Skip to main content
2025年8月27日20時22分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

世界教会協議会の指導者ら、教皇と会談 「クリスチャンの団結が不可欠」

2017年9月4日17時09分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:世界教会協議会(WCC)フランシスコ(ローマ教皇)バチカンローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会(PCPCU)聖エジディオ共同体環境問題オラフ・フィクセ・トヴェイトアグネス・アブオム
世界教会協議会の指導者ら、教皇と会談 「クリスチャンの団結が不可欠」+
ローマ教皇フランシスコ(左上)と会談する世界教会協議会(WCC)のアグネス・アブオム中央委員会議長(右下)とオラフ・フィクセ・トヴェイト総幹事(右上)=8月23日、バチカン(ローマ教皇庁)で(写真: Francesco Sforza / Vatican Photographic Service)

世界教会協議会(WCC)のアグネス・アブオム中央委員会議長とオラフ・フィクセ・トヴェイト総幹事は8月23日、バチカン(ローマ教皇庁)で教皇フランシスと公式会見し、今日、世界が直面する諸問題に真の意味での正義をもたらす上で、クリスチャンの団結が不可欠であることを話し合った。この会見では、エキュメニカル運動における相互の関係強化にも焦点が当てられた。

「本日、教皇フランシスコと、実に建設的で実りある会談が持てることをとても感謝しています。私たちは、エキュメニカル運動の目的や目標が極めて重要になりつつある時代に生きています。そのような現実を鑑み、団結の追求を新たにする必要があります」。トヴェイト氏はこう述べ、「WCCは、さまざまな取り組みを通じて教会の団結に貢献しており、結果としてWCCがもたらす団結が、人類の団結に貢献しています」と語った。

また、「WCCの加盟教会とカトリック教会の中には、見解の一致と働きにおける協力を望む声があります。私たちが深く注意を払うべき人々がおり、彼らのために私たちは目標や人材を統合させる必要があります」とコメント。「私たち(WCCとカトリック教会)には、エキュメニカル運動(を推進する)という役割と、分裂してもろくなった世界で諸教会が抱えるニーズ(に応える)という共通の目的があります」と述べた。

アブオム氏は、「教会の団結と人類の団結は、相互に関連しています」と強調。「エキュメニカルな取り組みは、キリストの御体における共生の意味を、キリストの愛によって深く理解することなくして成功しません。私たちは共に労し、共に歩み、共に祈っているのです」と語った。

また、「多くの対立の表面化、貧富の格差の拡大、過激派と暴力、地球の未来への不安、家庭や子どもたちへの無責任な態度などが、私たちの団結を絶えず要求しています」と続けた。

世界の紛争解決における宗教指導者の役割の重要性を強調するとともに、アブオムとトヴェイトの両氏は、WCCが2013年に定めたテーマ「正義と平和の巡礼」における主な懸念材料となっている気候変動と経済的公平性の問題についても話した。

トヴェイト氏は教皇に、「人類の未来は脅かされています。貧困層の人々はすでに絶望感を抱いています。思いと心と価値観を真に変革するため、私たちに賛同してくださるよう教皇とカトリック教会にお願い致します」と求めた。

会談中、団結と平和と和解に向けて共に祈る場面もあり、来年再び会談できることを互いに願い、公式会見は終了した。

WCC代表団のローマ訪問は、8月23日から24日にかけて行われた。教皇庁キリスト教一致推進評議会が主催したもので、カトリック教会とWCCの共同作業部会について協議するため、同評議会議長のクルト・コッホ枢機卿を迎えての特別会談も行われた。

コッホ氏との会談では、トヴェイト氏は、過去10年間のエキュメニカル対談の成果の記録を要約したWCCの文書「合意の進展IV:国際対話記録と合意文書、2004年~14年」を手渡した。

WCC代表団はまた、教皇庁正義と平和評議会のフラミニア・ジョバネッリ次官とも会談した。会談では、公平な温暖化対策や国連気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)の内容、核兵器、12月に開催予定の移民と排外主義に関する協議、平和構築に向けた取り組みなどが主な焦点となった。

この他、アブオムとトヴェイトの両氏は23日、国際的な社会貢献活動に取り組むカトリックの信徒団体「聖エジディオ共同体」も訪れた。

トヴェイト氏は、「私たちはローマで、難民として地中海での危険な旅を経てイタリアに来た4人の若者に会いました。2人はキリスト教徒で、2人はイスラム教徒でした」とコメント。「彼らは聖エジディオ共同体のプログラムでイタリア語を学び、ボランティア活動に携わり、今は仕事に就いています」と語った。

一方、自身が抱いている懸念と絡めて、「今日、欧州にいる多くの人は、彼らのような若者たちを問題の元凶として見ています。つまり、危険要素と見なしているのです。(しかし)彼らは4人の人間です。仕事をして欧州に貢献している健康で素晴らしい4人の若者なのです」と語った。

※ この記事は、世界教会協議会(WCC)のプレスリリースを日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:世界教会協議会(WCC)フランシスコ(ローマ教皇)バチカンローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会(PCPCU)聖エジディオ共同体環境問題オラフ・フィクセ・トヴェイトアグネス・アブオム
  • ツイート

関連記事

  • 原爆の日でWCC総幹事がコメント、核兵器禁止条約に期待 「新たな決意の原動力」

  • オランダ改革派教会、WCCと57年ぶりの会合 アパルトヘイトめぐり脱退後初

  • イタリアで深刻な干ばつ、バチカンがすべての噴水停止 教皇の環境重視の方針強調

  • 教皇、「貧しい人たちの日」を制定 今年は11月19日

  • 教皇、テロ犠牲者のために祈り テロリストらには回心呼び掛け

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(8月27日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(2)

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.