Skip to main content
2025年9月18日19時20分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米メガチャーチの牧師夫人ら、ロシアの養子縁組禁止令の廃止求める

2017年2月12日19時12分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ケイ・ウォレンラッセル・ムーアサドルバック教会南部バプテスト連盟(SBC)養子縁組ロシア
リック・ウォレン、ケイ・ウォレン+
サドルバック教会(米カリフォルニア州)のリック・ウォレン牧師(右)とケイ夫人(写真:同教会)

米国のメガチャーチの牧師夫人とキリスト教倫理学者が最近、米国人への養子縁組を禁止しているロシアについて触れ、ロシアの孤児たちのために祈るよう呼び掛けた。

米カリフォルニア州にあるメガチャーチ、サドルバック教会のリック・ウォレン牧師の妻であるケイ・ウォレン氏は5日、自身のツイッターに「エイズに感染し、施設内で生きるしかない乳幼児たちを収容しているロシアの幾つかの孤児院を訪れたことがあります。養子縁組禁止令が撤廃されるように祈っています」と投稿した。ウォレン氏はこれまでも、精神衛生や子どもの権利の問題に関して、はっきりとした意見を示している。

ウォレン氏のツイートは、米南部バプテスト連盟(SBC)の倫理宗教自由委員会委員長であるラッセル・ムーア氏のツイートを受けてのもの。ムーア氏は同日、自身のツイッターに「ウラジミール・プーチン露大統領についての議論――暴力、宗教的迫害、犯罪行為――と共に、彼の政権が虐げている孤児たちのことを思い起こしてください」などとコメントし、ロシアの状況を危惧するツイートを連続で投稿していた。

ロシア議会は2012年12月、米議会が同月にロシアの人権問題に制裁を加える新法案を承認したことへの対抗措置として、米国人への養子縁組を禁止する法律を成立させた。

一方、ロシアでは旧ソ連時代、孤児たちは全員、政府の施設で育てられたこともあり、国内で養子縁組が行われることはまれだという。ムーア氏は「養子縁組の禁止により、子どもたちは孤児院に閉じ込められています。そして旧ソ連の国には孤児たちを養子に迎えるという文化がほとんどないのです」と述べ、「こうした制度の中で育った子どもたちは、ほとんどの場合、絶望の人生や薬物に依存した人生を送るか、自殺するのです」と続けた。

昨年7月、プーチン氏は、政府認可の礼拝所以外で自分の信仰を伝えることを禁止する法案に署名した。ロシア政府は反テロ政策の一環だと主張しているが、同国内の福音派指導者たちは、キリスト教の伝道を実質的に禁じるものだと警鐘を鳴らしている。

大宣教命令メディアミニストリーズのハンヌ・ハウッカ会長は昨年7月、全米宗教放送協会(NRB)とのインタビューの中で、「この新しい状況は1929年のソ連に似ています。当時は信仰の表明は教会の中だけで許されていました。事実上、私たちは昔と同じ状況に戻ってしまったのです。この反テロ関連法案は旧ソ連時代の最も厳しい規制法に匹敵するものです」と危機感をあらわにしていた。

孤児たちに仕えようとしているロシアの福音派教会が「その信念の故に、(ロシアの)政府と文化によって疲弊しています」とムーア氏は言う。

ラッセル・ムーア
米南部バプテスト連盟(SBC)倫理宗教自由委員会のラッセル・ムーア委員長

ムーア氏自身は、ロシア生まれの孤児2人を養子にしており、ロシアの養子縁組禁止令が「深い個人的な痛み」となったことを明かした。

「私は毎日、こうした孤児院に置き去りにされている子どもたちのことを、まさに自分の息子たちのように考えます。(シリア内戦の激戦地であった)アレッポで吹き飛ばされた子どもたちのことも」

「今、その2人の元孤児たちは、私たちの教会で案内係の奉仕や献金当番をしています。彼らの仲間の多くは恐怖の中で暮らしています。主よ、彼らを憐(あわ)れんでください」

ムーア氏はこれまでもプーチン政権を強く批判しており、養子縁組に関する懸念も踏まえ、何度もロシアが自らを「伝統的価値観の擁護者」のように描写することを酷評している。

2014年には、「私は過去2、3年の間に何度も、プーチン氏と彼の政権が米国と世界の他の国々に、家庭の大切さについて説教しようとすると聞きました。私は全くそれを信じていません」とコメント。「私は、中絶率が甚だ高い国、孤児院が子どもたちで満ちていながら、他の国々の人々が養子に迎えることを許さない、そういう国を信じません」と述べていた。

また、「ロシア政府はロシア人たちが養子を迎えるように励ますために何もしていません。そのため、孤児院に閉じ込められている子どもたちは、やがてそこから出て自分の力で暮らしてゆかねばならない頃になると、多くの場合、売春や薬物乱用、自殺に走るのです。これが家庭を大切にする価値観だと言わないでほしい」と批判していた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ケイ・ウォレンラッセル・ムーアサドルバック教会南部バプテスト連盟(SBC)養子縁組ロシア
  • ツイート

関連記事

  • ロシア、伝道規制法で教会指導者を逮捕 説教中に

  • 「迫害」テーマの世界サミット、開催地をモスクワからワシントンに変更 ロシアの伝道規制法受け

  • ロシア正教会、中絶への反対姿勢を硬化、全面禁止を求める声

  • ロシアは何を目指すのか? 『宗教・地政学から読むロシア「第三のローマ」をめざすプーチン』(1)

  • ロシアで流行する民間呪術とキリスト教(1)文化人類学者、ロシア文化研究者の藤原潤子さんが講演

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 花嫁(33)愛には恐れがない 星野ひかり

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(28)ニコラス司教逮捕される

  • ワールドミッションレポート(9月18日):パプアニューギニア イースターは1日じゃない、1カ月続くリバイバルだ

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(3)神の御霊と一つ 加治太郎

  • 右も左もわきまえないやから 穂森幸一

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.