食事の話もしていましたね。「ある友達はモヤシで生きている」らしいです。もし、皆さんの周囲にそんな人がいたら、助けてあげないと、ですね。一食ぐらいおごってあげましょう!

さすが、女性たち。詮索もスタートしました。電車の中で。「何、食べてるの?」とか。彼曰く「すき家の牛丼とか。たまに、野菜ジュース飲んでます」と。ま、一人暮らしだとそうなりますね。

で、そのグループは、グーグルの話をし出しました。「グーグルで調べれば分かる」というような。私は、グーグル使わない男ですが、そうなんでしょうか。グーグルさえ使えば何でも検索できて、何でも分かるものなんですか?

言えるのは、現代人はスマホやらパソコンで何でも検索して、資料を作って、メールもする。ペンをとって紙に何か書くことが極端に減っています。だから、漢字を読めるけれど、書けなくなっているわけですね。

皆さん、どうでしょうか?さっき、「極端」という言葉を使いましたが、読めましたよね。でも、「今すぐ、見ずに、紙に書け」と言われたら、書けますか?(シーズン1の92で「私の前で、面白いことをされる・・・」と予告させていただいていましたが、それは本当のことです。気になること話していたら、使わせてもらいます)

話を戻して、そうです、某美術館の「ひとことノート」の話です。そのノートを読んでいて、感じたのです。漢字について(今、しゃれています。笑ってくださって結構です)。

現代人は漢字書けなくなってるなと。学生たちによる書き込みがいっぱいありました。何年何組とか書いてあるわけですね。おそらく、修学旅行で来たのでしょう。

篠原が、「ひとことノート」を読みまくっていたその日も、その某美術館には大型バス何台かで小学生たちがいっぱい来ていました。何年何組と書いてありますから、学年が分かります。

学年的に言えば、書けていて当然のはずの漢字を結構多くの生徒さん、学生さんたちが書けていないのですね。漢字の間違いが非常に多いのです。「あなたは、採点中の教諭ですか?」とのツッコミはご容赦ください。

ようするに、スマホとかでメールやラインとかしているので、実際に漢字を書く機会が少なくなり、書けなくなっているんですねぇ。

提案ですが、今日は、恋人や親友に、また遠くの家族にメールやラインとかじゃなくて、手紙を書いてポストに投函しませんか?書けなくなることを防止するためにも。

はい、今日の核心部分です、ここからが。

某美術館で、「ひとことノート」を読むことに熱中していた、篠原。ノート数冊を読みあさりましたが、書き込みの大半が「感動した」とか「〇〇さん(展示されている作品の作者)はスゴイ!」とか「私も〇〇さんのように頑張ります」とかいう内容でした。

でも、一人だけこう書いていました。「慕われてていいな」と一言。あまりにも衝撃的だったので、その場で写真を撮ってきました。素晴らしい作品の数々の写真は撮ってきませんでしたが、「ひとことノート」は写真を撮ってきました。

どのページも、「感動しました」とかいうような内容です。女文字(書いたのは、どうやら関東にあるかなり有名な私立校の生徒)で、「〇〇(作品名)を見て、きゅんて、した笑 私もそんな人とめぐり合ってみたいし、そんな人になりたいって思った・・・」とかも書いてましたよ!

そんな中での、「慕われてていいな」です。私がその美術館に行ったのは、某月某日の火曜日でした。そして、その切実な思いがつまったような一言が書かれたのは、私がノートを読みあさる3日前のこと。どんな人が、どんなことを思いながら、「感動した」とか書かれているノートに、「慕われてていいな」と書いたのか・・・?

篠原は、知りません。でも、何か切実な気持ちを感じませんか?その某美術館には多くの学生たちが訪れています。ツアー客も団体客もたくさん。多くの人が、その詩人・画家の作品などを目当てにやってくる。皆さんも、名前を言えば、分かると思います。有名な画家の方ですから。

だから、館内は多くのお客さんでいっぱいです。それを見て、「慕われてていいな」と思ったのでしょう。書いた人は。その人は、おそらく孤独感を感じ、自分は誰からも慕われていないと考えてしまっている人なのでは。

でも、篠原だって無視されるより慕われたいです。また、皆さんも、慕われたいですよね。職場で、同僚や先輩や後輩たちに嫌われたいですか?学校や部活で、先輩や同級生たちに仲間外れにされたいですか?ママさんグループの中で、全員に無視されたいですか?

