百人一読―偉人と聖書の出会いから―(96)マーガレット・サッチャー 篠原元

2018年5月29日07時16分 コラムニスト : 篠原元 印刷
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マーガレット・サッチャー(写真:Chris Collins of the Margaret Thatcher Foundation)
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「108」と言われて、皆さんは何を思い浮かべますか?いろいろ、思い浮かべるものがあると思います。

でも、「茶寿だね!」と言える方は、スゴイですね!茶寿は、108歳のお祝いです。それから、野球の硬式球の縫い目の数も108といわれます。

そして、質問です。「108本の薔薇(バラ)の花言葉は?」

お分かりになる方はいますか?答えは、後ろの方にありますので、最後までお付き合いください。

ちなみに、ちょっと勉強ですが、薔薇は、本数や色によって花言葉が違ってくるので、もらった本数によって受け取るべきメッセージも変わってくるわけです。

例えば、1本→ひとめぼれ、3本→愛しています、4本→一生死ぬまで愛します、12本→付き合ってください!、40本→真実の愛、99本→永遠の愛。それから、満開の薔薇の花言葉は、「私は人妻です」なので気を付けましょう!

また、薔薇といえば、5月12日から6月3日まで、長崎県のハウステンボスで「バラ祭」が開催されています。このコラムがアップされている頃も、ギリギリ開催中ですね。2千品種、120万本の薔薇たちが迎えてくれるようです。まだ間に合います。長崎は良いところです。要チェックですね!

はい、薔薇の話の直後ですが、今日も偉人の言葉をご紹介します。あのマーガレット・サッチャーの言葉です。

「薔薇とサッチャーにどういう関係があるんだ、篠原!」と、突っ込みたい方がもしかしたらいるかもしれません。でも、これまた驚きの事実ですが、「マーガレット・サッチャー」と呼ばれる薔薇が実際にこの世に存在するんです。しかも、サッチャー自身が、しかも、日本人の高取さんという人に、自分の名前を使うことを了承したといわれる薔薇です!ぜひ、スマホとかで調べてみてくださいね。

では、ご紹介します。サッチャーの言葉です。「キリスト教は私たちの国家遺産の礎です。そして、この遺産を保存し、育てることが国民の圧倒的多数の願いだと私は考えています。それは何世紀にもわたって私たちの血となり肉となっているのです」(『100人の聖書』137ページ)

これは、マーガレット・サッチャーがスピーチの中で語ったものです。彼女は、1925年10月に生まれ、亡くなったのは2013年4月です。庶民院議員、英国保守党初の女性党首、そして第71代の英国首相を務めました。「鉄の女」として有名ですね。

さて、「鉄の女」という言葉ですが、よく使われるはずです。本当に強い意思をもって、揺るがない信念を貫き通す女性のことを、このように表現するようですね。このような女性(鉄の女といえるような人)、男性(鉄の男といえるような人)が、パートナーとしてベストでしょうね。おそらく。

まず、今日の百人一読は、彼氏持ち、彼女持ちの男性や女性の皆さん、それから既婚者の皆さんには、ちょっと関係ないような内容かもしれません。

簡単に言えば、「理想の男(女)に出会うために・・・」というような内容です。「そうだ!そうなんだ。今、一緒にいるのは、実は理想の人じゃないんだ!だから別の人を・・・」とは言わないでくださいね。既婚の皆さん。

さて、なかなか「出会い」が少ないこの世の中かもしれません。何だかんだいって、出会いのチャンスや時が少ないですよね。また、出会いの場や時があっても、そこで最高の出会いができるとも限りません。

ある日の出来事です。都営新宿線の電車に乗っていました。ある程度混んでいたので、立っていました。すると、後方から若い女の子2人の会話が聞こえてくるわけです。で、その内容は、いわゆる恋バナっていうもののようでした。その中で、印象的な言葉が2つありました。

「だから、私たち彼氏できないんだろうね!」。この言葉から推測するに、どっちかがうそをついていなければですが、2人とも彼氏がいないようですね。そして、名探偵コナンのように深く推理するつもりはないのですが、推測するに、彼氏が欲しくないわけではなく、欲しいのでしょうね。

というわけで、女子であれ男子であれ、出会いやパートナーを求めているのでしょう、基本的に。そうですよね?皆さん!

