環境問題
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イタリアで深刻な干ばつ、バチカンがすべての噴水停止 教皇の環境重視の方針強調
イタリアで長引く干ばつを受け、バチカン(ローマ教皇庁)は25日、教皇フランシスコの環境重視の教えに従って、サンピエトロ広場にある有名な噴水を含め、バチカン市内にあるすべての噴水を停止した。
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米国の「パリ協定」離脱にキリスト教団体が深刻な懸念
ドナルド・トランプ米大統領は1日、地球温暖化対策の国際的な枠組「パリ協定」から離脱することを表明した。トランプ氏は、米国の労働者に負担を強いていると離脱の理由を説明しているが、世界のキリスト教団体は相次いで懸念の意向を表明している。
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レントの期間中に「炭素断食」を 聖公会の指導者らが呼び掛け
アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)環境ネットワーク(ACEN)議長のエリーナ・ワムコヤ主教は、レント(受難節)の期間中に「炭素断食」に参加し、自身の日々の行動が環境にどのように影響を与えるかを吟味し、熟考するようにと人々を招いている。
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国連気候会議で世界教会組織「低炭素経済・クリーンなエネルギーへの移行を」「最も脆弱な人々に焦点を」
気候変動に否定的なトランプ氏が米大統領に選ばれたが、世界教会協議会とルーテル世界連盟、ACTアライアンスは国連会議で、クリーンなエネルギーに基づく低炭素経済へのより急速な移行を要求。国際カリタスは最も脆弱(ぜいじゃく)な人々に焦点を当てるよう求めている。
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10月4日までの「被造物の季節」に祈りや行動を呼び掛け 9月1日は「被造物を大切にする世界祈願日」
教皇世界祈祷ネットワークやWCC、アングリカン・コミュニオン環境ネットワーク、グローバル・カトリック気候運動、ローザンヌ・WEAクリエーションケア・ネットワークなどが、被造物のための祈りや行動を10月4日まで世界規模で呼び掛けている。
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リオ五輪:史上最も公正さを欠く五輪となるか?
世界最大のイベントが、リオデジャネイロで始まった。しかし、リオ五輪には懸念材料が山積している。競技そのものはうまくいくかもしれないが、貧困や犯罪の問題、費用を掛け過ぎたスポーツ施設、衝撃的なレベルの公的負債などを、負の遺産として残すことになるかもしれない。
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ローザンヌ運動、新刊書『Creation Care and the Gospel(被造物保護と福音)』で環境保護を呼び掛け
教会の宣教は、環境とどのような関係があるのか? ローザンヌ・世界福音同盟(WEA)のクリエーションケア(被造物保護)・ネットワークから出た新刊書が、このやっかいな問題に取り組んでいる。
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太平洋の島々が消失 聖公会が災害戦略を策定へ
アオテアロワ・ニュージーランドおよびポリネシアの聖公会は、太平洋諸島における将来の自然災害に対する対応を強化するための「明確な強靭戦略」を確立する。
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原発・原爆から見たエネルギー・環境問題とキリスト教の役割 関東学院大で「環境神学」シンポジウム開催
関東学院大学キリスト教と文化研究所は19日、東日本大震災からどのように回復、再生すべきか、どのような社会システムを構築したらよいのかを基本的に考え直し、キリスト教の役割をあらためて考えようと、公開シンポジウムを開催した。
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神奈川県:関東学院大学公開シンポ「原発・原爆から見たエネルギー・環境問題とキリスト教の役割」
関東学院大学キリスト教と文化研究所は3月19日(土)、同大金沢八景キャンパス・フォアサイト21棟6階F601教室で、公開シンポジウム「『原発・原爆から見たエネルギー・環境問題とキリスト教の役割』―『環境神学』の構築と課題(4)」を開催する。
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変えるために生きる? 全世界聖公会環境ネットワークが「レントのための炭素の”断食”」
アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)環境ネットワーク(ACEN)が作った「レントのための炭素の”断食”(the Carbon Fast for Lent)」が、今年になって大きな関心を集めている。
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教皇、社会・環境問題考えるワークショップに参加 バチカン
教皇フランシスコは21日、社会・環境問題を考えるワークショプに参加した。バチカン(ローマ教皇庁)のシノドスホールで行われたこの集いは、教皇庁立科学アカデミーおよび社会科学アカデミーが主催したもので、世界の大小70の都市の市長らが「新しい奴隷制」「気候変動」について意見を交換した。
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カトリック大磯教会庭に太陽光パネル 広がる市民発電の中で教会ができることとは?
一般社団法人大磯エネシフトは、神奈川県大磯町のカトリック大磯教会敷地内に太陽光パネルを設置し、「みんなの発電所」としての稼働を始めた。理事長の岡部幸江さんはカトリック世田谷教会の太陽光パネル設置の取り組みを知り、足を運んで視察もしたという。
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「気候変動の補償を貧しい国に」 南インドの聖公会主教
アングリカン・コミュニオンに属するインドの南インド教会副議長は、先進国に気候変動の影響について貧しい国に補償することを求めている。
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自然エネルギー利用や省エネの動き 教会やキリスト教団体などでも広がり見せる(動画あり)
『自然エネルギーを考えるための環境文化・宗教文化: 技術と思想が出会う未来を模索する』という本がこのほど出版された。その一方で、自然エネルギーの利用や省エネの動きは、実際にも教会やキリスト教団体などで拡がりつつある。
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原発・エネルギー・環境問題とキリスト教の役割 関東学院で来月シンポジウム
原発・エネルギー・環境問題とキリスト教の役割を考えるシンポジウムが3月1日、関東学院大学・金沢八景キャンパス(横浜市)で開催される。同大学のキリスト教と文化研究所が主催し、3人の専門家が講演する。
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「フォレストヒーローズ」に「森は海の恋人」運動の畠山重篤氏
世界の森林保護に取り組む国連機関「国連森林フォーラム(UNFF)」が実施している「フォレストヒーローズ(森の英雄)」の1人に気仙沼市のNPO法人「森は海の恋人」理事長の畠山重篤氏(68)が選ばれた。
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地球環境の正義、草の根レベルの活動を提唱
ルーテル世界連盟(LWF)と世界教会協議会(WCC)は、11月28日から12月10日まで、地球環境問題に対する聖書的見解と対話を促すため30人の青年たちを集め、聖書的視点に基づいた地球環境の正義について、集中訓練を行った。
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環境問題:教会から新しいライフスタイルの発信必要
環境問題の解決策を議論する前に、その根本的な原因である人間の罪に注目することから環境問題の意味を見直そうとする取り組みが広まっている。
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「解放の神学」のボフ氏が環境問題で警告
ブラジル・ベレンで22日、解放と神学に関する世界会議が開催され、ブラジルの「解放の神学」者であるレオナルド・ボフ氏が基調講演を行った。
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「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