なにゆえキリストの道なのか(161)今すぐでなくてもいいではないか 正木弥

2018年9月22日23時17分 コラムニスト : 正木弥 印刷
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信じたいが、急がない。今すぐでなくてもいいではないか。極端に言えば、横の十字架で信仰告白した犯罪人のように、死の間際でいいではないか。

確かに、イエス・キリストの十字架の横で十字架にかけられた人は、いまわの時にイエスへの信仰を告白したので、パラダイスに行く者とされました。パラダイス経由で天国へ行くことは間違いありません。

問題は、そううまく死の間際に信仰を告白できるか、ということです。死はいつ臨むか、どのような状況で臨むか、誰にも分かりません。その間際に意識があるかどうかも分かりません。

さらに、人間は年齢を重ねるにつれ、世俗的考えがしっかりと取り巻き、思考が硬直して、新しい見方や新しい価値観を取り入れることが難しくなります。つまり、信仰の決心ができにくくなるわけです。

私が今まで接した人で「今でなくていい」と語った人で、後に信仰に入った人はいません。だから信仰は、精神が柔軟なうちに決心するのに限るといわれています。いや、聖書自体もそう語っています。

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない』と言う年月が近づく前に。(伝道者の書12:1)

キリストを「信じてもいいかな」と考えるときに、すぐに決心するに限るのです。そこで決心すると、物事がよく見えてきます。知恵が与えられ、平安や喜び、希望が生まれ、決心は強くされ、確信へと成熟していくのです。

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正木弥

正木弥(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版
ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書
ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ
創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から
なにゆえキリストの道なのか

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ

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