また、あの女の子たちの会話で印象的だったのが、「あの頃の自分を殺したい!」というような衝撃的(!?)発言でした。あの頃という「頃」に、何かしてしまったのでしょうかね?おそらく。青春や恋愛の現場では、とんでもない失敗をしてしまいますから、しょうがないような気もします。

とにかく、恋愛に失敗しようと、時に関係がダメになろうと、それから、その前の段階で「出会いがないんだよ!怒」という状態であろうと、言えることは、独り身ならば出会いを求めているわけです。そうですよね!?皆さん。

というわけで、出会いを求める私たち独り身の男女は、出会うならば、「鉄の男」「鉄の女」と言えるような異性をゲットしたいものですね!

男性の皆さん、いかがでしょうか?皆さんそれぞれに、理想の女性像があると思いますが、しっかりとした女性との出会いが欲しくないですか?女性の皆さんも、いかがでしょうか?「鉄の女」ならぬ「鉄の男」と言えるような人との出会い、ありますか?

意志が強くて、しっかりとした意見を持っていて、それを誰にでもはっきり言えるような男性、良いですよね!どっちつかずで、あっちにもこっちにも良い顔しているような人間じゃ将来が不安になるはずです。

男性の皆さんにも、女性の皆さんにも、それぞれの「理想のパートナー像」があると思いますが、「鉄の女」もしくは「鉄の男」と言えるような異性を捜してみてはいかがでしょうか?

そのようなパートナーが見つかったなら、どっかの悪い女についていく心配もないでしょうし、変な男に騙されたりすることもないはずですから、安心ですよね?

信念もなくて、流れに流されてフラフラ生きる男性なんかと一緒になったら、大変です!振り回されるでしょうし、目の前にちょっとキレイな女が現れたら、ふらふら~と行っちゃうかもしれません。安心して、目を離せないですからね。

フワフワしていて、「私はこれっ!」というような強い意志がなくて、何でもかんでも受け身って人は、まずいと思います。そんな女性だと、あなた以外の他の男性にも流されちゃうでしょうからね。

というわけで、「鉄の男」または「鉄の女」と言えるようなパートナーと出会うのが一番だと思います!

そして、出会う方法です。「鉄の女」や「鉄の男」と出会えるはずの方法です。

それは、簡単です!自分が鉄の男、鉄の女になることです!類は類を呼ぶわけであり「似た者同士」ともいわれます。ハッキリ言って、金持ちが集まるところには金持ちだらけです。不良が集まるところには不良がたくさん群がります。

今年の1月に、ある警察署に行ってきました。別に、何か悪いことをして連行されたとか、出頭したとかいうことではありませんので、誤解なきようにお願いします。

実は、警察署の新年最初のイベントともいえる「武道始式」に祖父と共に行ってきたわけです。各警察署で毎年行われている「武道始式」では、署員たちが日々の鍛錬の成果を来賓たちに披露するなどします。剣道や柔道の紅白試合などがあるわけです。「外ですれ違ったら絶対にあっち系の人だと思うよな」といえるような署員がいたので、おそらくは暴力団担当の人だろうなぁと・・・。いろいろ勉強になり、良い機会でした。

それで何が言いたいかといいますと、この「武道始式」、来ているのが名士といわれる人、名前の知れた人がいっぱいでした。警察の上の方の人や代議士や都議とかいう人が集まるわけですね。

とにかく、似たような人が集中して集まるものです。ギャンブル好きと会いたいなら、そういう人がたむろしている所に行けばいいわけです。音楽好きな人との出会いを求めるなら、野球場になんか行っていないで、音楽教室や楽器屋に行くべきでしょう。

つまり、「鉄の男(女)」になるならば、異性の「鉄の男(女)」が引き寄せられてくるかもしれないですね、ということです。仮に、すぐに「鉄の男(女)」が引き寄せられてこなくても、すぐに「鉄の男(女)」と出会えなくても、「鉄の男(女)」に自分がなって、デメリットはありません!

