環境問題
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「気候非常事態宣言」国会決議、WCRP日本委が歓迎
世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会(植松誠理事長)は20日、国会で地球温暖化対策に国を挙げて取り組む決意を示す「気候非常事態宣言」が決議されたことを受け、歓迎する声明を発表した。
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上智大、四谷キャンパスの使用電力95%を再生可能エネルギーに
上智大学の四谷キャンパス(東京都千代田区)で1日から、二酸化炭素(CO2)排出量ゼロの再生可能エネルギーによる電力プランの使用が始まった。これにより、年間で約9300トンのCO2排出削減が可能となる。
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日本の宗教者が「気候非常事態宣言」 地球環境はすでに危険水域に
神道や仏教、キリスト教を含む宗教諸派でつくる世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会(植松誠理事長=日本聖公会首座主教)は1月28日、第30回理事会・第19回評議会を開催し、気候変動への非常事態を宣言することを決議した。
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グレタ・トゥンベリさんのスピーチに「福音派」牧師が反論 温暖化問題が米国とかみ合わない要因
25日付の米ニューズウィーク誌に、以下のような記事が掲載された。「福音派牧師からグレタ・トゥンベリさんへ 『大丈夫、神様は地球を再び水没させることはないと約束された』」。記事によると、こう主張しているのは、福音派の牧師である。
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環境問題扱った教皇による初の社会回勅「ラウダート・シ」 日本語訳者が「宗教と環境」シンポで講演
宗教・研究者エコイニシアティブが主催する第10回宗教と環境シンポジウムが7日、東洋大学で開催された。基調講演では、教皇フランシスコの環境問題をテーマにした回勅「ラウダート・シ」の日本語訳を手掛けた吉川まみ・上智大学神学部准教授が講演した。
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COP23、キリスト教団体が取り組みの遅れに懸念 「直ちに行動を」
ドイツ・ボンで開催中の国連気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)に対して、世界教会協議会(WCC)、ルーテル世界連盟(LWF)、アクトアライアンスの3団体は、各国政府による取り組みが遅れているとして懸念を表明した。
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信仰に準拠した投資ガイドラインを発表 スイスで国際会議
スイスで「金融における信仰」をテーマにした国際会議が開催され、投資家や宗教指導者のほか、国連からの代表も参加した。参加者が関わる宗教関連の投資信託団体は計8宗教500余りに及び、保有資産は計約3兆ドル(約340兆円)に上った。
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「環境保護の日」 全地総主教がキリスト教諸教派にも団結呼び掛け
東方正教会の霊的最高指導者である全地総主教バルソロメオス1世は、総主教庁が「環境保護の日」と定める9月1日に際して、「善意あるすべての人は、自然環境の保護と一致の構築のために健闘する」よう呼び掛けるメッセージを発表した。
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世界教会協議会の指導者ら、教皇と会談 「クリスチャンの団結が不可欠」
世界教会協議会(WCC)のアグネス・アブオム中央委員会議長とオラフ・フィクセ・トヴェイト総幹事は8月23日、教皇フランシスと公式会見し、世界が直面する諸問題に真の意味での正義をもたらす上で、クリスチャンの団結が不可欠であることを話し合った。
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イタリアで深刻な干ばつ、バチカンがすべての噴水停止 教皇の環境重視の方針強調
イタリアで長引く干ばつを受け、バチカン(ローマ教皇庁)は25日、教皇フランシスコの環境重視の教えに従って、サンピエトロ広場にある有名な噴水を含め、バチカン市内にあるすべての噴水を停止した。
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米国の「パリ協定」離脱にキリスト教団体が深刻な懸念
ドナルド・トランプ米大統領は1日、地球温暖化対策の国際的な枠組「パリ協定」から離脱することを表明した。トランプ氏は、米国の労働者に負担を強いていると離脱の理由を説明しているが、世界のキリスト教団体は相次いで懸念の意向を表明している。
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レントの期間中に「炭素断食」を 聖公会の指導者らが呼び掛け
アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)環境ネットワーク(ACEN)議長のエリーナ・ワムコヤ主教は、レント(受難節)の期間中に「炭素断食」に参加し、自身の日々の行動が環境にどのように影響を与えるかを吟味し、熟考するようにと人々を招いている。
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国連気候会議で世界教会組織「低炭素経済・クリーンなエネルギーへの移行を」「最も脆弱な人々に焦点を」
気候変動に否定的なトランプ氏が米大統領に選ばれたが、世界教会協議会とルーテル世界連盟、ACTアライアンスは国連会議で、クリーンなエネルギーに基づく低炭素経済へのより急速な移行を要求。国際カリタスは最も脆弱(ぜいじゃく)な人々に焦点を当てるよう求めている。
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10月4日までの「被造物の季節」に祈りや行動を呼び掛け 9月1日は「被造物を大切にする世界祈願日」
教皇世界祈祷ネットワークやWCC、アングリカン・コミュニオン環境ネットワーク、グローバル・カトリック気候運動、ローザンヌ・WEAクリエーションケア・ネットワークなどが、被造物のための祈りや行動を10月4日まで世界規模で呼び掛けている。
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リオ五輪:史上最も公正さを欠く五輪となるか?
世界最大のイベントが、リオデジャネイロで始まった。しかし、リオ五輪には懸念材料が山積している。競技そのものはうまくいくかもしれないが、貧困や犯罪の問題、費用を掛け過ぎたスポーツ施設、衝撃的なレベルの公的負債などを、負の遺産として残すことになるかもしれない。
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ローザンヌ運動、新刊書『Creation Care and the Gospel(被造物保護と福音)』で環境保護を呼び掛け
教会の宣教は、環境とどのような関係があるのか? ローザンヌ・世界福音同盟(WEA)のクリエーションケア(被造物保護)・ネットワークから出た新刊書が、このやっかいな問題に取り組んでいる。
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太平洋の島々が消失 聖公会が災害戦略を策定へ
アオテアロワ・ニュージーランドおよびポリネシアの聖公会は、太平洋諸島における将来の自然災害に対する対応を強化するための「明確な強靭戦略」を確立する。
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原発・原爆から見たエネルギー・環境問題とキリスト教の役割 関東学院大で「環境神学」シンポジウム開催
関東学院大学キリスト教と文化研究所は19日、東日本大震災からどのように回復、再生すべきか、どのような社会システムを構築したらよいのかを基本的に考え直し、キリスト教の役割をあらためて考えようと、公開シンポジウムを開催した。
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神奈川県:関東学院大学公開シンポ「原発・原爆から見たエネルギー・環境問題とキリスト教の役割」
関東学院大学キリスト教と文化研究所は3月19日(土)、同大金沢八景キャンパス・フォアサイト21棟6階F601教室で、公開シンポジウム「『原発・原爆から見たエネルギー・環境問題とキリスト教の役割』―『環境神学』の構築と課題(4)」を開催する。
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変えるために生きる? 全世界聖公会環境ネットワークが「レントのための炭素の”断食”」
アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)環境ネットワーク(ACEN)が作った「レントのための炭素の”断食”(the Carbon Fast for Lent)」が、今年になって大きな関心を集めている。
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