そんな人いませんよね!?人間は、誰しも、第三者に慕われたいと願う存在です。誰しも感じているはずです。時に、皆さんも感じていませんか?疎外感、孤独感、寂しさ、不安などを。周りに人がいっぱいいたとしても、同僚や部下たちがいたとしても。

今まさに、孤独の中に、孤立状態の中にいる方もいるはずです。自分は、誰からも興味を持ってもらえていないように感じる方がいるはずです。周りのみんなは楽しそうにしているのに、自分だけ声を掛けてもらえず、ぽつんとしてしまっている方がいるはずです。「慕われてていいな。私も慕われたい!!」というような魂の叫びが、今まさにある方が多いはずなのです。

だからこそ、今日、皆さんに知っていただきたいのです。今この瞬間、人間であるあなたのことを愛している、あなたのことを招いておられる、「来なさい」と語ってくださっている、神様がおられるということです。

「俺には、味方なんかいない」「私は一人きりだ。あーぁ、生涯一人なんだろうなぁ。はぁ~」とか、「あたしが死んでも誰も悲しまないね」と思っている方、またそのように確信している方がいるはずです。

でも、キリストの神様がいるのです。このお方は、あなたの苦しみも葛藤も問題もすべてを知っています。そして、あなたを愛していて、あなたを助けることもできるのです。ならば、助けてもらいませんか?この本物であり、唯一の神様に。(その方法は、シーズン1の100で紹介していますから、今すぐ、チェックです!)

たとえあなたに本気でぶつかってくれる人が誰もいなくても、あなたのために本気で事をなしてくださっているお方、キリストの神様は本当にいるのです。

仮に、あなたが今まで本気で生きてこなかったとしても、本気で誰かにぶつかってもらったことや、本気で叱ってもらったことや、本気で愛してもらったことがないようでも、このお方は、あなたのことを本気で今この瞬間、想っています。

先述の映画「恋は雨上がりのように」の中で、店長(大泉洋さんが演じます)が、主人公の女子高生橘あきら(小松菜奈さんが演じます)に、図書館の中でこのような感じのことを言います。「この中に、君を呼んでいる本があるかもしれない」と。

そうです。実際に、あります。うそではありません。「あり得ない!第一、本が声を出して人を呼ぶなんてあり得ないでしょ」と思われるでしょう。でも、聖書という書物は別です。世界のベストセラーであり、文豪ゲーテが愛し、尊敬した聖書です。

聖書は単なる文字が印刷されたものではありません。今も生きて、今も力強く、人々に語り続けています。だから、あなたが聖書を手に取り、聖書を読み出すことをキリストの神様は願っているのです。そこに、あなたが幸せになる方法、立ち上がる秘訣、そして、あなたが本当に愛されているという事実が書かれています。

孤独な日々、孤立状態の今、苦しみ・痛みの毎日、本気で聖書にぶつかっていくことによって、人生を変えませんか。あなたの人生は、1冊の書物との出会いと関係性で、変わります。

次回の百人一読は、ゲーテと親交の深かった哲学者、歴史家のカーライル。男女の関係っていうのは、非常に難しいものです。男と女の問題は、歴史上いっぱいありましたし、今もいっぱい世界中にあります。そこらへんを次回は考察していきます。かなり深くて、一部の方にとっては嫌な話、耳が痛い話になります。それでは、11月20日に、百人一読で。

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

篠原元

篠原元(しのはら・げん)

1991年7月、東京都千代田区生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。JTJ宣教神学校卒業、アンテオケ国際宣教神学校卒業、同神学院中退。現在、VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、またテレビ番組「ライフ・ライン」などに出演するなど多方面で活動中。2017年1月に有志のメンバーにより設立された社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』(発行:イーグレープ)がある。

各種依頼などに関する問い合わせは、以下の教会ホームページまたは「100人の聖書基金」ホームページを参照。

炎リバイバル教会ホームページ
「100人の聖書基金」ホームページ

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