今日から、「鉄の男」もしくは「鉄の女」になりましょう。以下は、「鉄の男(女)」の生き方です。強い意志を持ってその信念を貫く、カッコいい生き方です。

(1)最高の相手との出会いまで待つ!

昨今、簡単に「愛してるよ」とか「愛してるから・・・」と言われます。くだらなすぎると感じます。会ったばかりで何も分からない相手を本当に愛せるのかどうか疑問です。会ったばかりで何も分からない2人が、すぐにホテルに行くようなことをしていて、そこに愛があるとは思えません。

思うに、「鉄の男(女)」が口に出す愛は本物で、最後まで貫かれる愛だと思います。巷で聞かれる愛なんか、出会ってすぐに・・・というものであり、別れもすぐに訪れるようなもので、「一途な愛、最後までの愛」ではなくて「一瞬の愛、すぐ別れること前提の愛」ですね。

一夜だけの関係だから、すぐに結んでしまう。合わなければ別れればいいと、関係を持ってしまう。こんなこと、くだらなすぎます。体が、いろんな相手との情事で汚されていくだけでしょう。

「鉄の男(女)」として、「一途に愛し続ける、最後まで愛せる」相手との出会いをしっかりと、清さを保ちながら待つべきだと思います。そんな相手と出会うまで、軽々しく行動しないってことですね。鉄なんですから、ドッシリとしているわけです。

出会ったばかりの異性にホイホイついていくようなところに愛なんて存在しません。また、誘う男の方も愛なんかありません。あるのは狼のような欲望でしょう。付き合ってすぐに「愛してるよ」と言ってラブホに行くような関係に本当の愛なんてないでしょう。

「これだ!」という最高のパートナーに出会い、皆に祝ってもらい結婚するまでは、しっかりと自重し、相手のことも尊重する。そして、結婚して、パートナーのことをどんな時にも一途に愛し続ける、愛を最後まで貫き通す、これこそ「鉄の男(女)」と信じます。

今、そうじゃない、プラスチックのような軽い生き方をしている人間が多いです。でも、そんな生き方をしていても、欲望にまみれ、体を多くの相手によって汚してしまい、それでいて、心は飢えたまんまでしょう。

軽い「プラスチック男(女)」だと、出会って速攻ラブホで、別れも速攻です。もしくはその日のうちに、出会い、汚れ、別れがやってくるはずです。本当に「この人だ!」と言えるパートナーと出会うまで待ちませんか?それまでは、信念を貫き通し、「NO」は「NO」と言いましょう!変な誘いを受けても、断固断りましょう!誘いたくなっても、自重しましょう!

そのように、「鉄の男(女)」として、カッコいい生き方をしていれば、いつか、異性の「鉄の男(女)」が現れてくれることになるのではないでしょうか?遊びまくっているから、遊び人の女(男)しか寄ってこないわけです。

逆に、真面目に、派手さはないけれども清く生きていれば、同じような美しく、清楚で、忠実な異性の相手と出会える日が来るのではないでしょうか。そして、2人で、本当に愛し合う、最後まで愛を貫き通せる、幸せな日々を迎えることができるのではないでしょうか。

(2)やるべきこと、やり続ける!

信念を貫き、決めたことをやり続けたいですね!やったりやんなかったりの生き方には魅力がないですよね。何でもかんでも長続きせず、途中で投げ出してしまうような人に魅力を感じるでしょうか。

というわけで、やると決めて、決めたことをやり続けませんか?誰が見ていようが、見ていまいが。そんな真面目な姿、勤勉な姿を、見てくれる人は見てくれるものです。

映画「honey」(2018年3月公開。平野紫耀さん、平祐奈さん主演)を観てきました。良い映画でした。ぶれない男2人が登場します!

