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百人一読

百人一読―偉人と聖書の出会いから(41)チェ・ジウ 篠原元

2017年5月9日06時47分 コラムニスト : 篠原元
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百人一読―偉人と聖書の出会いから(41)チェ・ジウ 篠原元+
チェ・ジウさん(写真:Yankey)

皆さんは、ゴールデンウイークをいかが過ごされましたか? ご家族で出掛けられた方や、友達とディズニーへ行かれた方、また勉強、仕事、アルバイトに明け暮れて過ごされた方もいらっしゃることと思います。

今日は皆さんにもう1つ伺いたいと思います。皆さんは、どのようなお仕事をされていますか? また、どのような職場や環境で1日を過ごしているのでしょうか?

私にとってですが、皆さんの立場、職業、職場は特別なものです! 私は、その皆さんと同じ立場、そして同じ職業、職場にいないからですね。

ある時、チェ・ジウさんが「・・・芸能界の友人と一緒に聖書を学び始めました」と雑誌の中で語ったそうです(『100人の聖書』73ページ参照)。チェ・ジウさんはいわずと知れた、韓流スターです。冬のソナタで日本でも有名になりましたよね。彼女は熱心なクリスチャンでもあります。

前述の発言ですが、チェ・ジウさんだからできることだと思います。彼女にとっては、やろうと思えばできることですよね。だって彼女自身が芸能人であり、自然と友達も芸能人ですから。

皆さんが友達、同僚の方とマックや居酒屋に行かれるのが自然なように、彼女が友達と一緒にいる、そして、その友達が芸能人であったとしても、それは自然なことではないでしょうか?

女子高生が同級生の子と一緒にマックにいるのは自然なことですね。これが、中年のおじさんが女子高生とマックにいたらちょっと不自然なことになりますね。キャビンアテンダントの方が同僚の方とランチするのは自然なことですが、私たちがキャビンアテンダントと食事に行くって、そんな機会なかなかないですよね。

先日、久米小百合さんにお会いしました。久米小百合さんは、40年ほど前でしょうか、「異邦人」が大ヒットし、大活躍されたシンガーソングライター久保田早紀(当時)と言えば、ある年代の方は「あぁ!」とお分かりになると思います。

去年の夏にテレビ収録の際お会いしたのがキッカケで、また私たちのところに来ていただいたのですが、お話を伺っていたら、「そうだろうなあ」と思うことを言っておられました。要するに、その当時(久保田早紀として活躍されていた頃)、ありとあらゆる一流の芸能人と食事に行ってスゴイおいしいものを食べたり、超一流のトップスターからいろいろ教えてもらっていたそうです。

これって、今の私にとっても皆さんにとっても、あんまり縁のない話ですよね。芸能人の方とちょくちょく食事に行っています!と言う方、おられますか? でも、芸能人ならば芸能人と食事に行ったり、遊びに行ったりするのは自然なことですよね。

話は変わりますが、私にとって、皆さんは特別な方々だと思います。ビジネスマンの方、特別ですね。私には、ビジネスマンの友人は(もちろん同僚も)いません。女子高生という方、特別ですね。当然ながら、女子高生の身になったこともないし、今もあんまり女子高生との付き合いはありません。

薬剤師、警察官、公務員、教員、学生、予備校生の方、ありとあらゆる職業、立場、環境にいる皆さんが、私にとっては特別な方です。

私は、皆さんのいる環境や場所で過ごしたこともあまりないでしょうし、皆さんが同僚、同級生、友人と言える方たちと接点がないでしょうから。

皆さんがどう考えられても、またどのように思えても、皆さんの職場、立場、職業、環境が私にとっては特別です!

皆さんならば、皆さんの同僚の方、部下・上司の方、同級生の方、同じ職場の方とランチに行くこともできるし、しゃべることできるし、聖書のことを伝えることもできるし、親切にしてあげることもできますね。

私は、皆さんの同僚の方、部下や上司の方、同級生の方に会いたくても、まったく知りませんので会いに行けませんし、入っていくこともなかなかできません。

私が、皆さんの同僚や部下、上司の方に会いに、皆さんのオフィス・職場に入っていったら、不審者として追い出されるかもしれません。私が、皆さんの同級生を励ましに近づいていったら、知らない男が入ってきたということで、みんな逃げちゃうかもしれません。

皆さんにしか声をかけられない人、皆さんにしか近寄れない環境の人がいますので、ぜひ今日はその人たちに、良い言葉をかけてあげる、またちょっとしたものをおごってあげる、また、助けてあげるなどしてあげてください。

私にはできませんので。私は、皆さんの職場に入っていくことが、その立場でもないし、身分証もないのでできませんから。私が高校生の皆さんのクラスに入っていくことは難しいですから。

皆さんは、同じ職場で働く人に、同級生に、同僚に、声をかけることも、親切にすることもできます。私にとっては、特別な方々です。

私が女子高の中に入っていったり、また街に出かけて声をかけたり、親切にすることは控えます。不審者として逃げられますから。私が皆さんの職場や社食に乗り込んでいって、皆さんの同僚や上司、部下の方に親切にしたり、励ましたり、声をかけるのは控えます。コイツは誰なんだ!ということになりそうですから。

今日から、特別な立場、特別な職業、特別な環境にいることを生かして、皆さんの周りの同僚、上司、部下、同級生に、私ができない親切をなさってみてください。私ができないので、良い言葉をかけて励まし、慰めてあげてください。私ができないので、ぜひコーヒー1杯でもおごってあげてみてください。私が直接できないので、ぜひこのコラムのことをお伝えください。

特別な皆さんに、感謝を込めて。

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*

【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

◇

篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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