Skip to main content
2025年8月18日22時13分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
まことの喜び

まことの喜び(32)真理の神様と共に歩みなさい イ・ヨンフン

2017年2月20日14時09分 コラムニスト : 李永勲
  • ツイート
印刷
関連タグ:李永勲(イ・ヨンフン)

真理の神様と共に歩みなさい

キリスト者にとって、神様の喜びとなるかどうかは選択の問題ではありません。もしキリスト者として神様を喜ばせるよりも自分を喜ばせる人生を送っているなら、それは間違っているという程度ではなく、神様がご覧になるときに意味のない人生、無益な人生を生きているのと何ら変わりがないからです。

しかし反対に、自分自身にとっては有益な時間を過ごせなかったとしても、神様を喜ばせるために生きているなら、その人生は神様の御前で永遠に記憶されることでしょう。神様を喜ばせることこそ、キリスト者の最優先順位とならなくてはなりません。

聖書は、私たちが神様にとって喜びとなる人生を生きる方法は真理のうちに歩むことだと言っています。救われたことだけで満足し、真理を無視するのは、恵みを受けたキリスト者の妥当な反応だとは言えません。

私たちの中に、「私の人生は神様がご覧になるときに妥当なものだろうか。どうしたら神様の喜びを得られるだろうか」という悩みがあるなら、まず「真理のうちに行ったか」を考えてみればいいのです。

しかし、多くのキリスト者たちが誤解していることのうちの1つが、祈りをたくさんささげれば、神様が喜ばれると考えているということです。ここに韓国教会の悲劇が存在しています。

現在の韓国教会においては、祈りが足りなくて問題が起きているわけではありません。人生において失敗しているのが問題です。こういうふうに人生に失敗すると、いくら祈りと聖書勉強に励み、訓練を受けても、神様の栄光となることはできません。

預言者ミカが活動していた時期は、イスラエルが南と北に分かれていた時代で、神様の裁きの剣だったバビロンによる審判まであまり時間が残されていない時期でした。神様の審判はイスラエルの罪によるものでした。

当時は、ひと言で言って、真理を行う人生が失われていた時代でした。イスラエルの民の偶像崇拝は、神様が遣わした預言者たちの警告を受けてもやむことなく、結局神様に責められ、裁きを受けることとなったのでした。

それでは、真理、正しいこと、間違っていないことの基準とは何でしょうか。誰がこれに関する基準を定められるのでしょうか。聖書は、ただ義の源なる神様だけが正義の基準であると言っています。神様は他の何よりも公義と正義を行うのを最も喜ばれ、私たちが公義と正義を行いながら生きるのを願っておられる方です。

「わたしは、あなたのただ中から、刻んだ像と石の柱を断ち滅ぼす。あなたはもう、自分の手の造った物を拝まない」(ミカ5:13)

今日、私たちが生きている時代もまた、預言者ミカの時代とあまり変わりありません。真理を知っていると言いながら、実際には真理に沿って生きられない時代という点で、多くのところが似ています。

周りを見渡すと、私たちの心を奪うもので溢れているのを見ることができます。まことのキリスト者ならば、私たちの人生の中にある全ての偶像を手放さなければなりません。傲慢(ごうまん)、物質、世の名誉と権勢の偶像を手放し、真理のうちを歩まなければなりません。

もちろん、預言者ミカの時代のイスラエルの民も神様にいけにえをささげました。彼らは1歳の子牛(律法で最も尊いささげ物と規定)と幾千の雄羊、幾万の油など高価なささげ物を神様にささげました。

「私は何をもって主の前に進み行き、いと高き神の前にひれ伏そうか。全焼のいけにえ、一歲の子牛をもって御前に進み行くべきだろうか。主は幾千の雄羊、幾万の油を喜ばれるだろうか。私の犯したそむきの罪のために、私の長子をささげるべきだろうか。私のたましいの罪のために、私に生まれた子をささげるべきだろうか」(ミカ6:6、7)

