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百人一読

百人一読―偉人と聖書の出会いから(45)シン・ヒョンジュン 篠原元

2017年6月6日07時24分 コラムニスト : 篠原元
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百人一読―偉人と聖書の出会いから(45)シン・ヒョンジュン 篠原元+
シン・ヒョンジュン(写真:Korea.net)

韓国の俳優であり、また実業家でもあるシン・ヒョンジュン。チェ・ジウ主演の映画「天国の階段」にも出演するなど活躍しました。

その彼の言葉です。「幼いころから教会建立について祈ってきたので、・・・教会を建てられることになってとても嬉しい。今後も一生懸命に働き、世界各地での教会建立に役立ちたい」(『100人の聖書』76ページ参照)

このシン・ヒョンジュンの言葉に教えられました。彼の言葉から分かるのは、次のことだと思います。要するに、芸能界のお仕事は方法ですね。そして、目的・目標は教会を建てることに自分が役立つことですね。

ともすれば、私たちの生き方は、方法(手段)と目的(目標)の立ち位置が入れ替わってしまうことが多いかもしれません。仕事が目的になり、仕事が目標になり、ただ仕事をすることだけで精いっぱいになってはいないでしょうか。目の前のことをこなすことで精いっぱい、クタクタになってしまい、何のためにそうするのかが分からなくなっている方もいるかもしれません。

シン・ヒョンジュンにとっては何が目的・目標なのでしょうか? それは「各地に教会を建てることに貢献する」ことですね。そのための方法(手段)が「一生懸命に働き・・・」です。目的・目標があり、そのために方法・手段を使う、要するに一生懸命働くということです。

この正しいスタンスが崩れると、ただ方法(手段)で精いっぱいになってしまうかもしれません。忙しさだけで空回りする人生になってしまうかもしれません。

皆さん、お忙しいと思います。もう方法(手段)はしっかりとこなされて、日々全力でお仕事なさっていることと思います。ですので、もしよろしければ、今日はもう一度静かに考えて、目的(目標)がちゃんとしっかりしているか、またその目標(目的)を実現できているかどうかに、目を向けてみてはいかがでしょうか。

方法(手段)をひとまず休み、カフェでコーヒーを飲みながら、ご自宅でぼんやりしながら、ご自分にとって何が人生の目的、目標なのかを考えてみて、明日からそのために手段(方法)であるお仕事へ向かわれることをお勧めします。

おそらく、一番良い目標・目的は「与えられた人生をENJOYする!」ことと「誰かのために生きる」ことだと思います。

忙しくバタバタし、精いっぱいで心身共に疲れている方が多いと思います。どうぞ「与えられた人生をENJOYする!」ことに目を向けてください。良い映画、街歩き、読書、旅行、サイクリングなどをして、楽しむために、手段(方法)を頑張ってはいかがでしょうか。また「善いことをする」ことを目標・目的に外へ出ることをお勧めします。

簡単なことでは、「ありがとうございます」って言うことではないでしょうか。自分が客の立場であっても、料理が運ばれて来たときに、会計の時に、レジでおつりを受け取ったときに「ありがとう」って言うだけで、相手の店員さんにとってはスゴイうれしいことでしょうね。このひと言だけでかなりやる気が出るでしょうし、1日が美しいものになると思います。

善いことをする(目標・目的)ために、ただ食べる、支払う、受け取るだけでなく、「ありがとう」と言ってあげる(手段・方法)、それだけで皆さんに言ってもらった相手はHAPPYになるはずです。

最後に、この前に、驚きの現場を見てしまったので、皆さんにもお伝えします。教会のメンバーたちとレストランに行きました。残る人がいたんですが、自分は食べ終わったので、最初に帰ろうとしました。そうしたら、驚くべき光景を目の当たりにしてしまいショックでした。

一緒に来ていた女の子(20代・学生)が、みんなが食べ終わった後のグチャグチャなテーブルを片付けて、使ったお皿、コップ、スプーン類とかを店員さんが運びやすいようにきれいに並べたり、重ねたりしているわけです。

本当にびっくりです!というのも、本人には言えませんが、髪も染めていて、化粧も濃くて、派手な女の子で、そのような行為が似合わない外見なんですね。私の率直な感想ですが、「君がやっちゃダメでしょ。似合わないね!っていうか、こんなことやる子だったの?」です。

まさに、彼女には似合わない光景でした。でも、感動しますね。別にそこのレストランで働いているわけでもないし、お客さんの立場です。その彼女が、わざわざ本当に丁寧にですよ、そこまでやっている姿に。ギャップがものすごかったですが、やはり「善いことをする」姿が美しいものですね。

そこまではなかなかできないですが、私もできる限り外食の際は、あとで店員の方が運びやすいようにしてから、またチョッとテーブルを拭いてから、お店を出るようにしています。

あの子のようにはなかなかできませんが、今日のランチからチョッとだけでも店員さんに対して「善いことしてあげて」はいかがでしょうか?

皆さんの周りの方たちもHAPPYな1日となることと思います。

*

6月27日(火)に、御茶ノ水・東京プレヤーセンターさんの集会でお話しさせていただきます。聖書を読んだことがある方も、読んだことのない方も、どなたでもお越しいただける集会です。12時15分から12時45分の時間帯です。お昼休みに抜けられる方は、どうぞ!

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*

【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

◇

篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

■ 炎リバイバル教会ホームページ
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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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