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主の御声に聞き従おう 万代栄嗣

2016年11月7日23時17分 コラムニスト : 万代栄嗣
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「・・・『尊い先生。永遠のいのちを自分のものとして受けるためには、私は何をしたらよいでしょうか。』イエスは彼に言われた。『・・・戒めはあなたもよく知っているはずです。・・・』・・・『先生。私はそのようなことをみな、小さい時から守っております。』・・・『あなたには、欠けたことが一つあります。帰って、あなたの持ち物をみな売り払い、貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。』すると彼は、このことばに顔を曇らせ、悲しみながら立ち去った。・・・」(マルコの福音書10章17~22節)

2016年の残りの日々を、共におられるイエスと語り合いながら、敏感にイエスの声を聞き取り、お言葉に聞き従うことを意識し進んでいきたいと思います。

今日の聖書は、1人の人がやって来て、永遠の命を頂ける秘訣を教えてくださいと、イエスに願い出る場面です。そこでイエスは、旧約聖書の十戒をあらためて語られますが、この人物はそれらのことは当然のことであり、小さい頃からずっと守っていますと返答します。そんな彼に対し、イエスは彼の一番の問題点をご指摘になり、持ち物を全て売り払い弟子となるためについて来るよう答えます。しかし、多くの財産を持っていた彼は悲しみながら立ち去りました。

イエスが弟子になるように声を掛けられたのは、ペテロやアンデレなどの12弟子だけではありません。聖書のさまざまな箇所において、イエスは人々に声を掛けられますが、その招きにすぐに従い使徒として歩んだのは全員ではなかったのです。私たちは、語り掛けてくださる主の御言葉を聞き過ごすだけにしますか、それとも聞き従い神の恵みを頂きますか?

私たちが主に聞き従うことを妨げる3つの事柄を知っておきましょう。

1. 自己満足からくる高ぶり

この人物は、イエスに永遠の命を得るにはどうしたらよいですかと尋ね、十戒は幼い頃から守っていますと言いました。この言葉の中には、イエスに「あなたは立派だ」と言ってもらえるだろうという期待や、自分は律法を守っているという自己満足が伺えます。この自己満足が神の前に高ぶる気持ちを芽生えさせ、人間をとる漁師として生きていこう、天に宝を積もうと言われたイエスのお言葉に従うための妨げとなってしまったのです。

2. 自分の理屈しか受け入れない頑なさ

永遠の命を頂くためにはどうしたらよいでしょうかと尋ねたこの人に対して、イエスは答えを下さらなかったのでしょうか。いいえ、はっきりと答えてくださいました。持ち物を売り払って私について来いと。しかし彼は、イエスに問い掛けておきながら、自分の望んでいる答えしか受け止めない頑固さがありました。

私たちはどんなに賢くても、神の前に出ながら自分の筋書きでしか神の恵みを受け取れないような頑なさに陥ることがないように気を付けましょう。

3. 目の前の金品に心を奪われている

彼はイエスに永遠の命のことを聞きながら、心はお金から離れることができませんでした。イエスが、彼を拒否されたのではありません。ペテロやヨハネを招いたときと同じ言葉で彼を招かれたのです。弟子となり大きく用いられるチャンスを頂きながら、彼は従えなかったのです。それは財産が多いかどうかの問題ではありません。彼が神のビジョンよりも、今持っている金品に心を奪われていたからです。

神のお言葉を「きく」ということは、聞いて行うというところまで含まれます。神のお声は、常に私たちに響いているはずです。それをただ聞き逃したりしないで、聞いたならば、そのお言葉を行っていきましょう。神の御前にへりくだり、高ぶることなく、主を見上げましょう。そして主が語ってくださったら心を柔軟にして、主の御心を受け入れるようにしましょう。

◇

万代栄嗣

万代栄嗣

(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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