ヘタレでビビりな女子高生、小暮奈緒(平さんが演じます)。そして、信念を貫き、自分(人生、職、体)を犠牲にしてまでも奈緒を守り続ける、叔父の宗介・宗ちゃん(高橋優さんが演じます)と恋人の鬼瀬大雅(平野さんが演じます)。

この、宗ちゃんと大雅がカッコいい、ぶれない男たちです。特に、宗ちゃんがスゴイ!ま、映画の中の話ですが、突然のトンネル事故で両親をいっぺんになくしてしまった幼い姪・奈緒のために大きな決断をします。

奈緒の父、母になると決心し、いつも奈緒に「おかえり」と言ってあげることのできるように、夢を捨て、仕事を捨て、奈緒の両親がやっていた喫茶店を継ぐのです。そして、ずっとどんな時でも奈緒と一緒にいてあげて、奈緒の両親の役を果たし続けるわけです!

なかなかできないですが、本当にカッコいい生き方です!ぶれずに、姪である奈緒の育ての親に徹する叔父宗介。このような、「やると決めたら、やり抜く」生き方をしたいですね。

その生き方は、多くの人に感動を与えるでしょうし、誰かの支えになると信じます。そんな生き方をしていたら、絶対、いい出会いも巡ってくるのではないでしょうか?

それから、鬼瀬もスゴイです!奈緒を守ると決めたからには、奈緒を守るために体を張ります。奈緒のためになら、悪い奴らに殴られても殴り返さず、蹴られても蹴り返さず、耐えるわけです!愛する、奈緒のために。

鬼瀬は奈緒を本気で愛し、本気で守り、最後までその姿勢&愛を貫きます。その証拠が、108本の薔薇です。毎月の記念日に鬼瀬が奈緒に薔薇を送ります。1月に1本ずつ増やして。

そして、9年目に108本の薔薇をプレゼントします。108本の薔薇の花言葉。初めて知りました。「結婚してください」だそうです。

9年間も、愛を貫き通す、その姿・・・。これこそ、本当の愛ですね。まさに、「鉄の男」です(あくまで、映画の中の話です!)。

速攻でラブホとか、付き合ってすぐに関係を持って、すぐに別れるとかが多い時代です。乱れた時代です。そんな時代だからこそ、あえて、時代の流れに逆らって「鉄の男(女)」として強い信念を持って、その信念を貫き通すという、カッコいい、美しい生き方をしませんか?

「しない」ことは「しません!」と言い、「NO」は「NO!!」とハッキリ言える、カッコいい生き方を。流されない生き方を。

そんな生き方は、周りの人に感動を与え、誰か1人かもしれないけど、その誰かの人生を変えることができるはずです。そして、その皆さんの生き方を見つめて、皆さんのところに来る、最高のパートナーとの最高の出会いを体験したいですね・・・。

あせる必要はありません。あせって、すぐに捨てようとする、それから、あせって、すぐに何かをしようとする必要は皆無です。「鉄の男」「鉄の女」となって、どっかり待ちましょう。

聖書の言葉を最後に贈ります。

「急ぎ足の者はつまずく」(旧約聖書・箴言19:2)。まさに、そうです。急いで見つけようとしていると、ろくでもないものを見つけてしまうかもしれません。急いで捨てようとしていると、絶対に損します!

ゆっくりと、正しい生き方を貫きましょう。ピッタリの同類女性(男性)が現れるまで。

次回の百人一読は、日本の第68代、69代首相を務めた大平正芳の言葉をご紹介します。お金がなくても、大きなことができなくても、小さな優しさ、小さな慰め、小さな励まし。誰でもできることがあります。そして、周りの誰かが、それを待っているかもしれません。

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

篠原元

篠原元(しのはら・げん)

1991年7月、東京都千代田区生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。JTJ宣教神学校卒業、アンテオケ国際宣教神学校卒業、同神学院中退。現在、VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、またテレビ番組「ライフ・ライン」などに出演するなど多方面で活動中。2017年1月に有志のメンバーにより設立された社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』(発行:イーグレープ)がある。

各種依頼などに関する問い合わせは、以下の教会ホームページまたは「100人の聖書基金」ホームページを参照。

炎リバイバル教会ホームページ
「100人の聖書基金」ホームページ

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