治安維持法で獄死した詩人尹東柱生誕100年 11日に同志社大、19日に立教大で追悼行事

2017年2月9日12時17分 印刷
+治安維持法で獄死した詩人尹東柱生誕100年 11日に同志社大、19日に立教大で追悼行事

太平洋戦争下、治安維持法違反の疑いで逮捕され獄死した詩人尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~1945)の生誕100年を記念して、2月11日(土)に同志社大学(京都市)で献花式と上映会が、19日(日)には東京・池袋の立教大学で追悼礼拝と「尹東柱物語―空と風と星と詩」の公演が行われる。

尹東柱は1917年、間島のクリスチャンの一家に生まれ、1942年から日本に留学し、立教大学で半年学んだ後、同志社大学に編入した。在学中、日本の植民地政策による弾圧の中、民族への思いと平和への思いを込めた詩の数々を、当時禁じられていたハングルで書き続けた。

しかし、1943年7月、友人との会話の中で日本の朝鮮半島政策を非難し、朝鮮語や朝鮮史の勉強を勧めていたことなどが「民族運動の扇動に当たる罪」として治安維持法違反の疑いで逮捕され、懲役2年の刑で福岡刑務所に収監され、1945年2月16日、27歳の若さで獄死した。

韓国では国民的詩人として読み継がれており、詩集『空と風と星と詩』は日本語にも翻訳されていることで知られる。

11日(土)は午後1時半から、同志社大学今出川キャンパスに没後50周年を記念して1995年に建設された詩碑の前で献花式が行われ、2時半からは韓国ソウルの尹東柱記念館が製作した「映像でたどる尹東柱」の上映会が行われる。韓国から来日する研究者や大学生との交流会も予定されている。

19日(日)は、午後2時半から立教学院諸聖徒礼拝堂で追悼礼拝が行われ、3時15分から本人の詩と音楽で構成する「尹東柱物語―空と風と星と詩」の公演が行われる。

献花式・「映像でたどる尹東柱の100年」
主催:尹東柱を偲ぶ会 同志社コリア同窓会
日時:2月11日(土)午後1時半~5時
場所:同志社大学今出川キャンパス内詩碑・良心館207号室
連絡先:090・3286・8658 hshgpark@ybb.ne.jp 朴氏

「詩人 尹東柱とともに・2017」
主催:詩人尹東柱を記念する立教の会 後援:立教大学チャプレン室
日時:2月19日(日)午後2時半~4時45分
場所:立教学院諸聖徒礼拝堂 東京都豊島区西池袋3-34-1 「池袋」駅西口から徒歩7分
参加費:資料代一般千円(学生500円) 申し込み不要
連絡先:pyol-1917@ezweb.ne.jp 楊原(やなぎはら)氏

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