Skip to main content
2025年8月27日23時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

あなたはかけがえのない存在です 穂森幸一(25)

2016年3月4日18時56分 コラムニスト : 穂森幸一
  • ツイート
印刷
関連タグ:穂森幸一

私は、「神に愛されている価値のある者です」という知識を持っていながら、仕事の発注が減り、収入が落ち込むと、「自分の役目は終わったのか」と弱気になる悪い癖があります。

ところが、先日、行われたセミナーの講師のお話はとても刺激がありました。「変革を起こすためには、脳内のドーパミンが放出されなければなりません。それを促すのがpassionです。Passionは『情熱』とも訳されるが『受難』とも言います。この世の中で一番のpassionはキリストの十字架でしょう。マタイ受難曲はMatthäus-Passionと言われています」というお話を聞いたとき、私の脳の中で何かが目覚めたような気がしました。

キリストの苦しみに比べるなら、私の受けた試練など取るに足りないものです。発注が減っただけで落ち込んではおれない、新しい方策を考えなければいけないという気持ちが出てきました。

これもセミナーの中で語られたことですが、幸福度ランキングというのがあるそうです。国民がどのように幸福感を持っているかアンケートなどをもとに調査するものです。以前、ブータンが世界一幸福な国として話題になったことがあります。

講師の話では、経済と国民幸福度はあまり関係ないそうです。日本は第2次世界大戦後、大きな経済成長の節目を3度ばかり迎えています。経済成長の前と後では、幸福度に変化はないそうです。また、高額の宝くじに当選した方々を追跡調査したところ、宝くじで高額のお金を手に入れても、幸福度は変わらなかったそうです。

私は、「もう少しお金があれば何とかなるんじゃないか」と思うこともありました。しかし、お金だけでは、世の中の変革は起こせないし、感動も生まれないということが示されたように思いました。

私は幼少期から無意識に人と比べる生き方をしています。友達がかっこいい自転車を持っているのに、自分は持っていないと、親にねだってみたり、お小遣いを貯めて何とか手に入れようとしました。それができなければ、持っている友達をうらやましがっていました。外見も服装も友達と合わなかったり、違っていると卑屈になったり、ねたんだりしている自分がいました。しかし、自分を評価してくれる信仰の仲間に出会うことで価値観が変わり始めました。

人は自分の個性というものを鏡に写しても見ることはできません。第三者に投影されて初めて個の意識というものが出てくるそうです。自分を評価してくれる人に出会うことで人生が変わります。「あなたはかなりの変わり者だね」と言われ続けてきたのに、ある日、「あなたは独創的だね。おもしろいね」と言ってくれる人に出会うと自信が出てくるそうです。

米国に研修に行っていて気付いたことは、髪の毛の色がいろいろあるということでした。背の高い人、低い人、太った人、痩せた人、皮膚の色もさまざまです。人種のるつぼといわれるアメリカで生活していると、外見よりも大切なことは中身だということがよく分かります。その人がどのような発言をするか、行動をとるかが注目されます。

他の人の無責任な言葉に振り回されないほうがいいと思います。機敏な行動をすると、落ち着きがないと言われたり、思慮深くあろうとすると、反応が鈍いとか、決断力に欠けるとまで言われたりします。

大切なことは、自分のことを正しく評価してくれる人の言葉を忘れないようにすることだと思います。批判的否定的な意見を言われたときは、前向きな評価をしてくれた人を思い出すべきです。

この世界で私という個は、一つだけの存在です。その存在を神が選び、大切なものとして扱ってくださいます。キリストのパッションが私たちの内部に点火されるとき、今まで見たこともない大きな変革が生み出されると思います。

「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです」(ヨハネ福音書15:16)

<<前回へ     次回へ>>

◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:穂森幸一
  • ツイート

関連記事

  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(5)無償の愛

  • 温故知神—福音は東方世界へ(41)日本に景教を紹介した人物たち・その3 川口一彦

  • 死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(57)妻は何番目か 米田武義

  • ようこそ!みのり農場へ(26)講演会と礼拝を通じて 星野敦子

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(8月27日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(2)

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.