このように多くのいけにえをささげれば、神様が自分たちの多くの罪を赦(ゆる)されるものと考えていたのです。彼らはまた、自分たちの尊い子どもも神様にささげました。しかし、このようにささげ物をささげても、神様は喜ばれませんでした。

神様が喜ばれるいけにえは、ただ正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって神様と共に歩むことだったのです。

「人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに步むことではないか」(ミカ6:8)

神様は私たちのささげる礼拝を受け取られますが、毎日毎日神様と共に歩むという誠実な人生の方をもっと願っておられます。

(イ・ヨンフン著『まことの喜び』より)

<<前回へ     次回へ>>

*

【書籍紹介】
李永勲(イ・ヨンフン)著『まことの喜び』 2015年5月23日発行 定価1500円+税

李永勲(イ・ヨンフン)著『まことの喜び』

苦難の中でも喜べ 思い煩いはこの世に属することである

イエス様は十字架を背負っていくその瞬間も喜んでおられました。肉が裂ける苦しみと死を前にしても、淡々とそれを受け入れ、後悔されませんでした。私たちをあまりにも愛しておられたからです。喜びの霊性とは、そんなイエス様に従っていくことです。イエス様だけで喜び、イエス様だけで満足することを知る霊性です。神様はイエス様のことを指し、神の御旨に従う息子という意味を込めて「これは、わたしの愛する子」(マタイ3:17)と呼びました。すなわち、ただ主お一人だけで喜ぶ人生の姿勢こそが、神の民がこの世で勝利できる秘訣だということです。

(イ・ヨンフン著『まことの喜び』プロローグより)

お買い求めは、全国のキリスト教書店、アマゾンまたはイーグレープのホームページにて。

◇

李永勲

李永勲

(イ・ヨンフン)

4代続くキリスト教家庭に生まれ、幼い頃から主日学校に通いながらヨイド純福音教会と深い関わりを持ってきた。延世大学、韓世大学、連合神学大学院卒業。米ウェストミンスター神学大学院修士課程を修了した後、米テンプル大学で宗教哲学修士と宗教哲学博士(Ph.D)取得。米国のワシントン純福音第一教会、日本のフルゴスペル東京教会、米国のLAナソン純福音教会の担任を務め、国際神学研究院院長、韓世大学教授、米ベテスダ大学総長、ヨイド純福音教会教務担当副牧師などを歴任。対外的には、韓国キリスト教教会協議会(NCCK)会長、韓国基督教総連合会(CCK)代表会長などを歴任した。現在、ヨイド純福音教会の2代目担任牧師として、チョー・ヨンギ牧師の牧会と霊性を継承・発展させながら、ペンテコステ聖霊運動と御言葉充満の調和、仕えることと分かち合うことの実践、世界宣教および教会連合運動などに力を注いでいる。著書に『The Holy Spirit Movement in Korea』『霊的成長の道』『小さきイエスの霊性1・2』『感謝の奇蹟』『信仰の奇蹟』(以上、全て韓国語版)、韓英対訳『十字架の恵み』など多数。訳書に『ペンサコーラ、奇蹟の現場―ブラウンズビル教会』『世界ペンテコステ・ホーリネス運動の歴史』など。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:李永勲(イ・ヨンフン)
  • ツイート

関連記事

  • まことの喜び(31)使命によって脈打つ心臓 イ・ヨンフン

  • まことの喜び(29)靴を脱ぎなさい イ・ヨンフン

  • まことの喜び(28)神様の臨在を慕い求めなさい イ・ヨンフン

  • まことの喜び(27)私にとって、毎日が死の連続です イ・ヨンフン

  • まことの喜び(26)十字架を喜びなさい イ・ヨンフン

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 聖書のイエス(15)「わたしだ。恐れることはない」 さとうまさこ

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(1)思い煩いを主に委ねる 加治太郎

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.